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今朝はまだちょっと薄暗い時間帯に出発。成田について、バンコク行きの飛行機を待っていると、何やら取材陣がたくさんやってきた。外国の人が、「有名人が来るみたいだ」みたいなことを言っていたので、はて誰が来るのかと思っていたら、例の大地震の救助隊の人たちがやってきて、取材陣はその人たちをテレビカメラにおさめていた。テレビのニュースを見ていると、マグニチュード9 というトンでもない規模の地震であることがわかってきているみたい。会社の人を含めて、インド、タイ近辺に知り合いが何人かいるのでホントに心配です…
さて、バンコク行きの飛行機は比較的すいていたのだけど、後ろに座ったガキがシートを蹴ったりやたらと暴れるので迷惑…。親は全くの知らん振りでホントにどうなってるんだろうかとあきれる…。一方で、前に座った外国人カップルは座ったとたんにいきなりキスしだしたりして…、ホントに困った席だ。
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それにしても、こうなると6時間強というのは長い。しかもバンコクからカンボジアのシェムリアップへの乗り換えでは飛行機が遅れたこともあって 4時間の足止め。原因ははっきりとはわからないけれど、どうもスマトラ島地震の影響ではないかな? 自分たちの便以外でも、6時間近く待っている人がいたから。シェムリアップに着いたのは日本時間で 23時すぎ。救いは、これから 3日間泊まる BOREI ANGKOR HOTEL の部屋が広くて綺麗で落ち着いていること。明日からのアンコールワット観光も楽しみです。
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シェムリアップの街から少し車を走らせると、アンコールワットへの入場のためのパスを作るゲートのような場所でパス作成のために少し待たされる。このパスは、アンコールワットを中心とする様々な遺跡に入場するために必要で、僕らは3日間のパス。
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ここを出て、しばらくするとアンコールトムの中心にあるバイヨンへと至る南大門に到着。この通路の両側には神々と阿修羅の像がたくさん並んでいる。これらのいくつかは首がなくなっていたりするのは、盗まれたり宗教上の争いのためのよう。残された顔の穏やかな表情と、頭の無い像を見比べているとなんだかちょっと複雑な気分。
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バイヨンにはたくさんの塔があってそれぞれの塔には東西南北各方向に観世音菩薩の顔があって、それぞれの違った表情を見せている。中でも印象的なのが笑みをたたえた顔。また、デバターと呼ばれる女神のレリーフもあちこちに見られて美しい。
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バイヨンの回廊には人々の生活や争いの様子などが事細かに描かれていて面白い。例えば、闘いの絵の中では、耳の長いのがカンボジア人で耳の短いのはシャム(タイ)人とか、髭をはやしているのは中国人とかいう区別があったりする。また、人がワニに噛み付かれていたり、豚の丸焼きを作っているようなレリーフまであったりする。ということはガイドさんが神話を紹介しながら説明してくれる。ガイドさんがいるとガイドブックとにらめっこしながらとか、何もわからずに素通りしてしまうことが無いのがありがたい。この建物の中では、地元の人が占いをしていたりするのも印象的だった。
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タ・ケウは、バイヨンとはまた少し違った表情を見せる。全体的にごつごつと硬い印象。ここは特に彫刻などがないということで、外側から写真を撮るだけだったのだけど、未完成と言われながらも(建設中に雷が落ちて、これ以上すすめると悪いことがおきるから途中で建設を中止したらしい)、何か構成の美しさを感じさせるような佇まいだった。遺跡のすぐそばが生活圏なのか、水辺で何かを取っている人や地元の子供たちもたくさんいる。一生懸命物を売る子供たちも含めて子供たちは素朴でかわいらしい。
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タ・プロームはアンコールワットの遺跡群の中で、意図的に修復を行っていない遺跡。というのは、スポアンと呼ばれる木々が遺跡を侵食していく様子がある種の美しさを感じさせるから。けれど、来年インドによって修復が行われるそうである。この表情を残したままの修復が行われると良いけれど。子供たちが遊んでいてカメラを向けると実に素朴なはにかみ笑顔を浮かべてくれたりして、そういうのをそっと写真に収めるのが楽しくなってしまう。また、橙色の衣をまとった僧侶や仏像の姿も大変印象的である。
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修復が行われていないこともあって、石が緑色のカビに覆われていたり、スポアンの木々が石に食い込みながらものすごい生命力を見せ付けている。また、そんな風に風化したところに残されているレリーフはまた別の美しさを感じさせる。ここはもう少しじっくりと見てみたいところだった。
