
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ||||||
| 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
| 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
| 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
| 30 | 31 |

アルトサックスでは、艶があってふくよかで優しい音色を持ちながら、でもちょっと渋い演奏をする、そんな感じの人が好きであって、吹く自分もそんな風になれればよいなぁと思いながら吹いてるわけですが、そこはまぁ(笑)。
Phil Woods の Round Trip。この人アルトサックスの音色は結構そんな感じで好き。ここ最近は忙しくてレコードに針を落とすなんてことをしばらくやっていなかったのですが、いいですなぁ。ストリングスに合わせて気持ちよくサックスを吹いてるフィルウッズの演奏がなかなかいいです。1面の Here's That Rainy Day や続く Love Song For A Dead Che、2面の This Is All I Ask なんかを聞いていると忙しさを忘れてホントになんだかホッとします。
アルバム中 5曲は Phil 自身が書いた曲で、2曲を除いてアレンジもこの人自身が行っていることを考えるとなかなかスゴイ。2面に Flowers って曲があって、この曲の独特な雰囲気がすごくいいなぁと思っていたら、この曲はノルウェーにある Molde という街(バラの街と呼ばれているのだそうです)とノルウェーの人々に捧げた曲なんだとか。Flowers なんて曲が捧げられたバラの街がノルウェーにあるんだ〜なんて思うとちょっと気になってきました(笑)。

サックスの卒業に合わせて、masatoshi さんが贈ってくれたプレゼント。それは以前ライブにも連れて行ってもらった酒井さんのアルバム Fragrance of Love。なかなか洒落た感じのジャケット、イマイチ本人のキャラとはあれれって思ったりもしたけど、まぁソレはおいておいて(笑)。
アルバムの収められた曲は、オルガンを使ったファンキーな感じの曲もあればブルージーなもの甘く歌うようなものもあり、どれも本当にいいなぁ、アルバムにありがちな「はずれ」が本当にない感じ。渋く艶のあるサックスの音色には思わずうなってしまいます、強いて言うとライブで時々あったパワフルで暴れまわるような感じがあったら最高だったかも(笑)。
かなりのお気に入り。

スウェーデン出身のセシリア・スターリンのストレイト・アップ。仕事でお世話になっているスウェーデンだからどうしてもいろんなことが気になったりします。これも帯に「純白の綿毛のようなクール・ヴォイス!まさにスウェーデンの白い妖精というべき魅力を持ったシンガー、セシリア・スターリンによるパーフェクトなジャズ・ヴォーカル・アルバム!」とか書いてあって気になって買ってみたわけです。
タイトル曲の Staight Up が始まるとすぐにこの人の声は好みだなぁと感じ、曲の感じもすごく良くて機体が高まる。続く Bogaloo Boy の始まり、なんかどこかで聞いたことがあるようなフレーズはソウルフルですごくかっこいい。スローな始まりの Everything Must Change は、軽やかで明るいジャズ・ボサに曲調が変わるのだけれど、なんだか暗い冬からようやく抜けだして明るくて気持ちの良いスウェーデンの春がやってきたって感じの印象があって面白い。Fast Food のサックスもかっこよくてマル。
このアルバム、偶然見つけて買っただけだったんですが、かなり内容的にいいです。ビックリするのは、ほぼ全曲、作曲・編曲をこの人がこなしているってこと。ライナーノーツにも書いてあるけど、才能豊かな人だなぁって。

ちょっと涼しげな曲が聴きたくなると、女性ボーカルのボサノバものとかがやっぱりいい。TOKYO BOSSA NOVA なんていうタイトルがとっても安直な感じはするんだけど、後ろでなっていてもうるさくなく、気持ちの良い音楽がたくさん詰まっていて悪くないです。SCHEMA レーベルとか好きな人とか絶対合うと思うんだよね、コレ。そう、ちょうど日本版 METTI UNA BOSSA A CENA みたいな感じで、お洒落系ボサって感じ。
日本語によるボサノバってすごく脱力するって感じ、だから夏に冷たいものとか飲みながらダラダラ聴くの結構いい感じなのかもしれないですねぇ。

ラロ・シフリンとボブ・ブルックマイヤーの サンバ・パラ・ドス。ラロ・シフリンといえば、スパイ大作戦の音楽担当だった人で、その手の音楽好きにはたまらない作曲・編曲を手がける人なんだけど、というわけで、この人のアルバムを見つけるとあまり考えずに買ったりしているわけ。一方で、ブルックマイヤーはトロンボーン奏者であること意外あまり自分は良く知らなかったり。
クラリネットの柔らかい音色で始まるタイトル曲の SAMBA PARA DOS は 10分の大作。柔らかなクラリネット、風のように軽やかなフルート、またそれと対照的にちょっとガラガラ声の人の声みたいなトロンボーンの音色。これらが、洗練されたシフリンの曲を彼自身が奏でるピアノに載せて演奏される気持ちよい 10分間。A面のラスト、I GET A KIC OUT OF YOU もいい感じ。コール・ポーターは本当にいい曲を作るなぁとつくづく思う。
B面の JUST ONE OF THOSE THINGS や TIME AFTER TIME では、時々シフリンらしい オーケストレーションが聴こえてきて、あ〜、わかっているけど、なんかいいなぁと思える不思議な感じ。BUT NOT FOR ME なんかを聴いていると、ガーシュインの曲もいいなぁと思う。当時使われていたミュージカルなどへの挿入歌だってことだけど、どんなミュージカルなんだろうって音楽聴いていると思えてくる。

