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7/4 から 7/13 まで Copehnagen Jazz Festival 2008 が開かれていることを知っていて、かつ Phil Woods のライブがあることとかも知っていてものすごく行きたかったんだけど、ここ最近は仕事やらナンやらで何かと忙しくて時間が無いし疲れてたのもあって残念だなぁなんて思っていたところ…
でもやっぱり電車で40分の場所でやってるのに行かないってあり得ないな〜と思い立ち最終日の今日何の計画も無く見に行ってみました。まずニューハウンで Orion Brass Band ってのがパレードやってるのに遭遇。彼らはそのまま船に乗って船でライブ。Trad Jazz な感じでちょっと自分の趣味とは違う感じだったので船には乗らず。でも、晴れた空の下でジャズを聴きながら船でコペンの街を眺められるなんてなかなか贅沢。
さて、ニューハウンでは次のライブの準備が進んでいてものすごい人だかり。フラフラのおじいさんが入ってきたときは大丈夫かしらんなんて思ったけど、お客さん達は大盛り上がり。Papa Bue And His Viking Jazz Band というバンドだそうでコチラも Trad Jazz。お客さんたちも一緒に歌ってって感じのライブで良く見ると年齢層が相当高い。
日差しがきついなぁなんて思っていたら、日本の「兜」みたいな帽子を新聞紙で器用に作ってかぶっている人がいてちょっとビックリ。小さな子供が「I LOVE TROUBLE」ないかしたシャツを着て踊っているのもなかなか微笑ましい感じで。
次に向かったのは Artcoustic という洒落たスピーカーを扱うお店の中で行われてたライブ。コチラは Conexxxion という若手のトリオによる Modern Jazz。ベースがずり落ちるメガネを直しながら無心に演奏しているのがなんだかすごくお茶目、でも疾走感溢れる演奏は結構聴き応えがあってなかなか面白かったです。
最後に向かったのは Palae Bar という場所で、ココでは Jan Kaspersens Quartet というグループによるライブが。洒落た感じのバーで、テナーサックスがいてかなり気になったんだけどもう人が一杯でどうしようも無かったので退散。ストロイエを歩いていたら、途中で The Sprit of New Orleans がライブをやっていてコチラも結構な盛り上がりでそれをちょろっと聴いて戻ってきました。
今年は残念ながら有名どころのライブを聴きには行けなかったけど、街中がジャズで盛り上がって楽しめるイベントの楽しさをホンの少しかじれた気がします。来年はぜひしっかりスケジュールをチェックしてもっといろいろと楽しめればなぁと。
ちょっと前の記事にも書いた夏を通してマルメで行われているイベント SOMMARSCEN のライブの中で気になったのが Jazz po skanska 「ジャズ・イン・スコンスカ」(スコンスカは南スウェーデンの方言で結構独特な響きがあるのです)。金曜日に珍しく会社でゴタゴタがあって行けないかなぁと思っていたけど、かろうじて間に合いました。
良く聴いているとどうやらジャズ・スタンダードをスコンスカで歌っているだけでなく替え歌をやってるみたい。はっきりわかったのは MEMPHIS IN JUNE が Malmo in May として歌われたこととかマルメにある公園の名前が登場したりとか。スコンスカの独特な響きがジャズの旋律と不思議と調和してなんとも言えず面白く、また、なかなか聴きごたえのあるいいライブだったのですが、残念なのはその替え歌の意味がわからなかったこと。聴いている人たちがところどころ大笑いしたり、一緒に歌うような感じもあって、こういう体験を一緒にできないもどかしさは本当に何とかしたいところ…落ちこぼれなスウェーデン語クラスをなんとか頑張るしかないんだろうなぁ。
このライブでも子供達がたくさんいて一生懸命聴いている子供もちらほら。こういったライブに老若男女が集まるってのはちょっと面白いことかもしれないなぁと思う最近。夏の日が長い間は、結構夜遅くまで子供達が親同伴で外で遊んでるってことですな。
ライブが終わってちょっと散歩をしてたら「大広場」の市庁舎前ではまだまだ長い日を楽しむ人たちがノンビリとベンチに座ってアイスクリームを食べたり本を読んだりただおしゃべりをしてたり。日本と違って多くのお店が閉まってしまうのだけれど、それでも長い一日をいかに有意義に過ごすかを良く知ってるなぁとなんだか感心してしまいます。
多くの人が夏休みをとり始めているマルメでは、ほぼ毎日どこかで何かが行われる SOMMARSCEN Malmo というイベントがあります。10:00〜、14:00〜、19:00〜、22:00〜の時間帯に分かれていて、昼間の時間帯のイベントは主に子供を持った家族向けのもので 19:00〜のものは野外劇場みたいな場所を使ったライブ、22:00〜は映画って感じのようです。そのどれも入場無料で誰でも楽しめますってものです。
スウェーデン語のパンフレットに四苦八苦しながらも、ジャズのライブがいくつかあったので、出かけて見ました。家の近くにある大きな公園の野外劇場が使われるので近いっていうのもあって。