他の建築物が東向きに建てられているのに対して、アンコール・ワットのみが西向きに建てられているのは、この建造物がお墓であるためなのだそう(死者は西向きに弔う)。この日アンコールナイトと呼ばれるイベントがあるために、お昼の最も暑い時間を使ってここを見たのが幸いして観光客が少ない。というのは、どうも一般的にここの観光では、お昼ご飯を食べた後 2〜3時間くらいの昼寝休みを取るからである。
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アンコール・ワットの第一回廊は、数百メートルにわたって美しいレリーフが施されていて、それには様々な物語が描かれている。ガイドさんが話してくれた神話は、神々の話であるのだけれど、ちょっと人間っぽいところもあってなかなか面白い。一度調べてみようと思う。
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アンコール・ワットの中央塔へ至るには、まったくどうしてこんなものを作ったんだろうというような絶壁のような階段があって(感覚的には80度くらいありそう…)、それを登ると美しいデバターのレリーフや美しいねじり模様のような格子窓を有する第三回廊や中央塔を見ることができる。とはいえ、これらを見た後は、ここに登ってきたことを後悔するほどの急な階段を手すりを頼りに降りていくことになる。
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そういえば、シェムリアップ(Siem Reap)という地名は、「タイ人を追い出した」という意味らしい。この国の歴史は隣国のタイやベトナム、フランスなどに翻弄され続けていたため、タイに対してはあまり良いイメージを持っていないようである。ガイドさんの話のふしぶしからそんな雰囲気を読み取ることができる。
まったく、今日が年末で冬であるということをすっかり忘れてしまうような猛烈な日差しと、ノンビリとしたカンボジアの人たちの日常という感じ。日焼けによって体力を奪われるため、昼間の2〜3時間をお昼寝タイムとしてホテルに戻って休むというのは、すごく合理的でいいことだと感じた。ホテルに帰ってふと見たら、欧米の方たちはノンビリとプールに入って遊んでいた。彼らはきっと、もうアンコールワットをすっかり堪能したのち、更なる休暇をノンビリと過ごしているに違いない、贅沢だなぁ。
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ここ半年ほど、月に2回ほどアンコール・ナイトなるイベントが開かれていて、バイヨンのライトアップ、カンボジアの伝統音楽を聴いたり、影絵のショー「スパエク・トム」を見ながらの夕食、カンボジアの伝統舞踊を鑑賞できたりする。ライトアップされた遺跡は、昼間の猛烈な日差しを受けているときとはまた違った神秘的な一面を見せてくれる。影絵はあまり印象になかったが、伝統舞踊はなかなか面白い。女性のしなやかな動きときらびやかな衣装が目を惹く。しかし、思ったよりも冷え込む。そして星空がすごく綺麗。あまり視力のよくない裸眼でコレほどまでに星を見たのは久しぶりだ。
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朝5時に起きて、アンコールワットに日の出を見に行く。カンボジアの人たちの朝は早くて、まだ日の出ていない頃から食堂がやっていて、結構な数の人たちが食事をとっているし、バイクや自転車であちらこちらへと向かっているようだ。
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前日のガイドさんの話だと、こういうこと(日の出を見る)をするのはほとんど日本人だという話ではあったけれど、意外と海外の方もたくさん来ている。真西に向いているアンコールワットだから、正面から見てその後ろから日が昇るわけだが、この時期は残念ながら真後ろではなく向かって相当右側(南側)から日が昇ってきた。うっすらとシルエットしか見えない状態から、だんだんくっきりと建造物が見えてくる様子は本当に美しい。様々な人が遺跡に座り込んでのんびりと日が昇ってくるのを見ていて、そのノンビリとした時間感覚がとってもいい感じ。
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まだ7時前だというのに、子供たちが遊んでいたり、大人もセパタクローみたいなことをやって遊んでいたりする。でも、大部分の人たちは 7時から仕事が始まるとのことで、相当な数のバイクや自転車に乗った人たちが建築現場などに向かっている。彼らは、朝7時から11時まで仕事をした後、3時間ほどのお昼寝休憩をとって、2時から5時くらいまで働くのだそう。
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朝食をとって、一休みとった後に向かったのがバンテアイ・スレイ。シェムリアップの街から40キロほど、舗装はされているものの荒れた道をドタンバタンしながら進む。道の途中には高床式の家があって、妙に痩せた牛が飼われてたりしている。小学校で子供たちが元気良く遊んでいるのが素朴な感じで、すごく懐かしい感じがしてしまう(^^;)。
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赤い色をしたバンテアイ・スレイの遺跡は、その彫刻の美しさにとにかく目を奪われてしまう。バンテアイ・スレイという名前が「女の砦」の意味をもつのと、ここに存在する美しいデバターは無関係であるとは思えない感じ。現在修復中のため、「東洋のモナリザ」と称されるデバターを見ることはできなかったけれど、紅色砂岩に施された彫刻は、これまで見てきたものとは一線を画す繊細さで、小さいけれど時を忘れて見入ってしまう。