なかなか豪勢なメンバー(トランペット : IDREES SULIEMAN、WEBSTER YOUNG、テナーサックス : JOHN COLTRANE、BOBBY JASPAR、ギター : KENNY BURRELL、ピアノ : MAL WALDRON、バス : PAUL CHAMBERS、ドラム : ART TAYLOR)による、INTERPLAY FOR 2 TRUMPETS AND 2 TENORS。 2 テナーは、明らかにタイプの異なる二人。
ANATOMY が面白い(この言葉は、実は仕事でもよく使う言葉で、その意味がこの曲で行われる演奏法にちょっと重なるのです)。というのは、Young、Jasper、Sulieman、Coltrane がこの順番でソロがあったかと思うと、今度は Young、Sulieman のトランペット同士での 4バース、Jasper、Coltrane の 8バースがあったりして、同じ楽器でも全く違う音色や演奏を感じられるあたり。
ブルースの LIGHT BLUE。ケニー・バレルのギターソロ、ボビー・ジャスパーの渋いテナーソロがいい感じですが、続く SOUL EYES というバラードがいいです、こういう美しい曲におけるミュートトランペットの冷たく響き渡る音色っていうのはなんかグッときますし、静かなギターソロもいいなぁと思うし、ソウルフルなコルトレーンのテナーもまた良く合う。
どうかなぁなんて思いながら買ったアルバムだけど、かなりいい感じ。

ジョン・コルトレーンの「至上の愛」。実はこの人のアルバムを好んでかけたりはしない。オリジナリティに溢れ演奏もスゴイって思うんだけど、重くて重くて…なんだか疲れちゃうっていうかリラックスして聴くことができない音楽って感じなのがどうにもこうにも。
それでも時々こうして聴いてみたくなるが面白いところ。
4つの楽章「承認・決意・追求・賛美」からなるアルバムで、全体を通したコンセプチュアルな組曲みたいな感じ。ライナーノーツを見ると、当時、世界のいかなる宗教にも興味を持ち、宇宙とか世界について深く考え込み、アインシュタインとか特にインド哲学にのめり込んでいたという話し、で、そういう状況から染み出してきたような、不思議な世界観に満ち溢れた音作り、荘厳な感じ。
しかしなぁ、やっぱり重いしなんだか疲れてしまうなぁ。

スリープ・ウォーカーのワークスというアルバム。実は全然知らなかったこのグループ。ホームパーティをやったときに、スウェーデンの Kさんが「おみやげ〜、こういうのすきでしょ」ってことで買ってきてくれた一枚。
あ〜、なるほど、確かに自分が好きそうな音作り、洗練されていて渋くてカッコいい。
Quiet Dawn、アーチ・シェップのカバー。スピリチュアルな曲でで演奏によっては、浮遊感ばかりが強調されたり、曲の美しさを感じられなくなったりというのがありそうだけど、そういうのは無くて、音作りが丁寧で洗練されていて気持ちが良い。すごくいいんだけど、もう少し軽やかな感じだともっといいかも、なんとなくリズムに忠実すぎるというかマジメな感じっていうのがぬぐえない。でも、この 1曲目を聴くと、おー、このアルバム聴いてみたいって言う気になるのは間違いない。
ボーカルが入る River of Love はいい。スキャットに導かれて熱くなっていく演奏の後にはいるソプラノサックスのソロとかなかなかカッコいい。ライブでは必ず披露される曲のようだけれど、コレは盛り上がりそう。
Big Escape も面白い。非常に速いテンポで、かつ他の曲に比べて格段に明るい感じの進行。スピリチュアルな曲が続くので、正統な感じのハードバップがくるってところが、おやっと思わせて面白いのかも、いや、そういう構成面だけじゃなくて、演奏もカッコいいです。
Eclipse、そうそう、こういうの好きだっていうのを Kさんはわかってるんだろうなぁと思わずニヤリとするような曲。どうも、この曲で SLEEP WALKER ってグループが一躍有名になったようです、知らなかった…
アルバム全体通して、はずれが無いというか統一感がある洗練された音/曲作りで、個人的にすごく好きな感じ。またライブが面白そうかも、8月にライブがあるらしいので、ちょっと注目かな。