Bobo Moreno & Ernie Wilkins Almost Big Band は、デンマークのジャズボーカリスト Bobo って言う人と Ernie Wilkins 率いる「小さなビッグバンド」によるジャズスタンダードをメインにしたライブ。久しぶりに生音を聴いた気がしてやっぱりいいなぁと。小さな子供が周りで走り回ったり時々乱入しちゃったりするハプニングがあるのもなんだか微笑ましくていい感じのライブ。最後は Everyday I have the blues で締めて終わり、大満足なライブでした。
こちらの写真は、コミックバンドとでも言うんでしょうか?多様な楽器を演奏するだけでなく、いわゆる大道芸っぽいことをバックの演奏にあわせてやったり、漫才をやったり。司会っぽい人が観客をいじっていて結構みな大笑いしていたのでスウェーデン語がわかればなぁなどと思いつつ、それでも雰囲気は結構楽しめていい感じ。
最後の写真とか、単にトランペットを口に乗っけてバンジョーを演奏しているだけに見えるでしょ、でもこの人トランペット実際にコレで吹いていました。驚いたのはトランペットに手を触れずに結構音程を自在に変えていたこと、サックスだと口だけだとどんなに頑張ってもせいぜい前後一音くらいの幅で音程を変えられるくらいだけど、トランペットってそんなことできるのかな?他にも 3管のトランペットを吹いたりとか、なかなか多彩な芸を見せてくれました。
って話を Sさんにしたら、実は自分の奥さんが主催してるんだよって話にさらにビックリ。スウェーデン第三の都市のマルメだけど、こういう風に知り合いがどうこうとかって話ってやたらと良く聞きます。結構小さな所なんだなぁっていうのを感じます。
赴任が決まった後に、ヨーテボリでフィギュアスケートの世界選手権があると知り行ってみたいなぁと思っていたのですが、10日ほど前にネットでチケットを探したらまだ女子フィギュアスケートの決勝のチケットが(あまり良い席じゃないけど)残っていたので手に入れていたのでした。
さて、会場は Scandinavium というヨーテボリ中心部からは少し離れた場所にあるアリーナで、1976 年にスウェーデンで初めてフィギュアスケートの世界選手権が開かれたのもこの場所なのだとか。テレビで見ると選手を中心に常にしたアップの画像を見ることが多いので気づかないけれど、ホントに大きなリンク。6人ずつにグループ分けされた全部で 4グループ 24人の演技。女子フリーでは 1人あたり 4分±10秒の演技時間があって ジャッジが出るまでが 3分20秒 程度。各グループの演技の前にはウォーミングアップと選手紹介があったり、第2グループと第3グループの間では氷の表面の再調整が行われる。そんな感じなので、18:30 から始まって表彰式が終わるのが 23:00 頃と中々の長丁場。最後の写真は、その氷の表面の再調整をしているところ。ナゼか黄色の帽子をかぶった人たちが出てきて細かい何かを拾っているようでした。
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テレビで見ていると、ジャンプとかスピンとか個々の要素の美しさに目を奪われがちだけど、こうやって全体が見える場所から眺めていると、スピード感や動きの滑らかさもかなりはっきりとわかる要素。そして、それらは最初のグループの人たちとトップグループに属する人たちではやはりかなり違うように感じられました。
スウェーデンでの開催だけあって、地元出身の Viktoria HELGESSON や フィンランドの Kiira KORPI の登場時には大変な盛り上がり。また、スイスやアメリカ、そして当然日本からもかなり多くの観客が来ているようでした。Kimmie MEISSNER、Sarah MEIER、Carolina KOSTNER の演技はやっぱり華麗で美しいなぁと感心しっぱなし。日本人として最初にリンクにあがった安藤美姫はちょっと気の毒な結果。ジャンプの後に足に痛みがあったのかしばらくして審判団のところに行って話しをした後棄権。
最終グループの 最後の 3人は韓国のキム・ヨナ、それから浅田真央と中野友加里。他の人たちと比べると細くて小さいなぁっていうのが真っ先に思ったこと。その中でも最後に演技した中野友加里、総合の結果こそ 4位だったのですが、その前のキム・ヨナや浅田真央の演技を圧倒するほど観客に訴えかける素晴らしい演技だった気がします。全てのジャンプを綺麗に成功させ華麗なドーナツスピンやスパイラルシーケンス。以前、中野のフリフリなピンクの衣装ってどうなの?って奥さんと話をしていたことがあるのだけれど、こうやって見ているとそれがまた氷上では愛らしく見えてなかなかいいじゃないと思ったのもビックリ。実際演技が終わって最も多くのスタンディングオベーションを受け取ったのは中野友加里であり、観客が感じた感動と点数に最も大きな開きがあってブーイングが起きたのも中野だけだった気がする。他のスケーターに比べると少々地味な感じが否めない中野友加里だけれど、きっと今日の観客の反応は彼女を一回り大きな選手にするんじゃないかなぁと思わせるに十分でした。
演技後、ブルーにライトアップされたリンクでは表彰式の準備が進み、その間に優勝した浅田真央のインタビュー。こうやって遠くスウェーデンで日本人が活躍したっていうことに微妙に自分の心がくすぐられる感じで変な気持ち。微妙に発音が変な君が代を聞き終えて興奮冷めやらぬ会場をぼちぼち後にしたのはもう11時近く…でも ここヨーテボリは 24時間オープンのマックとかがあってちょっと助かりました(笑)。
ホンの少しですが、ヨーテボリの街を見てまわる時間もありました。もし良ければ コチラ をご覧ください。
