2012年02月02日

山中千尋さんが出演される きゅりあんスプリングコンサートに行きました

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品川区の至る所に貼られていたこのポスターで、Madrigal の頃から聴き始めてファンになった 山中千尋さんが出演されるコンサートがあるというので、子どもがうまれて以来本当に久しぶりに生の演奏を聴きたいなと出かけてみることにしたのでした。

指揮は大井剛史さん、オーケストラは東京フィルハーモニー交響楽団、ピアノは山中千尋さんで、以下の曲目の演奏でした。山中千尋さんはラプソディ・イン・ブルーのみ。

バーンスタイン:「キャンディード」序曲
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」

真っ先に気になったのがちょっと貧弱な音響。席は中段の真ん中辺りだったのでその位置のせいではないと思うのですが…それでも跳ねるような独特な感じで指揮を取る指揮者、迫力のあるオーケストラの演奏、やはり素晴らしい山中千尋さんのピアノと楽しめました。

コンサートの終了後に、CD や DVD の購入者を対象にサイン会やりますってことで、思わず参加してしまいました。小柄でとっても綺麗な方で、人を前にしてちょっと緊張したのは久しぶりでした(苦笑)。すごく大人な雰囲気を漂わせる方なのですが、サインが結構お茶目で可愛らしくてそのギャップが印象的でした。

ライブハウスとかもっと小さな場所でピアノトリオとかで聴いてみたくなりました。

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2009年08月06日

Tryggve Seim & Frode Haltli

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6月から続いている Malmö の夏のお祭り Sommarscen。今日は夜 21:00 からサックスとアコーディオンのデュオのライブがあるというので気になって出かけてみることにしました。仕事から戻って子供をお風呂に入れてからのお散歩。

ジャズというよりは、どちらかというと民族音楽・民謡といった雰囲気のある音楽で、静かでゆったりとしていて、また不思議に美しいその曲調に思わずいい意味で眠気を誘われます。家で何かをしながら聞く音楽というより、まさにこんな夜涼しい夜風に当たりながら、自分のような風呂上りにウトウトしながら聞くなんていうのにピッタリ…失礼かも(笑)。

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カーブドソプラノをこんな大男が吹くと、ほとんどおもちゃに見えます。奏でられる音色の美しさと見た目(おもちゃみたいなサックスと大きな人)がどうも一致しません。アコーディオンはそのキーの多さに思わず目を奪われました。アコーディオンならではの独特な奏法も音楽に一味加えていて、なかなか面白いライブでした。

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2008年07月13日

Copenhagen Jazz Festival 2008

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7/4 から 7/13 まで Copehnagen Jazz Festival 2008 が開かれていることを知っていて、かつ Phil Woods のライブがあることとかも知っていてものすごく行きたかったんだけど、ここ最近は仕事やらナンやらで何かと忙しくて時間が無いし疲れてたのもあって残念だなぁなんて思っていたところ…

でもやっぱり電車で40分の場所でやってるのに行かないってあり得ないな〜と思い立ち最終日の今日何の計画も無く見に行ってみました。まずニューハウンで Orion Brass Band ってのがパレードやってるのに遭遇。彼らはそのまま船に乗って船でライブ。Trad Jazz な感じでちょっと自分の趣味とは違う感じだったので船には乗らず。でも、晴れた空の下でジャズを聴きながら船でコペンの街を眺められるなんてなかなか贅沢。

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さて、ニューハウンでは次のライブの準備が進んでいてものすごい人だかり。フラフラのおじいさんが入ってきたときは大丈夫かしらんなんて思ったけど、お客さん達は大盛り上がり。Papa Bue And His Viking Jazz Band というバンドだそうでコチラも Trad Jazz。お客さんたちも一緒に歌ってって感じのライブで良く見ると年齢層が相当高い。

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日差しがきついなぁなんて思っていたら、日本の「兜」みたいな帽子を新聞紙で器用に作ってかぶっている人がいてちょっとビックリ。小さな子供が「I LOVE TROUBLE」ないかしたシャツを着て踊っているのもなかなか微笑ましい感じで。