マイルス・デイビスのマイルス・アヘッド。実はというか、あんまりこの人のアルバムは聴かない。というのも、ものすごくいいなぁと思うものがある一方で、個人的にちょっと聴くのが疲れるというようなものがあったりして、そっちをつかんだらイヤと思ったりするから。このアルバムは、そのどちらでもない感じ(笑)。悪いって言うのではなくて、聴きやすくていい感じ、でも Kind Of Blue みたいにブルっとくるような演奏でもないというか。
ギル・エバンスの編曲によるビッグバンド、オーケストラジャズ、それはそれで全然悪くないわけです。そんな中で特にスローな曲におけるマイルスのソロがとてもいい。時にふくよかな響きとピンと張り詰めたような緊張感が不思議に交錯するような音色。自分は、このアルバムではギル・エバンスの曲である Blues For Pablo が好き。マイルスの張り詰めるような音を鳴らすフリューゲルに、重厚でいて気持ちの良いアンサンブルを聴かせるオーケストラ。
今まで何であんまり聴かなかったんだろう…

日本では、ユーロ・サンバというタイトルで出されている ダスコ・ゴイコビッチの SAMBA DO MAR。正直、ダスコ・ゴイコビッチがボサノバやサンバってのはどうなんだろう…なんて思っていたのだけれど、それはいい意味で裏切られた感じ。
一曲目の SAMBA DO MAR 。イントロの感じとかいかにもなジャズ・サンバって感じでソレはソレですごく好きな感じなんだけど、そこに哀愁漂う ゴイコビッチのミュート・トランペットが入ってきたとたんに、うわっ…後頭部の後ろがざわざわと刺激される感じ、この曲はやられます。
このアルバムは、曲のセレクトも演奏も素晴らしいのだけれどその中でもと言われれば…The Fish、この曲はサックスで吹いてみたいなぁと思う。Love And Deception や Sunset のゆったりとした美しいメロディもたまらない。それにしても、この人のミュート・トランペットは痺れるように素晴らしいです。
このアルバム全体を通して、フェレンク・スネットバーガーって人が奏でるギターもまた渋くてなかなかいい感じ。ボサノバ自体が哀愁を漂わせる音楽であることには違いないんだけど、この人の奏でるギターはゴイコビッチのミュート・トランペットに見事にマッチしている。当然最近のアルバムだから録音状態も良いので、このこみ上げてくるような哀愁をたっぷりと味わうことができたりするわけです。このアルバムを買った頃に、この人来日してて PIT INN でライブやってたんだよなぁ、それを見逃したのが悔しくて…
単にこの頃日本ではやっていたボサノバにフィーチャーしたってだけのもんかなぁなんて思っていたけど、そんな理由を考えるのがバカらしくなるとてもいいアルバムです。

ボビー・ジャスパー&ヒズ・モダン・ジャズ Vol.1。最初聴いたときは、あんまりピンとこなくて、どっか奥の方にしまってあったこのアルバムだけど、ちょっと繰り返し聴いてみた。すると、なんか味があっていいなぁと思えてくる不思議な演奏。
1954年にパリで録音されたもので、どことなくフランスの空気を感じさせるのが面白い。このアルバムでは、Mad About the Boys での静かでいて情感溢れるテナーがとてもいい感じ。こんな風にムーディーにサックス吹けたらカッコいいよなぁと思ったりするけど、なかなか簡単にはいかないですねぇ(笑)

タビー・ヘイズ率いる The Tubby Hayes Orchestra による 100% Proof。タビー・ヘイズのアルバムの中でも、ビック・バンド編成の中で彼らしいパワフルで躍動感に溢れた演奏を聴くことができる好きな一枚。
タイトル曲 100%プルーフはライナーノーツによると、アルバム作成の直前にやってみようってことで急遽取り入れられた曲。しかも 14分もの曲をワンテイクで。この曲だけが彼のオリジナルのものなんだけど、洪水のようにすさまじいパッセージが波打つように湧き出してくるのはさすが、スゴイの一言。
続いて、彼のフルートをフィーチャーしたチュニジアの夜。トランペットじゃなくて、フルートってのが面白い。フルートでもスピード感溢れる演奏は相変わらずだけど、楽器がかわると嘘のように軽やか。それにしても、「チュニジアの夜」ってタイトルはいいなぁ、行ったこと無いけど(笑)この曲調にピッタリ。むしろ、この曲のイメージがチュニジアなのかしらん?マイルストーンズ。ここでは、ピアノソロからホーンセクションがソロを引き継いでいくところとかの盛り上がり方とかすごくかっこいい。最後を引き継ぐタビーのテナーが良いのは言うまでも無し。
他にも、ソニームーン・フォー・トゥーやブルー・ソロジーのブルースもなかなかだし、最後のセロニアス・モンクの曲 ナッティでも、アルトやトランペットのソロがあるんだけど、ホーンって良いなぁって思わず聴き入ってしまう感じ。躍動感に溢れパワフルな演奏、聴くと元気がみなぎるようなアルバム。