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また、周りを取り囲む堀に咲く睡蓮の花との対比もとてもいい感じ。睡蓮の花は、ピンク色のものがたくさんあるけれど、白や紫のものもいくつかあって、非常に強い日差しがある中で強い生命感を感じさせて、ちょっと不思議な感じ。
ガイドさんによると、カンボジアの人たちはこの遺跡を守るために地雷を回りに埋めていたのだそう。また、以前は強盗がいて見学できない時期もあったのだそう。つい十数年前にポルポト派の内戦などがあったことを考えると、こういう遺跡の保存状態が非常に良く、かつこうやって今見ることができるのはとてもありがたいことだなぁと思ったりするのです。
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お昼寝休憩をはさんで向かったのはロリュオスの遺跡群。ロリュオス地方の遺跡は、800年頃に建てられたものが多くアンコールワットよりも古い。最初に向かったのがロレイ(Lolei)。ここは赤いレンガで作られていて、寺院の脇にある様々な南国のフルーツの木の緑との対比が美しい。けれど、かなり風化している感じもあって、他と比べるとあれれという感じもする。
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プリア・コー(Preah Ko)は、アンコール遺跡中で最古の寺院で、「聖なる牛」というだけあって、牛の像が3体寺院の正面にある。ここに残る漆喰の彫刻はなかなか綺麗。
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で、最後に向かったのがバコン(Bakong)。ここは、コレよりも後の時代に作られたアンコールワットに形がそっくりな砂岩(灰色の岩)で作られた中央の塔を囲むように紅色砂岩で作られた塔があってその色の対比も美しい。なぜ、アンコールワットに似ているのかというと、どうもアンコールワットを建てた王が、ここに後から中央の塔を建てたためだとのこと。
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バコン(Bakong)には、中央の塔から北東・北西・南西・南東の方向に象の像が3体ずつ計12体並んでいるのだけれど、これがなんだかすごくかわいらしい。また、東西南北の各方向には、シンハ(狛犬?)の像が並んでいて、全体としての構成の美しさも素晴らしい。そういえば、聖書のようなガイドブックを持ったフランス人が、ガイドさんを質問攻めにしていて、ガイドさんが困り果てている(ため息をついてた)のを見た。勉強熱心もいいけど、あれじゃちょっとかわいそうかもしれない(笑)。
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最後に夕陽が美しいというプノン・バゲンに行った。ここは、なんだか良くわからないのだけれど、とにかく恐ろしいほどの観光客が訪れている。車が渋滞し、丘を登る急な坂道には、それこそ蟻んこのように人がわんさかいる。ここからはアンコールワットを遠くに見ることができ、また夕陽も美しいので人が集まるのだろうけれど、どこから沸いてきたんだというほどたくさんの人人人。プノン・バゲンの遺跡の向こうに沈む夕陽は確かに美しいのだけれど、なんだかそれも人の頭の上からしか見ることができなくて、ちょっと残念。
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びっくりするのは、日が落ちてから暗くなるまでの時間の短さ。ホントにあっという間に暗くなってしまう。それくらい灯りが無いのだ。でも、そんな当たり前のことが感じられるのも良いことかもしれない。
最終日は夜の出発までフリーだったので、タクシーかトゥクトゥクかを借りてノンビリと観光しようということにしていた。日差しのきつさと排ガスのことを考えると、一日トゥクトゥクはちょっと大変そうだったので、タクシーを一日借りることにした。手配してもらっている間に、ホテルの受付の人といろいろと話す。ここの人たちは、ホントに人懐っつこい感じでいろいろと楽しく話すことができ、コレまで見てきた以外のところのお勧めの遺跡などを聞いたりした。彼らは、感謝するときに手を合わせてお辞儀をしてくれるのだけれど、その姿はどこで見ても非常に真摯な感じがして気持ちが良い。
タクシーの運転手さんは33歳で、乾季のハイシーズンは観光客相手のドライバーをしているのだそう。基本的に 1日借りて 20〜30ドル程度になるのだけれど、コレは相当な稼ぎみたいで、ローシーズンには仕事がなくなってしまうので、野菜を育てたり地元の人相手のタクシーをやるのだそうだけれど、そのときは、1人から 1000リエル(1$ が 4000リエル)程度しかもらえないんだと言っていた。なんというか、それでもすごく明るくノンビリとした感じで、僕らが観光するときも、「1時間くらい見てから戻ってくるから」などというと、「時間は気にしなくていいよ、あんた次第だよ」などといって、肩をたたいて送り出してくれる。もしかすると、ベトナムからの輸入のために高いというガス代を浮かせられていいのかも知れないけれど(笑)
道のところどころに警官がいることがあり、何台かの車がその前で止まったりしている。これは、彼らの給料が相当に低いために警官の立場を利用して賄賂を要求しているのだそう。でも、例えば偉い人のために何かを運んでいるトラックや、観光に携わっている車などには手を出さないよう。特に上層部の腐敗がひどいのだそうで、ほとんど悪い奴だとまで言っていた。