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次に向かったのは Artcoustic という洒落たスピーカーを扱うお店の中で行われてたライブ。コチラは Conexxxion という若手のトリオによる Modern Jazz。ベースがずり落ちるメガネを直しながら無心に演奏しているのがなんだかすごくお茶目、でも疾走感溢れる演奏は結構聴き応えがあってなかなか面白かったです。

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最後に向かったのは Palae Bar という場所で、ココでは Jan Kaspersens Quartet というグループによるライブが。洒落た感じのバーで、テナーサックスがいてかなり気になったんだけどもう人が一杯でどうしようも無かったので退散。ストロイエを歩いていたら、途中で The Sprit of New Orleans がライブをやっていてコチラも結構な盛り上がりでそれをちょろっと聴いて戻ってきました。

今年は残念ながら有名どころのライブを聴きには行けなかったけど、街中がジャズで盛り上がって楽しめるイベントの楽しさをホンの少しかじれた気がします。来年はぜひしっかりスケジュールをチェックしてもっといろいろと楽しめればなぁと。

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2008年07月04日

Jazz po skanska / Anna-Mia Barwe

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ちょっと前の記事にも書いた夏を通してマルメで行われているイベント SOMMARSCEN のライブの中で気になったのが Jazz po skanska 「ジャズ・イン・スコンスカ」(スコンスカは南スウェーデンの方言で結構独特な響きがあるのです)。金曜日に珍しく会社でゴタゴタがあって行けないかなぁと思っていたけど、かろうじて間に合いました。

良く聴いているとどうやらジャズ・スタンダードをスコンスカで歌っているだけでなく替え歌をやってるみたい。はっきりわかったのは MEMPHIS IN JUNE が Malmo in May として歌われたこととかマルメにある公園の名前が登場したりとか。スコンスカの独特な響きがジャズの旋律と不思議と調和してなんとも言えず面白く、また、なかなか聴きごたえのあるいいライブだったのですが、残念なのはその替え歌の意味がわからなかったこと。聴いている人たちがところどころ大笑いしたり、一緒に歌うような感じもあって、こういう体験を一緒にできないもどかしさは本当に何とかしたいところ…落ちこぼれなスウェーデン語クラスをなんとか頑張るしかないんだろうなぁ。

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このライブでも子供達がたくさんいて一生懸命聴いている子供もちらほら。こういったライブに老若男女が集まるってのはちょっと面白いことかもしれないなぁと思う最近。夏の日が長い間は、結構夜遅くまで子供達が親同伴で外で遊んでるってことですな。

ライブが終わってちょっと散歩をしてたら「大広場」の市庁舎前ではまだまだ長い日を楽しむ人たちがノンビリとベンチに座ってアイスクリームを食べたり本を読んだりただおしゃべりをしてたり。日本と違って多くのお店が閉まってしまうのだけれど、それでも長い一日をいかに有意義に過ごすかを良く知ってるなぁとなんだか感心してしまいます。

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2008年07月01日

SOMMARSCEN Malmo

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多くの人が夏休みをとり始めているマルメでは、ほぼ毎日どこかで何かが行われる SOMMARSCEN Malmo というイベントがあります。10:00〜、14:00〜、19:00〜、22:00〜の時間帯に分かれていて、昼間の時間帯のイベントは主に子供を持った家族向けのもので 19:00〜のものは野外劇場みたいな場所を使ったライブ、22:00〜は映画って感じのようです。そのどれも入場無料で誰でも楽しめますってものです。

スウェーデン語のパンフレットに四苦八苦しながらも、ジャズのライブがいくつかあったので、出かけて見ました。家の近くにある大きな公園の野外劇場が使われるので近いっていうのもあって。

Bobo Moreno & Ernie Wilkins Almost Big Band は、デンマークのジャズボーカリスト Bobo って言う人と Ernie Wilkins 率いる「小さなビッグバンド」によるジャズスタンダードをメインにしたライブ。久しぶりに生音を聴いた気がしてやっぱりいいなぁと。小さな子供が周りで走り回ったり時々乱入しちゃったりするハプニングがあるのもなんだか微笑ましくていい感じのライブ。最後は Everyday I have the blues で締めて終わり、大満足なライブでした。