金曜日から MUSIC DOC FESTIVAL 2008 というのが、今住んでいる Malmo や働いている場所のある Lund、それから Hassleholm や Landsckrona という場所であることを知っていて、見にいけたらなぁと思いつつ、スウェーデン語のパンフレットしか持ち合わせていなくて、う〜んと思っていました。
で、新居への引っ越しの後 IKEA で買ってきたものを家に運び込んでいた夜 8:30 頃、偶然ディナーを終えたという Sさん夫妻に遭遇、いろいろと話してたんだけど、外は寒いしってことでちょっと飲みにでも行こうかということになった。話を聞いてると、今日はその MUSIC DOC FESTIVAL のライブに足を運ぶまで何をしよっかということで、食事をして散歩をしてたらしい。で、一緒に行かないと誘ってもらったので喜んでと一緒にライブに行ってきました。
スウェーデンに来て思うのは、「狭い」ということ。どこに行っても知り合いがいてみんなが挨拶を交わしてるような感じ。クラブでもそんな感じ。今日のライブは JET SET SWE というバンドと、RAFVEN というバンド。後は DJ が繋いでくって感じで。
基本的に、どんなジャンルのライブかとか何もわからず行ったんだけど、JET SET SWE はなかなか面白いバンドでした。というのも大好きなハモンドオルガンを中心にしたバンドってのもあるかもしれないのだけど、音楽もそして服も何もかもが 60年代を感じさせるようなそんな雰囲気で、お茶目でかっこいい感じ。ビブラフォンやってるひとが妙に多芸で、口笛やハーモニカなんかもやったりします。背がやたらと高いので何だか似合わないんだよね〜。
たぶん、この手の音楽は日本のクラブシーンとかでもかかってそう。
Jet Set Sweden - Stockholm, SE Lounge/Pop/Surf ってページがあります。
http://www.myspace.com/jetsetsweden
いきなり音楽が鳴り出すので、注意ですが雰囲気わかると思います。
ライブに行く前の軽食。パニーニとカフェオレ、パニーニが何だかすごく美味しかった、こっちっていわゆる冷たいサンドウィッチしかないと思ってたら、普通にこういうのもあるんですな。
御年 82 歳、もういいおじいちゃんになる JIMMY SCOTT のライブ。ジャズ・ジャイアントとして紹介された JIMMY は車椅子での登場、正直ちょっと痛々しい感じすらあるのだけれど、重ねた年齢が醸し出す渋さと女の子のような可愛らしさが共存するなんとも不思議な歌声でバラードを歌いあげる。
大御所は無理はできないから、あるいはそれに気を使ってか、インストのみの曲も何曲か合ったのだけれどそれもなかなかいい感じ。ところで、やっぱりサックスに目が行くんだけど、T.K. ブルーという人のアルトサックスの音色は実に優しくていい音だった。テナーサックスにばかり気が向きがちな自分ではあるけれど、技術もさることながら、これほど優しくストレートに心に響いてくるアルトサックスの音色を聞いたのは初めてかもしれない。
JIMMY はもう少し歌いたそうだった、最後は歌っている途中止められるようにしての退場だったのがちょっと気の毒。それでも、観客の拍手に送られながら幸せそうな笑顔を振りまいていた。正直、車椅子に座って歌っているその姿に「大変そう…」という感情がどうしても勝ってしまって良くない…目をつぶって、その不思議な魅力に溢れる歌声を楽しむべきだったかもしれない。
春風亭昇太の独演会、オレスタイルに行ってきました。携帯撲滅の DVD (これがまた結構笑える)に引き続き登場した昇太さんはなんだか相変わらず若い感じ。帽子とメガネがお似合い。
最初のお話は選挙の話。選挙事務所でのバイト経験があるのだそうで、選挙になるとなんだか血が騒ぐのだとか。何でも実際に参加して見てみないとその良さはわからんねと、それは落語にも当てはまるよねぇってな話。うんうん確かに、特にお客を笑わせることこそなんて感じの昇太さんの落語はそうそう。で、笑ったのが、そんな選挙に夢中な昇太さんが選挙速報を見ていた時の話。傍若無人にその場を仕切る田原総一郎にイライライライラ。「さっさと死んじゃえ!」「オレが引導渡してやる」「爺さんは引っ込んでろ」みたいにバッサリ、会場からも爆笑。
続いて昇太さんのだいっきらいな中学生の話。そういや前回も(笑)。電車に乗った昇太さん、有名人の宿命か、普段はいつでも逃げられる位置に立ち位置を決めているんですが、このときは友人がいたこともあって席に座る。すると、向かいに中学生がいることに気づくんだけど特に何も無し。ところが、友人が降りてしまったとたんに、聞こえるくらいのコソコソ声で「あれって、昇太じゃない?」「え、何昇太」「春風亭!」みたいな感じに始まる。あ〜イライラ、もうタイミングを逸しちゃったから「わぁ、昇太で〜す」みたいな感じで出て行けないし、しかもわざわざ聞こえる声でこそこそ喋ってるしでイライラ(笑)。「世の中の中学生み〜んないなくなっちゃえばいいのに」なんて毒を吐く(笑)。
この後、三遊亭遊雀さんの「十徳」という落語。ちょっとした知識が入ると人に見せたがるっていうお話。「十徳」というのは羽織のことらしくて、それがなぜ「十徳」と呼ばれるかを知った男がそれをひけらかそうとするのだけれど…個人的に、今まで見てきた落語の中で、一番自分が落語を見る前にイメージしていた落語のピッタリな語り口や雰囲気。面白かったのは、この男が知ったかぶりをしようとするも、それをさせてもらえずぐずぐず泣き出す演技。ホントに子供がそこでぐずってる感じ、スゴイ観察力。