Jimmy Giuffre 3 による Trav'lin' Light というアルバム。クラリネットの音が聴きたくなって引っ張り出してみたんだけど、う〜ん、あんまり好きになれない。曲も The Green Country なんかは、JAZZ っていうより、フォークソングっぽいしなぁ(それが好きなら有りなのかもしれないけど)。
それはそれとして、クラリネットの音って丸くって柔らかくて面白い音だなと思う。アルバム全体を通して、なんというか凹凸の無い平坦な感じの演奏が続くのと、どことなくフォークソングっぽい響きがあって、自分にはヒットしない感じなんですねぇ。

なんか、サックスをしばらく吹けなくなると、こういうファンキーなのを聴きたくなったり、吹きたくなったりするんです。ジャズボサとかじゃないのが結構ふしぎではあるんだけど、実際タワーオブパワーとかインコグニートとか、そんなの。このアルバムも、SAX A GO GO と BOB'S JAZZ の練習のために買ったっいうのがあって、音楽を楽しむという感じで聴くよりも、耳コピしてみっかなぁなんて聴くことが多すぎたり(笑)。
いや、この 2曲はキャッチーで実際にこんな感じでファンキーに吹けたりしたら、かなりカッコいいですよ。ホーンセクションいいなぁって思う曲でもある。そして、この人のアルトはファンキーで艶のある音だなぁと思う、
だけど…アルバム通して聴こうとすると、なんだかどうしてもいくつかの曲を飛ばしちゃう感じ。聴きやすいんだけど飽きちゃうのかなぁ…

ジョルジュ・アルバニタス・トリオ の 3.a.m。ダグ・ワトキンス の太く力強いベースが印象的な始まりのテーマ曲 THREE a.m からはじまるこのアルバム。ヨーロッパジャズらしい洗練されたタッチのピアノを奏でるジョルジュ・アルバニタスは、いつ聴いてもその躍動感に溢れ王道を行くような演奏で、すごく好きなアーティストの一人。
このアルバムでは、個人的には バド・パウエルの CELIA という曲が好きなこともあって、ジョルジュのトリオによるその演奏がたまりません。Softly as in the morning sunrise もやっぱり好きな曲の一つ。で、こちらもかなりいい感じ。骨太でしっかりとなるベースと、流れるように美しくなるピアノ、引き締まるような緊張感が漂ってくる感じで惹きこまれる演奏。
ちょっとピアノトリオをライブで聴きたくなってきました。

カル・ジェイダー の ラスト・ボレロ・イン・バークレー。ヴァイブの澄んだ音って時々聴きたくなる、そしてナゼかカル・ジェイダーと言うと、本人の顔を白黒でポップな感じにデザインした 「CAL TJADER SOUNDS OUT BURT BACHARACH」のジャケットが頭に浮かんでくるんだけど…
このアルバムは、free soul ってくくりで出されてたアルバムがまだ少し気になって買ってたころのものでちょっと懐かしいんだけど、ジャズを良く聴くようになり、サックスを吹く今聴くとまた違って感じられるのが面白い。あの頃は、Never Can Say Goodbye とか I Want You Back なんかを好んで聴いた覚えがあるけど、今は Don't Let Me Be Lonely Tonight でのサックスとヴァイブの組み合わせにいいなぁと思ったり、Cloundburst なんかも面白いなと思ったり。その中でもヴァイブの涼しげな音を楽しむって意味では、Curtain Call や もすごくいい。これからムシムシするしね。

Stan Getz and the COOL SOUNDS。このアルバムは説明によると、1953年から1955年の間に行われた 5つのセッションを集めたものなのだそう。それにしては、なかなか録音状態がいいなぁと思う。1〜4曲目までは、ゲッツらしいメロディアスに唄いあげる優しい音、ガーシュインの Of Thee I Sing や Love Is here to stay は曲にゲッツのこの柔らかい音色はピッタリ。
それより 1年程前に録音された 5曲目のフラミンゴは、曲調のせいもあるかも知れないけれど、だいぶファンキーでちょっと雰囲気が違う。
それにしても、ゲッツの抑制の効いた柔らかいテナーの音色って本当に美しいなぁと思う。ふくよかいうかふくらみがある音とでも言うのかなぁ、この頃は確かドラッグでダメダメから復帰しつつあるころだったと思うんだけど、ソレにしたってスゴイ。

なんとなく、Paul Desmond の優しいアルトの音色が聴きたくなって The Dave Brubeck Quartet の Gone With The Wind を。と思ったんだけど針を落としてみたら、Swanee River (スワニー川) とか、Georgia On My Mind とか、Camptown Races とか選曲が「古き良きアメリカ」っていういかにもな感じ。う〜ん、そういう意味では…なんだけど(苦笑)、抑制の効いたピアノとドラム、柔らかなアルトの音色の組み合わせは聴いていてやっぱり気持ちがいい。
スーツ姿のジャケット、コレは結構好きかも。