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こちらの写真は、コミックバンドとでも言うんでしょうか?多様な楽器を演奏するだけでなく、いわゆる大道芸っぽいことをバックの演奏にあわせてやったり、漫才をやったり。司会っぽい人が観客をいじっていて結構みな大笑いしていたのでスウェーデン語がわかればなぁなどと思いつつ、それでも雰囲気は結構楽しめていい感じ。

最後の写真とか、単にトランペットを口に乗っけてバンジョーを演奏しているだけに見えるでしょ、でもこの人トランペット実際にコレで吹いていました。驚いたのはトランペットに手を触れずに結構音程を自在に変えていたこと、サックスだと口だけだとどんなに頑張ってもせいぜい前後一音くらいの幅で音程を変えられるくらいだけど、トランペットってそんなことできるのかな?他にも 3管のトランペットを吹いたりとか、なかなか多彩な芸を見せてくれました。

って話を Sさんにしたら、実は自分の奥さんが主催してるんだよって話にさらにビックリ。スウェーデン第三の都市のマルメだけど、こういう風に知り合いがどうこうとかって話ってやたらと良く聞きます。結構小さな所なんだなぁっていうのを感じます。

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2008年03月20日

フィギュアスケート世界選手権@ヨーテボリ

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赴任が決まった後に、ヨーテボリでフィギュアスケートの世界選手権があると知り行ってみたいなぁと思っていたのですが、10日ほど前にネットでチケットを探したらまだ女子フィギュアスケートの決勝のチケットが(あまり良い席じゃないけど)残っていたので手に入れていたのでした。

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さて、会場は Scandinavium というヨーテボリ中心部からは少し離れた場所にあるアリーナで、1976 年にスウェーデンで初めてフィギュアスケートの世界選手権が開かれたのもこの場所なのだとか。テレビで見ると選手を中心に常にしたアップの画像を見ることが多いので気づかないけれど、ホントに大きなリンク。6人ずつにグループ分けされた全部で 4グループ 24人の演技。女子フリーでは 1人あたり 4分±10秒の演技時間があって ジャッジが出るまでが 3分20秒 程度。各グループの演技の前にはウォーミングアップと選手紹介があったり、第2グループと第3グループの間では氷の表面の再調整が行われる。そんな感じなので、18:30 から始まって表彰式が終わるのが 23:00 頃と中々の長丁場。最後の写真は、その氷の表面の再調整をしているところ。ナゼか黄色の帽子をかぶった人たちが出てきて細かい何かを拾っているようでした。

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テレビで見ていると、ジャンプとかスピンとか個々の要素の美しさに目を奪われがちだけど、こうやって全体が見える場所から眺めていると、スピード感や動きの滑らかさもかなりはっきりとわかる要素。そして、それらは最初のグループの人たちとトップグループに属する人たちではやはりかなり違うように感じられました。

スウェーデンでの開催だけあって、地元出身の Viktoria HELGESSON や フィンランドの Kiira KORPI の登場時には大変な盛り上がり。また、スイスやアメリカ、そして当然日本からもかなり多くの観客が来ているようでした。Kimmie MEISSNER、Sarah MEIER、Carolina KOSTNER の演技はやっぱり華麗で美しいなぁと感心しっぱなし。日本人として最初にリンクにあがった安藤美姫はちょっと気の毒な結果。ジャンプの後に足に痛みがあったのかしばらくして審判団のところに行って話しをした後棄権。

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最終グループの 最後の 3人は韓国のキム・ヨナ、それから浅田真央と中野友加里。他の人たちと比べると細くて小さいなぁっていうのが真っ先に思ったこと。その中でも最後に演技した中野友加里、総合の結果こそ 4位だったのですが、その前のキム・ヨナや浅田真央の演技を圧倒するほど観客に訴えかける素晴らしい演技だった気がします。全てのジャンプを綺麗に成功させ華麗なドーナツスピンやスパイラルシーケンス。以前、中野のフリフリなピンクの衣装ってどうなの?って奥さんと話をしていたことがあるのだけれど、こうやって見ているとそれがまた氷上では愛らしく見えてなかなかいいじゃないと思ったのもビックリ。実際演技が終わって最も多くのスタンディングオベーションを受け取ったのは中野友加里であり、観客が感じた感動と点数に最も大きな開きがあってブーイングが起きたのも中野だけだった気がする。他のスケーターに比べると少々地味な感じが否めない中野友加里だけれど、きっと今日の観客の反応は彼女を一回り大きな選手にするんじゃないかなぁと思わせるに十分でした。