さて昇太さん、今回のお話は夏らしく 3つの怖いお話。何でも、以前から持ちネタとしてあるんだけど、あまり披露したことが無かったのだとか。「ろくろ首」「???」「死神」。一番面白かった 2番目のお話のタイトルがわかりません(苦笑)。
その一番笑えた話、というか演技?(笑)。長屋のダンナの部屋に若い女性が入り込み肩や足を揉んでるのを覗き見した独身男、なぜそんな若い女がと尋ねると、釣りでひっかけた髑髏を供養したところ、そのお礼参りに来たのがあの若い女、つまりアレは幽霊だったんだという話。幽霊であっても綺麗な嫁がほしい(笑、これ、やっぱり昇太さんの嫁ネタですねぇ)独身男、さっそく釣竿持ってつりにいそいそ。ところが、その場所には先客がたくさん。先は急げと割り込んで釣りを始めるも、つい、その後のムフフが気になって…っていう感じで激しく妄想しだすのは昇太さんの落語らしいところ。これがもうおバカでお腹が痛くなる。
今回は新作はなし。何でも、たくさんの人に来てもらうのは嬉しいけれど、常連さんもたくさんいて同じ噺になっちゃったりしないように考えるのがちょっと大変そう。「頼むから前の方には常連さんは座らんでくれっ!」は本人の本音かもしれない(笑)。が、きっとそんな常連さんをも笑いの渦に巻き込むパワーが人気の源なんだろうなぁと思ったりする。いつも、幕が下りて見えなくなるホンの直前にガッツポーズをしたりピースをしたりして、してやったりとニタリと笑っている姿を見ていると、「楽しくやってるからこのまま死んじゃってもいいや」なんて思ってるんですっていう言葉が真実味を帯びて、なんだかちょっとうらやましくなります(笑)。

いつの間にかというか、奥さんのお父さんのわなにはまったと言ってもいいかもしれない感じで、落語は一ヶ月に一回ペースの定例行事に(笑)、しかし面白いので喜んでご一緒させていただいている。今日は、SWA クリエイティブツアー。独演会で笑わせてもらった昇太さんが 4号として活躍する SWA (創作話芸アソシエーション) の新作ネタおろしです。
今日は山陽さんが出られないとかいう案内があったんですが…メンバー紹介のビデオで 5人映ってるのに、名前が紹介されない男がいる。SWA をご存知の人はもう事情は察しますよね(笑)、それ以外の人には、なんだあの男はなんて思われますよね?なんて感じの喬太郎さんのお詫びで始まった今日の SWA クリエイティブツアー、テーマは「東京」。
喬太郎さんの「華やかな憂欝」から始まるこの噺。
歌舞伎町でキャバクラを営む店長、経営不振で閉店を決心。出身の水海道(ちなみに、茨城です)に帰るまえに、TOKIO じゃない東京を見たいと部下に頼んで東京案内を頼む。店をキャバ嬢の「さとみ」に任せて休みを取った二人は部下の案内で TOKIO じゃない東京を巡るのだけれど、それが「梅屋敷」「高幡不動」「清瀬」など、そりゃ確かに TOKIO じゃないけど、なんだよそれみたいな場所。挙句たどり着くのは「母島」。そこで入ったスナックのママは、なんと「さとみ」の母親、そこで食べた料理に感動して…って続いていく話。
で、今回の噺はこの「さとみ」をどこでもいいから登場させようってことになっていて…
続くは、昇太さんの「手紙の中の君」。
デートといえば、カフェは「スタバ」ご飯は「よし牛」買い物は「ユニクロ」なんて男が、あんたなんてつまんないと彼女にふられる。そんな彼のところに「さとみ」ちゃんと名乗る女の子から「東京にでてきたけど怖いの〜、マー君助けて」という電話。マー君ではない(笑)その男、電話の「さとみ」ちゃんの純真な感じに、むくむくと妄想。知らない男に連れ去られて、いろいろされて、あばずれ女になっちゃうんじゃないかぁなんて。というわけで、マー君になりすまして「さとみ」ちゃんに出会う彼。純情・純粋な「さとみ」を演じる昇太さんが笑えます、なんか前の独演会でもこんなシーンがあったような(笑)。
さらに続くは、白鳥さんの「後藤を待ちながら」。
直前まで 紹介ビデオでのタイトルを「後藤さん」に入れ替えようと迷ってたという、(「後藤さん」ってなんだよ(笑))そこからしておかしな話。30も過ぎたフリーター、バイトをしつつ友人にはナンか冒険がしたいんだとこぼす日々。夜勤が続き家に帰らないことしばらく、久しぶりに帰った家には、ナゼか中国人(笑)。穏やかな口調の中国人(白鳥さんのその「中国人っぽい口調・話っぷり」が、またいかさま臭くて笑える)は、笑いながらピストルを出したり、怪しい白い粉を薦めたり、冗談で言っていた冒険をそのまま体験するハメになる彼。既にアジトと化した彼の家で中国人が待っているのは「後藤さん」(笑)で…というわけで、この噺だけ実は「さとみ」がうまく繋がらず、強引にどこかでちょろっとなんかの役ででてたなぁ(笑)。
で、トリは彦いちさんの「頭上からの伝言」。
「休みくらいどこか連れてけ」とせがむ妻や子供に、「いつかね」「またね」とのらりくらりとパソコンを繰りながら適当に答える夫。「でたよ〜」と皮肉られる夫も昔は山登りとかをこなし世界の山々を夢見たアウトドア派だったり。そんなで喧嘩して家を出た夫は、妻・子供を見返してやろうと、東京の一番高い所からとにかく叫んで妻や子供を見返してやることを決意。登っている途中で落ちてしまった自分とそこに駆けつけてくる妻「さとみ」を見ながら…幽体離脱した彼はなおも登り続けるが…