AURA URZICEANU は、以前このアルバムを聞いた時に、久しぶりにいいもん拾ったみたいな衝撃を受けたルーマニアのアーティスト、はい東欧ですよ(笑)。下北沢のレコファンで見てたら偶然見つけたので即お買い上げ。今回は、Over The Rainbow というアルバム。
1曲目の A Time For Love から、あぁ、この歌声にスピーディなジャズ・ボサ…自分の大好きな路線の一つ(笑)。Lonely Lie、やはりジャズ・ボサ調の曲。かわいらしい アウラのボーカルが乗ると、実に不思議で気持ちの良い音楽に昇華されていく。また、Fire In The Morning のようなソフトロックっぽい曲でも絶妙に彼女の歌声はマッチしてます。あとなんといってもいろんな曲で聞くことができる、小鳥のさえずりのような彼女のスキャットがまたナンとも言えません。
2枚組の LP を 1枚にした CD で 19曲も素晴らしい曲が詰まってます、そのどれもが聴き応えがあります。CD紹介で「天衣無縫という言葉が最も相応しいそのヴォーカル」と書かれているのですが、ホントにそんな感じ。特に高音域の声の伸びと気持ちのよいスキャット、美しいビブラートが効いた歌声にはうっとりします。ところで、タイトル曲の Over The Rainbow は、子供とのデュエットをしてます。子供が一生懸命歌う様がナンか可愛いのですが、デュエットの出だしとかで微妙にずれたりして、とても微笑ましい感じです(笑)。

Big Band Jazz なんていうストレートなタイトル。サブタイトルに on the way to the Montreux Jazz Festival とある。ジャケットに書かれた説明をみていると、どうも Humber College というところの 19 人の学生さんが組んだ Big Band が出したデモテープが、あのモントルージャズフェスティバルのオーガナイザの耳に入り招待されたってある、なかなかスゴイ。
荒削りな感じはするけれど、ダイナミックでスピード感に溢れる演奏。個人的には、B面最後の Skump Chowder って曲が好き。スピード感溢れる曲で、まずはリズムセクションが全面に押し出される始まりで、続いてトロンボーンのソロ、流麗なピアノが続き、なかなかかっこいいテナーのソロ。最後はホーンセクションが耳に残るテーマをブワーっと吹いて終わる感じのノリのいい曲。
ビッグ・バンドって楽しいそうでいいなぁって思わせるのに十分なアルバム。

アートペッパーの The Way It Was。テナーを吹いてみたいなぁと思っていた頃は、あまり聴かなかった人なんだけど、今のアルトの音色を気に入って以来、アート・ペッパーって良いなぁと良く聴いています最近。アート・ペッパーの何が良いって、柔らかくて艶の感じられる音色とリリカルな演奏。
実は、このアルバムのジャケット裏の William Claxton の写真(僕は、彼の撮ったジャズミュージシャン達の写真が特に好き)や、アート・ペッパーがローリー・ミラーという写真家と一緒に書いたというライナーノーツが面白い。ジャズは、即興って言うけれど、実際それがどんな風にミュージシャン達の間で作り上げられているのかって言うのが、すごく平易な言葉で書いてあるんだけど、その中でも特に彼が "mood" という言葉を多用している。"Set a mood" とか、"Follow his mood" とか。演奏している間に、誰かが作り出した雰囲気に、他の演奏者が影響され、それが次々に入れ替わっていくっていう、そんな感じ。面白いだろうなぁ〜
個人的には、テナーの Warne Marsh とのやり取りが面白い I Can't Believe That You're In Love With Me や、Tickle Toe、それから、曲自体が好きな Autumn Leaves がいい感じ。

再生ボタンを押すと、一気に流れ出す気持ち良く柔らかなピアノのパッセージ、キム・パーカーは好きなジャズボーカルの一人ではあるけれど、ちょっと嬉しくなる瞬間。1曲目は、Bijou (I'm Crazy For You) は、このアルバムに一気に自分を引き込んでいくような、そんなジャズボサ。CD の 6曲目になる Talking もいい感じ、憂いを帯びたボーカルと、流麗なピアノな語り合いのようなそんな演奏。
それにしても、聴いていてすごくホッとするような不思議な落ち着きと柔らかさに包まれた音楽。こういうのを聴いていると、ビブラートを帯び柔らかく響く人間の声ってやっぱり美しいなぁと思ったりして、サックスでもそんな美しい音色が出せたらいいなぁと感じるいつものクセ。
7曲目の It's Time To Emulate The Japanese ってのがあって、時々聞こえる「ジャパニ〜ズ」って声にちょっとビックリします。なんかすごく変な感じ(笑)。さて、ちょっぴり残念なのは録音状態が悪い曲があること…、一瞬自分のオーディオが壊れたかと思いました(苦笑)。