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演技後、ブルーにライトアップされたリンクでは表彰式の準備が進み、その間に優勝した浅田真央のインタビュー。こうやって遠くスウェーデンで日本人が活躍したっていうことに微妙に自分の心がくすぐられる感じで変な気持ち。微妙に発音が変な君が代を聞き終えて興奮冷めやらぬ会場をぼちぼち後にしたのはもう11時近く…でも ここヨーテボリは 24時間オープンのマックとかがあってちょっと助かりました(笑)。

ホンの少しですが、ヨーテボリの街を見てまわる時間もありました。もし良ければ コチラ をご覧ください。

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2008年02月16日

MUSIC DOC FESTIVAL 2008

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金曜日から MUSIC DOC FESTIVAL 2008 というのが、今住んでいる Malmo や働いている場所のある Lund、それから Hassleholm や Landsckrona という場所であることを知っていて、見にいけたらなぁと思いつつ、スウェーデン語のパンフレットしか持ち合わせていなくて、う〜んと思っていました。

で、新居への引っ越しの後 IKEA で買ってきたものを家に運び込んでいた夜 8:30 頃、偶然ディナーを終えたという Sさん夫妻に遭遇、いろいろと話してたんだけど、外は寒いしってことでちょっと飲みにでも行こうかということになった。話を聞いてると、今日はその MUSIC DOC FESTIVAL のライブに足を運ぶまで何をしよっかということで、食事をして散歩をしてたらしい。で、一緒に行かないと誘ってもらったので喜んでと一緒にライブに行ってきました。

スウェーデンに来て思うのは、「狭い」ということ。どこに行っても知り合いがいてみんなが挨拶を交わしてるような感じ。クラブでもそんな感じ。今日のライブは JET SET SWE というバンドと、RAFVEN というバンド。後は DJ が繋いでくって感じで。

基本的に、どんなジャンルのライブかとか何もわからず行ったんだけど、JET SET SWE はなかなか面白いバンドでした。というのも大好きなハモンドオルガンを中心にしたバンドってのもあるかもしれないのだけど、音楽もそして服も何もかもが 60年代を感じさせるようなそんな雰囲気で、お茶目でかっこいい感じ。ビブラフォンやってるひとが妙に多芸で、口笛やハーモニカなんかもやったりします。背がやたらと高いので何だか似合わないんだよね〜。

たぶん、この手の音楽は日本のクラブシーンとかでもかかってそう。

Jet Set Sweden - Stockholm, SE Lounge/Pop/Surf ってページがあります。
http://www.myspace.com/jetsetsweden

いきなり音楽が鳴り出すので、注意ですが雰囲気わかると思います。

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ライブに行く前の軽食。パニーニとカフェオレ、パニーニが何だかすごく美味しかった、こっちっていわゆる冷たいサンドウィッチしかないと思ってたら、普通にこういうのもあるんですな。

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2007年09月02日

JIMMY SCOTT @Bluenote 東京

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御年 82 歳、もういいおじいちゃんになる JIMMY SCOTT のライブ。ジャズ・ジャイアントとして紹介された JIMMY は車椅子での登場、正直ちょっと痛々しい感じすらあるのだけれど、重ねた年齢が醸し出す渋さと女の子のような可愛らしさが共存するなんとも不思議な歌声でバラードを歌いあげる。

大御所は無理はできないから、あるいはそれに気を使ってか、インストのみの曲も何曲か合ったのだけれどそれもなかなかいい感じ。ところで、やっぱりサックスに目が行くんだけど、T.K. ブルーという人のアルトサックスの音色は実に優しくていい音だった。テナーサックスにばかり気が向きがちな自分ではあるけれど、技術もさることながら、これほど優しくストレートに心に響いてくるアルトサックスの音色を聞いたのは初めてかもしれない。

JIMMY はもう少し歌いたそうだった、最後は歌っている途中止められるようにしての退場だったのがちょっと気の毒。それでも、観客の拍手に送られながら幸せそうな笑顔を振りまいていた。正直、車椅子に座って歌っているその姿に「大変そう…」という感情がどうしても勝ってしまって良くない…目をつぶって、その不思議な魅力に溢れる歌声を楽しむべきだったかもしれない。