な〜んて感じのお噺。僕なんかは、そもそも古典落語を知らないので、何もかもが自分にとっては「新作」。噺そのものの面白さっていうのもあるけど、やっぱり噺の中に現れる仕草とか話し方とか、それらが一体となって楽しめる「ライブ」だからこそって感じは多少あるかな。噺が洗練されて、これを CD で音声だけで聴いてなお「爆笑」なら、昇太さんが言っていたみたいに「新作落語に市民権を」はもうすぐそこですね。
写真は楽屋にて撮らせていただいたものです。事情あって(笑)上半分だけになっちゃってます。本当は、昇太さん、彦一さんの左胸に燦然と輝く「○号」の数字も入れたかったんですが…イヤ、われわれの顔に墨塗ってもいいんですけどね、ソレはソレで皆さんに失礼ですしね(笑)

奥さんのお父さんのお誘いで落語の面白さを知っていらい、海外の人たちと仕事をする自分にとって、いわゆる日本伝統の演芸をもう少し知るのはとても意味があることだなぁと勝手に思ったりしていて、今回は浪曲を。
そもそも、浪曲って何…っていう状態でいきなりライブに行ったのでなんなんですが…パンフの説明によると…浪曲は、明治時代初期から始まった演芸の一つで、三味線を伴奏に使って物語を語るというもので、一つの物語を「節(ふし)」と「啖呵(たんか)」で演じる。節とは歌う部分で物語の状況とか登場人物の心情を歌詞にしており、啖呵は登場人物を演じてセリフを話すもの。
さて、この日のライブは 5日間通しで浪曲の全時代を語るというものの4日目、歌謡曲を取り込んだ「歌謡浪曲の登場」というお題目の第一部と、ブルーグラスと呼ばれるバンジョー・マンドリン・ギターを使って演奏される即興音楽に三味線を組み入れたバンドのライブになる第二部の構成。
第一部、いきなりドリフターズのバックにあったような昭和っぽい感じのセットに着物姿で登場。「森の石松」という歌謡浪曲から始まり、次はお客さんに参加させる「まぶたの母」。頭上から 20枚ほどの合いの手の言葉が書かれたボードが出てきて、「まぶたの母」のどこでどうやって合いの手を入れるかを説明して、自分のテープに合わせてお客さんと一緒に合いの手を入れていくって趣旨。これがコテコテで可笑しい。登場からの「まってました」に続いて、「名調子」「大統領」なんていう聞いたことがある合いの手だけでなく、「たっぷり」とか、ちょっとした仕草に対する「こまかいこまかい」とか、とにかく聴いてる暇ないでしょってくらい。
第二部、こちらは三味線ブルーグラスバンド。「ブルーグラス」っていう音楽も全然知らなかったんだけど、要はバンジョー、マンドリン、ギター、ウッドベースなどで構成されるアコースティックなカントリーミュージックって感じでしょうか。やたらとテンポの速い曲で速弾きを見せたかと思うと、ブルースっぽい曲なんかもあったりして。そんな中で三味線の音色というのはやはり独特で「ジャパニーズバンジョー」と呼ばれるのもわからなくも無い感じ。
ただ、もう少し浪曲が聴けたらよかったかな。第二部のライブがちょっと長いなぁと思ったのはきっと自分だけではなかったはず、多くいらしていた年配の方には後半はちと辛かったかもねぇなんて話が出るのも仕方ないかも(苦笑)。

急にアンコールワットのことを思い出して、ふと「地雷を踏んだらサヨウナラ」を見てみたくなった。命を懸けてなお一枚数十ドルでしか売れないことが多い戦場フリーカメラマン達。この映画の一之瀬泰三もそんな一人。
地元の人や子供達にも愛されるおおらかで明るい彼。地元の子供達に写真撮ってとせがまれて嬉しそうにシャッターを切ったり、現地で親しくなった友人の結婚式に駆けつけて迷彩服のまま写真を撮ってあげたり、姉の結婚式に一時帰国して日本の平和な様子が映し出されるなど平穏なシーンも多い。
だから逆に、戦火の極限の環境の中でシャッターを切り続け、自らも死の危険にさらされたり、友人のフリーカメラマンの死や親しくなった人たちが戦火の犠牲になる様を見ながらもなお、クメール・ルージュと呼ばれるゲリラの本拠地だったアンコール・ワットを撮ることに不思議なほどに情熱を傾けていく彼の様子に惹きこまれる。
映画を見たら、そういう歴史をかかえた場所なのだということを認識した上でもう一度アンコール・ワットを見てみたいと思いました。このあたりの歴史に関する本を読んでみても良いかな。
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今年もやってきました、鳥越祭りの時期が。3年前にこのお祭りを見たときに「参加したい」と思って以来、そしてその次の年から参加させてもらってからというもの、この時期は楽しみな時期の一つに。
まずは、奥さんのご両親が選んでくれて仕立ててくれた渋い着物きて鳥越神社にお参り。いつ見ても、千貫神輿と呼ばれる鳥越神社の御神輿は本当に大きくて美しくて圧倒される。鳥越祭りは、土曜日の夕方から夜にかけて各町の町内神輿が練り歩くお祭りと、朝 6時ごろ宮出し、夜 9時ごろの宮入りまでこの千貫神輿が各町内を渡り歩いていくお祭りになっている。
特に日曜日に行われるお祭りは、この関東随一の重さと大きさを誇る千貫神輿が各町から各町へ引き渡されるときの荒々しさ(2枚目の写真を見ると、茶色の半被の集団が担いでいるのがわかりますよね。こんな感じで、その町を通るときはその町の半被を着た人が基本的に担ぐっていうルールになっているのです)、あまりの重さと大きさに危なっかしく浅草の狭い道を練り歩いていく様、夜になってロウソクの火がはいったちょうちんをゆらゆらとさせながら宮入する様など、なかなか見ていて楽しい。