久しぶりの東欧ジャズ、今回仕入れることができたのは、Vaclav Zahradnik & Prague Television Orchestra の EAST WEST CONNECTION。この、Prague Television Orchestra ってのは、Zahradnik が1974年から率いていて、 ハンガリー、チェコ、スロバキアなどのメンバーを中心にチェコスロバキアジャズフェスティバルの第4回ごろにはそのコアメンバーが固まりだしたというオーケストラ。
A面 1曲目、東欧らしい独特な物悲しさを感じさせるトランペットのソロが印象的な ZKUSME TO, TONY (LET'S TRY IT, TONY)、トランペットソロだけでなく、ホーンセクションもテナーのソロもすごくかっこよくて(何がどうって言われるとホントに良くわからないんですが、東欧ジャズが醸し出す不思議な雰囲気がまた何ともいえないんです)、ここしばらく聴きまくってました。A面3曲目 UPROSTRED PROUDU (IN THE MIDDLE OF THE STREAM) は、Allan Praskin という人のアルトサックスの柔らかな音色がなかないい感じ、バックでホーンが「ジャーンジャーン」みたいな感じで盛り上がってくるところで、早いパッセージを柔らなか音色で奏でて駆け抜ける感じがたまりません。
ちょっと残念なのは保存状態がちょっとよろしくなく、B面に少し傷が入ってしまっていて、「ぶちぶち」なること。でも、お気に入りのレコードの一つに加わる一枚と言えそう。

この人の sometimes I'm blue ってアルバムを持っていて、ソレがまた素晴らしかったのを思い出して、名前で買ったアルバム。ジャケットださださなんでちょっと心配したんですが(笑)、幼い感じがありながら、独特な憂いを持ったような不思議な声でジャズを歌い上げる キム・パーカーにおおって感じ。
聴けば聴くほど味があるって感じ。すごいのは、コレが彼女のファーストアルバムってこと。ジャケットには、フィル・ウッズがミリオンセラーになりますようになんてサインがあった。何でだろうって思って調べたら、チャーリー・パーカーの母親の連れ子だったキム・パーカーなんだけど、実はそのお母さんは、パーカーの死後にフィルウッズと結婚したみたい。ってつながりがあるようなんだね。
それから、コール・ポーターの曲ってやっぱりいいなぁって思う。このアルバムにも Everything I Love っていうコール・ポーターの曲があるんだけど、素晴らしいです。絶対ジャケットで損しただろうなって思ってしまうアルバム。

ジャッキー&ロイのハイ・スタンダーズ。綺麗な空色のジャケットが印象的なレコード。このデュオのレコードって基本的に外さないんだけど、コレもまた素晴らしいです、ハイ。ジャッキー&ロイが初来日したときのオープニングを飾ったという定番のスタンダード「スターダスト」は、ジャッキーのソロ・ボーカルが本当に美しいなぁと思う一曲、デュオ曲も良いけど、ロイのピアノがピッタリと寄り添うような、こういうのもいいなホント。
とはいえ、やっぱり彼らの良いのは息もピッタリなデュエット。で、A面だと トゥ・マーベラス・フォー・ワーズが白眉。何かの映画の主題歌らしんだけど、テンポ良く、小気味良く、聴いてて気持ちいい曲。B面 1曲目の アム・アイ・ブルーも似たような感じかな。う〜ん、どの曲が特に素晴らしいって言えないくらい安定してどれも素晴らしいなぁって思えるのがこのデュオのいいところ。

アート・ブレイキーの Paris Jam Session。あんまり聴いてこなかった人の一人かも(笑)。どの曲も熱い演奏が繰り広げられる。Boucing with Bud での Barney Wilen のアルトソロはなかなかかっこいいです、この人はテナーの方が有名らしいのだけれど、パワフルで熱いココでのソロはいいです。
やたらとアップテンポな A night in Tunisia、のっけからハイスピードでずーっとむちゃくちゃなドラムテクニックを見せ付けるブレイキー、ライブ版らしい熱い演奏、ちょっとウルサイ感じがしなくもないけど、お祭り騒ぎみたいで楽しそう。