とはいえ、今回の旅行で出会った何人かのカンボジアの人たちを見ていると、素朴で明るくてとても親しみを覚える感じ。
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バイヨン以外はあまり見ることのできなかったアンコール・トムの王宮をじっくり見てみたいと思い、まずそこへ連れて行ってもらった。長さ200メートルにも及び円柱に支えられた空中参道をわたって行くバプーオン(Baphuon)。
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そこから王宮の中央にあるピミアナカス(Phimeanakas)と見ていく。ここには、あちこちに崩れてしまったレリーフの一部が散らばっていて、この大きな王宮が廃墟になってしまった長い年月を感じさせる。
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ライ王のテラス(Leperking Terrace)は、高さ6メートルの壁にぎっしりと神々やナーガ(蛇)の彫刻が施されていて、その数にもその美しさにも圧倒される。このライ王のテラスから象のテラス(Elephant Terrace)にかけては、数百メートルにわたってガルーダや象のレリーフが永遠と彫られている。
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ホテルの人が薦めてくれたのがここプリア・カン。プリア・カンとは「聖なる剣」の意味を持つのだそう。ここの参道で、参道に並ぶ神々はナーガ(蛇)の尻尾を引っ張っていることに初めて気づいて、良く見ると綱引きのようで笑えるのです。
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ここは他の遺跡と違って、内部空間が非常に大きくとられている(石を積み重ねて作ることを考えると、これだけの空間を作り出すのはかなり大変なはず)。西から東に一直線に建物内部を貫く道は、いくつもの石窓(というか門?)があるために、いっけんすると、並列して並ぶ2枚の鏡の間に立っているような錯覚を覚える。
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ここは建造物が非常に大きく、かつ迷路のように回廊が巡らされている。そんな中を歩いていると、突然 2階建ての石造建造物が見えてくる。まるでギリシャの神殿建築を思わせて、実に印象的。また、ここのデバターはとても優しくてかわいらしい表情をしているものが多く、それを探すのも楽しい。だいたいどのガイドブックでもあまり大きく取り上げられていないようだし、実際、昨日までの観光コースに入っていないのだけれど、ここは個人的には必見の場所だと思う。
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この後、マーケットを見たりマッサージを受けてリラックスしたいと思っていて時間があまり無いから後一つ遺跡のお勧めを教えてとドライバーさんから聞いたのがここニャック・ポアン。ニャック・ポアンは、「からみあう蛇」という意味があるそうで、実際中央の建物の横に絡み合うナーガの像がある。中央の建物が池の中に存在していて、そこから東西南北の設置された、人・馬・ライオン・象の頭部を通して、四方の池に流れ込むような仕組みになっていて、ちょっと他の建築物と違う印象がある。
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今は乾季であるためか池には水がなく、象の頭部を見に行くとお線香があった。ここでお賽銭を入れてお線香をあげてお参りをしていたら、地元の子供が手を合わせてありがとうと言ってくれた。何かすごくいい気持ちになった。
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シェムリアップの中心にあるのがオールド・マーケット。食堂があるので、お昼を取ろうと注文をしたものの全然出てくる気配が無いので、結局キャンセル(笑)。そう、カンボジアの人って、空港の入国審査もそうだったけれど、何かすごくノンビリなのだ。マーケットは活気があって、野菜や果物、肉や魚、乾物、様々な土産物、日用品などがところ狭しと並んでいる。
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野菜はかなりいろいろなものが入ってきているようで、色とりどりの野菜は新鮮で美味しそう。市場の一角に、凄まじい臭いを発する場所があるのだけれど、これは干し魚の臭い。土産物屋には、カンボジアシルクとか様々な置き物などがおいてある。また銀器とか宝石なども扱われていたり、マニキュアなどのコーナーもあってとにかく何でもありな感じ。こういうところは、見ているだけでとっても楽しい。
旅の疲れを最後にとるというのもあって、タイ・マッサージを1時間ほど受けました。体のあちこちがぼきぼきと音がなるので大丈夫かいなと思うのだけれど、終わるとすっかりリフレッシュ、また体がいつまでもぽかぽかとしていて気持ちがいい。
シェムリアップの街は、レベルの高いホテルなどもたくさんあってホテルでのリゾートライフを楽しむことができると同時に、アンコールワットなどの遺跡や、水上生活等を見ることのできるトレンサップ湖の観光資源の豊富さ、温かくて素朴な人たちとの交流などもあって、今まで様々なところを訪れたけれど、その中でも本当にまた遊びに行きたいと思える場所。今度訪れるときには、ぜひ残りの遺跡とともにトレンサップ湖の水上生活を垣間見てみたいと思いました。