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自分は土曜日の方の各町の神輿を担がせてもらいました。親戚のおじさんや、その祭り好きなおじさんの仲間達が浅草の奥さんのおばあちゃんの家に集まってきます。「きみを待ってたんじゃないか〜」は、神社にお参りしていた間に町内の神輿が出発してしまったために、後から合流した自分に投げかけられた言葉。あわてて、「遅れてすみません!」(笑)。早速半被に着替えて合流。
合流したときは、ちょうどこの近辺の町の3つの神輿が交差点で互いを待ち合わせ中。ちょうど日が落ちる 7時ごろなのだけれど、ちょうちんに火を入れるのもこのタイミング。ゆらゆらと揺らぐ灯りがなんとも美しい。7時ちょうど、三方から集まった神輿が一直線に並んで出発。本社の大きな神輿の迫力や荒々しさも良しだけれど、それとは違った優雅な雰囲気を味わえるこの町内のお神輿に参加するのが、実は結構好き。
1時間半ほど担いで汗だくになって飲むビールが最高(笑)。腹ペコなところにご馳走もいただいて、ふと気づいたら終電を逃してたりしました。重い神輿の太い棒に肩と首を押し付けて何もかも忘れて大声を出して神輿を担ぐ。肩に走る痛みと周りの熱気や喧騒で、本当に頭が真っ白。最高のストレス発散方法、祭りはやっぱりいいです。
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春風亭昇太さんの ムードデラックス を見てきました。最近、月一のペースで落語に行っているというなかなかのペースなのは、誘ってくださる奥さんのお父さんのお陰。下北沢の本多劇場、学生時代に住んでいたにも関わらず、実は今回が初めて。懐かしさと、どんなだろうっていう気持ちが混ざる不思議な感覚。それにしてもたくさんの人。志の輔の時と違って圧倒的に若い人が多いみたい。
客席の後ろから洒落た帽子にメガネ、ピースをしながら出てきた昇太師匠。まくらから結構大笑い。この後に出てきたのは講談師の神田山陽。舞台袖から小さな机を持って台に駆け上ったかと思うと、ものすごい勢いで豊臣秀吉の話をはじめる。時々、その小さな台を固そうな棒のようなもので、「パンパン」と叩いて調子をとる。そう、自分も全く知らなかったのだけれどコレが「講談」。小さな台は釈台、固そうな棒は張り扇。ちょっとビックリした。
昇太師匠の落語、落語はまだ聞き始めたばかりだから、どの話がどの古典から引っ張ってきたものかとか、新作なのかとか、そういうところは良くわからないけれど、独特な毒の吐き方に大笑いしてしまった。その一つが、ちょっと前の高知空港での胴体着陸の話。
「いや〜、あれすごいですねぇ」と持ち上げておきつつ、「でも、僕あれ見たとき、他の機長がどう思ったかとか考えちゃうんですよ」と始まり、「だって路線考えてくださいよ、伊丹-高知間ですよ、会社の花形のパイロットじゃないですよね」と毒を吐き、「きっと、他の機長なんてこう思ってるはずですよ『あいつ上手くやったよなぁ、いっそ俺の時も前輪でなくなりゃいいのに』なんてね」と言ってしまう。
これに関わらず、ナンか独特な毒があるんです。ちょっとした日常の風景が昇太師匠が小さな毒を盛ると、なんだかおかしくてしょうがない状態になったりするって言えばいいんでしょうか。久しぶりに、涙が出るほど笑いました。もう、あまりにも疲れてて、金曜日は落語行けないかもなんて半分スネてたこの一週間のグダグダがすっかり吹っ飛びました。
いや〜面白かったです。今度は 7月に紀伊国屋サザンシアターで独演会があるそうなので、ゼヒお邪魔してみたいと思ったしだい。

そういえば、入場時にもらったパンフレットに挟まってた、落語ワンダーランド登竜門って雑誌を結局買ってしまったりと、ますます落語の面白さにはまりそうです。
ナイト ミュージアム を見ました。何をやっても長続きしないダメな父親ラリーが、しょうがなく見つけた博物館の深夜の警備員の仕事。3人のじいさんがやってた仕事を人件費の削減で一人でやることに。しかし、このじいさんたち、引継ぎの時に意味深に一冊の管理マニュアルを渡す。それは、実は深夜に博物館で起こる摩訶不思議な状況、つまり博物館の展示物たちが生命を吹き込まれて動き出して、やりたい放題はじめてしまう…という状況をなんとかするマニュアル。でも、結局、骨格展示の Tレックスが暴れだしたり、グラディエータとカウボーイたちが戦争をおっぱじめたりというめちゃめちゃな状況で、マニュアルはぼろぼろになってしまう。で、まぁ、そんな状況を何とかしていくお父さんの仕事ぶりを見て、子供がお父さんを見直すってな話。
正直もっと面白いかなぁって思ったんだけど、なんかいまいち。単純に子供向けって感じの映画。
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モロ師岡さんに以前お会いした時に話があったサラリーマン落語がとても気になっていて、見に行かせてもらうことができました、「モロ噺」。
場所はお江戸上野広小路亭。上野広小路の松坂屋のちょうど向かいの建物。大きな十字路を松坂屋側から渡って建物の前に行くと、なんといきなり靴を脱いで建物の中に入るようになっている不思議な入り口。3階に上がると、そこが会場なんだけど、狭い会場は既にお客さんでいっぱいで、モロさんがいろいろと話している。今日は一番弟子という(でも一人しかいないお弟子さん(笑))俳優の酒井敏也さんも一席設けるとのこと。二人とも飄々とした独特な雰囲気。
