2004/10 那須で紅葉狩り

茶臼岳コース

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関東近郊で温泉があって、ちょっとした観光ができる日帰りスポットをだいぶまわってきた気がしていたのだけど、那須がすっかり抜けていた。那須といえば、茶臼岳であり、そのふもとにある那須七湯だったりするのです(やっぱり温泉)。

この日は山歩きをするには、もってこいの晴天で、茶臼岳をぐるりと巡るコースは3時間もあればゆっくりと楽しむことのできる比較的楽な道。でも、火山岩でできたと思われる瓦礫でできた灰色の茶臼岳や、いまだに噴煙を上げる無限地獄、見事に色づいた紅葉を見渡せたりと見どころ満載。もちろん、そこからさらに奥に入っていく道もあって、自分の体力と日程にあわせていろいろと楽しめそう。

もっとも、このコースにあがってくるまでが大変で、とにかくひどい渋滞。バスに乗っていた自分は途中で降りて、ロープウェイの駅まで歩いてしまったけれど、普通に車で来ていたら、一体どれだけの時間を必要としたか(苦笑)…

山頂駅 〜 牛ヶ首

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ロープウェイの山頂駅付近にはたくさんの人がいるけれど、そこから牛ヶ首に至る道に分岐するとだいぶ人の数が減る。「鉢巻き道」と呼ばれる道は、山腹に沿うように平らな道ではるか遠くまで見渡せる気持ちのよい道。

しばらく進むと、山の谷に沿って赤と黄色を使った絨毯がひかれているような場所が見える。谷に沿って紅葉が見えるというのは、あまり見たことが無いような気がする。

牛ヶ首は、この「鉢巻き道」から南月山、三斗小屋温泉、峠の茶屋跡避難小屋への分岐点になっていて、ここからも素晴らしい紅葉を見ることができる。姥ヶ平の方を見ると、右端の写真のように、緑、黄色、赤 だけでなく、葉が落ちたことによって灰色に見える木々の色がモザイクのように見えてホントに綺麗。

牛ヶ首 〜 峠の茶屋跡避難小屋

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牛ヶ首近辺では、硫黄の匂いがあたりに漂う。それは、すぐ近くの無限地獄と呼ばれる噴火口から今もなおガスが吹き上げているから。登山道の一部にもぽこぽこと穴が開いていて、そこから「しゅーっ」と蒸気が吹き上げて、その周りには硫黄の結晶が付着していたりする。

この無限地獄は思ったよりも登山道の近くにあって、少し近くによると地熱を感じることができて、黒部のみくりが池のように、こんなところに温泉がわいていたらなぁなどと勝手に思ってしまう(笑)。

峠の茶屋跡避難小屋 〜 山麓駅

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峠の茶屋は、朝日岳などとの分岐点になっていて、ここではたくさんの人が休憩をとっている。灰色の瓦礫でできた茶臼岳と違い、朝日岳の方は茶色の岩肌が露出していて、急に景観が変わる感じ。左の縦の写真は、茶臼岳側から峠の茶屋とその向こうの朝日岳を望むもので、真ん中の写真は峠の茶屋から茶臼岳を望むもの。その違いを感じてもらえるかなぁ。

ここからは、この朝日岳を左に見ながら山麓駅に向かって降りていくのだけど、その途中の山肌がなかなか。緑のビロードの上に赤い宝石がちりばめられたようで、すごく綺麗なのだ。山の景色とはちょっと思えない感じ。

パノラマ写真ってのが、意外と綺麗にできるのに気づいたので、もう一つ載せてみました。これも峠の茶屋近辺の眺めです。

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那須湯元 鹿の湯

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山麓からバスで30分くらいおりると、那須湯元に到着する。ここには鹿の湯という共同浴場があって、木造の素朴な建物が風情を感じさせて、すごく期待させてくれる。

この温泉には、短熱浴と呼ばれる独特な入浴法があって、まずは入り口手前にある洗い場のようなところで、手拭いを頭にかぶって、熱い湯を何十回も頭にかける。それが終わったら、奥にいって、2〜3分ほど半身浴をしたのち、少し休憩をとり、次に同じ時間全身浴をする。これを繰り返すようなのだ。

浴場にはすでにたくさんの人がいて、短熱浴を楽しむために、マイ手柄杓、マイ砂時計、水分補給のためのマイ水筒、休むためのマイマットを持ち込んでいる人もいる。

右手奥から 48度、その隣が 46度、手前は 44度、43度、42度、41度という感じで温度の異なるお湯があって、1つの湯船は4人入るといっぱいという感じ。時々係員の人が入ってきて温度を測っているから、しっかりと管理されているみたい。短熱浴を知らない人も、適当な時間入ったら外に出て涼み、また入ってというのを繰り返す。お湯は、硫黄の成分で白濁した非常に強い酸性のお湯で、実際お風呂から出たら腕にしていたロッカーの鍵が黒ずんでしまっていた。鄙びた雰囲気、温泉場らしさなどを楽しむのが好きな自分には、ホントにあ〜幸せなどと思ってしまう。