は〜、やっぱりダスコ・ゴイコビッチはいいです。ヨーロッパらしい洗練された曲に、彼独特の哀愁を感じさせる音、でそれは自分が好きな東欧ジャズの典型的な雰囲気を漂わせているといっていい。個人的には、このアルバムの題名「SLAVIC MOOD」がまさにそんな感じを表している感じ。
このアルバムで、少し意外であって、かついいなぁと思ったのが 2曲目の Got No Money。Ben Thompson のテナーと Vince Benedetti のピアノで始まるワルツのリズムに乗ったフロア受けしそうなハードバップ。Dusko のトランペットが入ってくる場所は、うわって鳥肌な感じ、その後のフレージングも見事でカッコイイの一言。流麗で軽やかな気持ちのよいピアノも良く、強いてちょっとテナーが弱くて残念な気もするけど、すごく好みの曲。
DUSKO といえばの名曲 Old Fisherman's Daughter は、このアルバムでも素晴らしいです。物悲しく響くミュートが奏でるシンプルなテーマ、グッときます。テーマがいかに大切かを教えてくれるみたい(笑)。クリスマスにこんな音楽が静かに流れてたりしたら、きっとやりすぎって感じかもしれません。
Kosmet もまた好きな曲の一つ。このエキゾチックな音楽になぜ東欧を感じるのか全くもって良くわからないのですが、でも実際これぞ東欧ジャズって感じで、シビれるようなかっこ良さです。鬱屈したものが外に出て行くようなそんな雰囲気を感じたり、ナンか大野雄二がアレンジしたら絶対ルパンの音楽になりそうなそんな感じもしたり(笑)。
最後の Flying Rome。比較的抑え目なテーマの後、テナーのソロが入ってからグイグイと盛り上がっていくスピード感溢れる曲。ピアノ、テナー、トランペットが交互に熱いソロを繰り返していき最後はテーマで締め。ちょっとあっけない終わりって感じなのがアレレって気もするけど。
やっぱり東欧ジャズはいいなぁって思う一枚。

タビー・ヘイズ・クインテットによる レイト・スポット・アット・スコッツ。元々はパワフルなテナーにほれ込んで良く聴くようになったタビー・ヘイズですが、実はサックスは、ソプラノからバリトンまでをこなす上に、ピアノもフルートもバイオリンも作曲も編曲も何でもござれという英国の偉大な音楽家。
ライブ盤っていいなぁって思うのは、MC によるミュージシャン達の紹介と観客の拍手に続いて最初の演奏が始まる瞬間までの独特な緊張感が感じられること。このアルバムでは、2分ほどの MC の後に、タビーのオリジナル曲 Half A Sawbuck が始まる。これまで聴いたパワフルなタビーのテナーに比べるとちょっと大人しいかなと思うけれど、スピード感溢れる気持ちのよい曲。
そしてこのアルバムのもう一つのお気に入りは、そのテーマが耳に残って消えないナンバー、The Sausage Scraper。コレも、タビーのオリジナル。気持ちよいリズムセクションにスウィンギーで、よく唄うタビーのテナーが最高、曲も演奏も素晴らしいです。

Stan Getz and J.J.JohnsonAT THE OPERA HOUSE。とても落ち着いた演奏で深くソファーに身を任せながらノンビリと聴きたい演奏。こうやって聴いていると、トロンボーンもサックスもその音色の柔らかさが際立つ、古い JBL 4301B がコレコレとうたってくれている感じ。1957年に録音された 2つのライブをまとめたライブ盤(だから、同じ曲目がいくつか含まれている)とのことだが、録音状態もなかなかいいと思う。
チャーリー・パーカーのクラシックとでも言うべき BILLIE'S BOUNCE から始まるこのアルバム、スタン・ゲッツの熱くスイングするアドリブは、ちょっと他のアルバムではあまりみない感じ。2TAKE ある MY FUNNY VALENTINE は 6曲目が個人的には好き。ゲッツのテナーと J.J のトロンボーンが寄り添うように始まる曲の始まり、浪々とうたいあげるゲッツのテナーのソロ、柔らかい音色が特色のトロンボーンではありながら一音一音切れを感じさせるソロで続く J.J、ラストは互いがまた寄り添うように終わる。はっきりした構成で、両者の違いが感じられて面白い。
スタン・ゲッツが好きな自分としては、彼をフィーチャーし、また彼らしい演奏を聴くことができる IT NEVER ENTERED MY MIND もいいなぁと思うです。ありがちですが、秋の夜長に素敵な音楽をって感じ(笑)。

ジミー・スミスのルート・ダウン。オルガン・ジャズというか、オルガンの音色はとても好きなので、時々ライブに行ったりはするのだけれど、よく見てみると CDやレコードはあまり多く持っていない。ディスク・ユニオンで 500円セールとかやっててふと買ってみました(笑)。
オープニングの サッグ・シューティン・ヒズ・アロウのようにワウ・ワウ・ギターとオルガンが織り成す強烈なファンクネス溢れる曲ってのは、いかにもって感じですが、個人的には、アフター・アワーズ、ルート・ダウン、レッツ・ステイ・トゥゲザーのようにミドルテンポでじっくりと聞かせるオルガンも良いなぁと思ったり。特にルート・ダウンやレッツ・ステイ・トゥゲザーはカッコイイです。ルート・ダウンの方は、僕は聴いたことがないですが、ビースティ・ボーイズの元ネタなんだとか。ステイ・トゥゲザーは、確かアル・グリーンが歌ってたような気がする。マーヴィン・ゲイとか好きな人とかグッとくるかも。
これ自体ライブ盤なんだけど、やっぱりオルガンって他の楽器に比べてライブで聴くのが一番って感じ、なぜか迫力に欠けるような気がしてならないです。