さて、サラリーマン落語。
サラリーマンだから背広姿で落語。モロさんは真打だからネクタイにスーツ姿。でも、前座であるお弟子さんはネクタイすら締めることができないのだそう(笑)。手ぬぐいと扇子の代わりは、手帖とペン。まくらを終えてお話に入ると、着物を脱ぐ代わりに背広を脱ぐわけです。
「寝床」という古典落語をもとにした、エレキギターが大好きな社長のお話。小さな頃から夢だったエレキギターをようやく手に入れて、その演奏を聞かせようとする社長。社長の命令でライブの人集めに奔走する社員達だが、何かと理由をつけて迷惑な社長のライブへの出席を断る街の人や社員たち。怒って「街の会社を全部買収して、皆首にしてやる」などとごねる社長に、何とか人を集めてライブにこぎつける。上機嫌な社長はお酒やカラスミなどを振舞うが、迷惑な演奏など聴いていられない聴衆は、食べて飲んで寝てしまうことを思いつく…と続いていく話。ジャイアンみたいなヤツ(笑)。
もう一つ、「粗忽長屋」も面白かった。コロンビアでなぜか蒟蒻を売りさばかないと日本に帰れないって話になってしまったサラリーマン。誘拐による脅迫状が届いて、なんと「お前誘拐されているじゃないか」という状態に。そして、ついにその人は殺されてしまって、「殺された自分」を確認しに行くなんていうお話。それにしてもエネルギッシュ。
酒井敏也さんは、モロさんの新作落語「モルヒネ刑事」を。まだ真打じゃないので、ネクタイしてません。そして、なんともいえない雰囲気がおかしいです(笑)。そして、トリには風間杜夫さんが古典落語を一つ、コレは正直驚くくらい上手かった。声の通り方とか、テンポとか、なんか全体的に相当好きでやってるんだなぁって感じ。こんな小さな場所で、目の前で風間杜夫さんの噺を聴けるなんてことは、きっとそうは無いんじゃないんですかね。ファンならたまらないところなのでは。
それにしても、あっという間の 2時間でした。面白かったぁ。

今年も 志の輔落語 in PARCO 2007 に行ってきました(連れて行っていただいたって方が正しいなぁ)。昨年、この志の輔落語を見てちょっとしたカルチャーショックのようなものを受け、楽しみにしていたことの一つ。
千秋楽を一度迎えたあとの追加公演。のどがスゴイことになっていたようだけれど、千秋楽を二度迎えることになる不思議さなんかを語ることから始まった今回の公演。構成的には、昨年のものと似ていたので、新鮮さには欠けるっていうのは正直否めなかったけど、でもやっぱり面白い。「七福神」「しじみうり」などに、時事ネタも忘れずに、そのまんま東の宮崎県知事当選にちなんで…富山で行われた芸能人知事候補のトップは、志の輔本人。続く人は…柴田理恵に室井滋…知ってるのそれだけかい(笑)みたいな。
狂言長屋は、去年見たけどやっぱり面白かった。「無常」ってお題に対して一度書いた噺を、騙されて他家に盗まれてしまった狂言師。その後、噺がかけなくて困り果てて自殺未遂をした狂言師とそれを助けた長屋の人たち。そんな長屋の人たちが狂言師を助けようとするやり取りが笑えてしょうがないです。おばあさんに拾ってもらえない桃太郎、竹の中から光り輝く越後屋、それを見ていた家政婦…まぁ、コレだけ書いちゃうと何のこっちゃわからないでしょうけど、テンポ良く小気味良く続く。
「死」を「無常」として書いた最初の噺に対して、長屋でのやり取りから「生きること」の「無常」におかしさを見出す噺を作り出す狂言師。「死にてぇよ〜」なんて理由は人それぞれだけど、他人にとってみればバカバカしいほど些細だったりって。
あと、おかしかったのが、一人違うタイミングで笑いこけるおばちゃんをいじる志の輔。その場の流れで話をグイグイと引っ張る。おばちゃんの笑いのツボがどこなのかすごく気になりました(笑)。

チャーリーとチョコレート工場をみてみました。ティム・バートンとジョニー・デップのコンビってのが気になったのと、変な小人が踊りまくっているシーンを何かで見てちょっと気になっていて(笑)。
チョコレート工場の中が溶けたチョコレートでできた滝や川でできていたり、胡桃の選別をするリスたち、変な踊りを踊る小人「ウンバ・ルンバ」などが独特な映像美の元に表現される。悪い子達が受けるお仕置きはブラックでシニカル。ただ、童話らしく最後は子供向けの教訓みたいな感じでハッピーな感じで終わっちゃうのはしょうがないのかな?それこそ、日本むかしばなしみたいにもっとブラックな感じで終わっちゃう展開でもいいんじゃないかなぁって思ったりもするけど。
個人的に、へんてこなキャラクターや設定、映像の感じとかは好き。
犬神家の一族 (出演 石坂浩二、松嶋菜々子) を見てきました。この作品、何度か読んだり見たことがあるのにも関わらず、なんだか知らないけどストーリーを忘れてしまうんですよね(苦笑)。で、同じように奥さんもイマイチ思い出せないようなので、まぁ見てみようかってな感じで。
見て何よりも思ったことは、「あぁ、大野雄二のテーマだ」ってのと、「あぁそうだこういう話だった、面白いよなぁ、でもなぁ」みたいな。ストーリー展開はいいんですが、ちょこちょこ気になるところが。
- 尾上菊之助さんの表情とか台詞回しとかが、なんか歌舞伎っぽくて…復員兵らしからぬ綺麗さなんですよね〜
- 松島菜々子さんが存在感ありすぎ、というか背が高すぎるせいでナンか変…
- 時代設定に全くあっていないモータボートの登場…だって、復員兵とかものすごく古い旅館とかが出ているのにですよ〜
- ナンか、もっとドロドロ感があっても良いのでは?