ヤンシー・キョロシー・トリオのアイデンティフィケーション。帯に「ルーマニア出身のピアニスト、ヤンシー・キョロシーがドイツ亡命中に吹き込んだ最高傑作」とある、東欧のジャズ好きとしてちょっと聴いてみたくなったのと、名前が気になったのもあって買ったみた一枚。
1曲目の オール・ザ・シングス・ユー・アー を聴いて「これはいいなぁ」と思わせる。低音主体のピアノソロは、どことなく暗い感じを漂わせながら、アップテンポで不思議と瑞々しい音。またブロックコードを多用するアドリブもアップテンポな曲調とあってていい感じ。星影のステラ もアップテンポでアグレッシブで気持ちが良い。ヨーロッパらしいセンスを感じさせながら、非常にエネルギッシュな演奏。このアルバムは他も面白いのだけれど、この 2曲が個人的には白眉。
ここに、ソロウのようなブルースが加わるかと思えば、タイトル曲でもあるアイデンティフィケーションはほとばしるように音があふれ出す完全なフリージャズって雰囲気。このアイデンティフィケーションの次に続く 棒ぐるみは愛のみ は、もう全く違う曲調。いい加減なようで、様々な要素がぎっしりつまった構成がまた面白かったりする。

涼しくなったせいか、急にスタン・ゲッツが聴きたくなった。今日は、スタン・ゲッツが晩年に吹き込んだという Bossas and Ballads: The Lost Sessions。もともとこの人の優しく柔らかなテナーの音色はとても好き。このアルバムでは、美しく静かにゲッツのテナーに寄り添うように旋律を奏でるケニー・バロンのピアノとの相性も素晴らしく、聴いていて本当に心穏やかになる演奏。
この頃は心臓病と肝臓がんと闘っていた頃だというから、まだ演奏どころではなかったはず…それでも酒におぼれ麻薬中毒だった過去や病気から立ち直りつつある中で、何かを悟ったかのようなそんな雰囲気が演奏に現われているみたいな感じ。実際、David Ritz という人のノーツにも、「優しかった一分後には、悪意に満ちて…といわれるほど移り気だった性格も影を潜めて、強い意志でサックスに取り組み、病気の回復の希望もあって、結果としてスリリングな演奏を聴くことができる」と書いてあったが、人生の変化が音楽に新たな一面をもたらしたって感じか?
選曲も素晴らしいです。これからの季節しっとりと聴くのにぴったりな一枚。

Black Renaissance。このアルバムの作曲編曲を行っている Harry Whitaker といえば、Roy Ayers との活動でも知られている人。2曲で構成されるこのアルバムは、いわゆるスピリチュアルなブラック・ジャズ。
Black Renaissance は、うねるようなベースに力強く鳴り響くピアノ、叫ぶようなサックス、ふわふわとした独特な浮遊感と、地を這うような土着的なサウンドの両方が混在するとても不思議な音楽。それでいて不思議と聴きやすい 23:40分の大作。Magic Ritual は、はねるように力強く和音でリズムを刻み続けるピアノに豪快に音を撒き散らすサックスがメイン。そこから、ギロの「ジュワーチャッチャ」って感じのリズムや「ポコポコ」と鳴る打楽器や、「ウゥ〜ワァ〜」って感じのコーラスが途中から入ってきて、どんどん気分が高揚するように持ち上がっていく感じ。クラブとかでかかったら後半はちょっとトランスしそうな音楽。
テナーの太い音ってこういう音楽にぴったり、いいなぁ。

ソニア・ローザが大野雄二による編曲/プロデュースで出したアルバム、Spiced With Brazil。とってもキュートなソニアの声が印象的で、どちらかというと "大野雄二的サウンド"はなりを潜めている感じなんだけど、コレは彼女の何というか胸をきゅんと締め付けるようなボーカルあってのアルバムだから、むしろこれでいい感じ。
それにしても、どの曲にも時々入るソニアの「ヨッ」とか「アッ」って感じの高い声の掛け声やリズムに合わせて「ウン」って言ったりするのがとっても可愛らしいし、彼女のスキャットも見事。あ、でも聴いてると、 Corcovado の曲始めとか、「あ、ルパンが始まりそう」って感じのアレンジだったりするし、「Casa Forte」のスリル溢れる感じとかには、大野雄二的なスパイスを感じるなぁ(笑)。う〜ん、聴いてるとこのアレンジ・演奏があってのアルバムだなぁ、絶妙なコンビネーション。
なんかとにかく楽しそうで元気がでます、コレ。