とかとか。全体としては結構楽しめたんですけど、微妙に消化不良な感じかなぁ…オリジナルを観たことがあるはずで、その印象が強すぎなのかもしれません。
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キャッツを観てみたいねって言う話をしてチケットを取ったのはもう半年前(笑)。サックスの発表会があって(そっちはまた後ほど書こっと)、他の人の曲をほとんど聴くことも出来ず自分だけ先に吹かせてもらって何とか開演に間に合った。
まず、劇場に一歩入るとその不思議な空間に驚かされる。まず、一番前の席の目の前にせりあがるように不思議な人形やらやかんやらが積み上げられたような倉庫の壁みたいなのがあって、客席の周りの壁や天井も含めて全体が舞台装置のように飾り付けられているのだ、それは都会のゴミ捨て場。そんななので、開演するまでの間に席をたって周りを見て楽しむ人がいるのもわかる。
開演するとふとその倉庫の壁みたいな上にネコがいるのに気づく。そして、舞台が回転しているのに気づく。ビックリするのは、その倉庫みたいな向こう側に客席があって、その客席も一緒に回っていること。この舞台一つとっても結構面白い。そして、闇に光るネコの目。
ネコしか出てこないこと、そして、娼婦のネコ、マジシャンネコ、ゴキブリやねずみを操るおばさんネコ、役者ネコ、などなど個性的なキャラクタもまた面白い。そして、様々なネコたちの生き様が圧倒的な歌と踊りで表現される。特にサックスを吹いてきたばっかりということもあって、その歌の迫力には圧倒された、声量も声色も全くスゴイ。
入ったときに驚いた「キャッツシアター」も、なるほどこのミュージカルならではなのだと感心する。客席のあちこちからネコが現われたり、客席の合間を駆け回ったりする。お客さんの目の前までやってきて歌で語りかけたり、舞台上に連れ去ってみたり、そんな演出が可能なのも舞台と客席が一体になったこの「キャッツシアター」ならではなのだ。
ロングランを続ける理由がわかった気がする、確かにとても面白い。それに、違う場所に座って見ることで、また別の楽しみがありそうなそんなミュージカルでもある(Wiki を見ると、どうやら登場するネコさえ公演毎に違うらしい)。機会があったら、また観てみたいと思えるミュージカルです。
なんかずーっと気になってた、ナチョ・リブレ 覆面の神様を見てみました。修道院で料理番として働くイグナシオ(ナチョ)。きれいでかわいいシスターと大好きな子供たちのためにいい食事をさせてあげようと街に出て行って、プロレススターの派手っぷりを見て、プロレスで一山当ててやろうと画策。その賞金を使って、おいしい食事とバスでみんなを遠足連れて行こうって話になるのだけれど。
修道院ではプロレスは禁じられた行為で見ることも許されない。そんな中太ったナチョが隠れてタイツや覆面をかぶる姿や、なぜか、蜂の巣を投げつけて蜂に追い掛け回されたり、赤いマントをかぶったまま闘牛のいる場所に入っていって牛にどつかれたり、泥を顔に塗った状態で弓矢から逃げようとしたり、なんだかよくわからない特訓姿は笑える。メキシコらしい(?)ハチャメチャなキャラクタのプロレスラーたちも笑える、中でも小さな二匹の野獣みたいなヤツらは笑えた。
笑えて、痛快。ちょっとジ−ンとくるところもあって、見た後はとってもさわやかな気分になる映画。個人的には、こういうのかなり好き。

何となく北京に向かう飛行機の中で見てた映画。ちょっとしたきっかけでこれ以上ないくらい転落し続ける人生を歩む松子のお話。それだけ聞くと悲惨な話?って感じなんだけれど、ミュージカル調な独特な映像と、中谷美紀演じる松子の一生懸命な姿に不思議と希望を感じさせてくれる映画。130分と結構な長編なんだけど、BONNIE PINK や 木村カエラの歌にのせて、柄本明、荒川良々、劇団ひとり、大久保佳代子、濱田マリ …らある意味異彩を放つくらいのキャストたちがその個性を十分に発揮しつつ、無駄なくかつわかりやすくストーリーが進んでいく感じ。
あっという間。
原作は一体どんなだろうとちょっと気になっています。奥さんが持っているらしいので、ちょっと借りて読んでみよっと。
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ジャパンデザインネットより。ニューヨークで、革新的な製品とテクノロジーの展示を行うイベント「WIRED NextFest」というのが行われていたのだそう。知っている人は知っている、かの「WIRED」主催ということもあって、以下のようなカテゴリーで様々なロボットや、インタラクティブアートなどが展示されていたようで、なかなか興味深い感じです。
ジャパンデザインネットには、NASA の未来の宇宙服とか、やたらとリアルな顔をしたロボットとかの写真がたくさん掲載されています。日本でも、この手の展示が行われることがあるけど、これだけ多くの展示が一堂に集まるってのはなかなか難しいかも。見てみたかったなぁ。
以前からちょっと気になっているイベント、楽器フェスティバル。今年は、この 3連休の土日に池袋のサンシャインで行われるみたい。池袋って最近あまり足が向かない場所だなぁと思いつつ、このイベントはちょっと行ってみたいな。
というのも、このフェスティバル、そのコンセプトが「楽器の初心者を応援しよう」ということで新製品の紹介というよりも、むしろ試しに弾いて・吹いてみたいなところが充実しているらしいからなのです。というわけで、サックスをやってる自分が、ちょっとギターに興味が向いてるから試してみたいなぁとか、ちょっと気になる楽器を探して試しに