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2007年07月31日

春風亭昇太独演会 オレスタイル

春風亭昇太の独演会、オレスタイルに行ってきました。携帯撲滅の DVD (これがまた結構笑える)に引き続き登場した昇太さんはなんだか相変わらず若い感じ。帽子とメガネがお似合い。

最初のお話は選挙の話。選挙事務所でのバイト経験があるのだそうで、選挙になるとなんだか血が騒ぐのだとか。何でも実際に参加して見てみないとその良さはわからんねと、それは落語にも当てはまるよねぇってな話。うんうん確かに、特にお客を笑わせることこそなんて感じの昇太さんの落語はそうそう。で、笑ったのが、そんな選挙に夢中な昇太さんが選挙速報を見ていた時の話。傍若無人にその場を仕切る田原総一郎にイライライライラ。「さっさと死んじゃえ!」「オレが引導渡してやる」「爺さんは引っ込んでろ」みたいにバッサリ、会場からも爆笑。

続いて昇太さんのだいっきらいな中学生の話。そういや前回も(笑)。電車に乗った昇太さん、有名人の宿命か、普段はいつでも逃げられる位置に立ち位置を決めているんですが、このときは友人がいたこともあって席に座る。すると、向かいに中学生がいることに気づくんだけど特に何も無し。ところが、友人が降りてしまったとたんに、聞こえるくらいのコソコソ声で「あれって、昇太じゃない?」「え、何昇太」「春風亭!」みたいな感じに始まる。あ〜イライラ、もうタイミングを逸しちゃったから「わぁ、昇太で〜す」みたいな感じで出て行けないし、しかもわざわざ聞こえる声でこそこそ喋ってるしでイライラ(笑)。「世の中の中学生み〜んないなくなっちゃえばいいのに」なんて毒を吐く(笑)。

この後、三遊亭遊雀さんの「十徳」という落語。ちょっとした知識が入ると人に見せたがるっていうお話。「十徳」というのは羽織のことらしくて、それがなぜ「十徳」と呼ばれるかを知った男がそれをひけらかそうとするのだけれど…個人的に、今まで見てきた落語の中で、一番自分が落語を見る前にイメージしていた落語のピッタリな語り口や雰囲気。面白かったのは、この男が知ったかぶりをしようとするも、それをさせてもらえずぐずぐず泣き出す演技。ホントに子供がそこでぐずってる感じ、スゴイ観察力。

さて昇太さん、今回のお話は夏らしく 3つの怖いお話。何でも、以前から持ちネタとしてあるんだけど、あまり披露したことが無かったのだとか。「ろくろ首」「???」「死神」。一番面白かった 2番目のお話のタイトルがわかりません(苦笑)。

その一番笑えた話、というか演技?(笑)。長屋のダンナの部屋に若い女性が入り込み肩や足を揉んでるのを覗き見した独身男、なぜそんな若い女がと尋ねると、釣りでひっかけた髑髏を供養したところ、そのお礼参りに来たのがあの若い女、つまりアレは幽霊だったんだという話。幽霊であっても綺麗な嫁がほしい(笑、これ、やっぱり昇太さんの嫁ネタですねぇ)独身男、さっそく釣竿持ってつりにいそいそ。ところが、その場所には先客がたくさん。先は急げと割り込んで釣りを始めるも、つい、その後のムフフが気になって…っていう感じで激しく妄想しだすのは昇太さんの落語らしいところ。これがもうおバカでお腹が痛くなる。

今回は新作はなし。何でも、たくさんの人に来てもらうのは嬉しいけれど、常連さんもたくさんいて同じ噺になっちゃったりしないように考えるのがちょっと大変そう。「頼むから前の方には常連さんは座らんでくれっ!」は本人の本音かもしれない(笑)。が、きっとそんな常連さんをも笑いの渦に巻き込むパワーが人気の源なんだろうなぁと思ったりする。いつも、幕が下りて見えなくなるホンの直前にガッツポーズをしたりピースをしたりして、してやったりとニタリと笑っている姿を見ていると、「楽しくやってるからこのまま死んじゃってもいいや」なんて思ってるんですっていう言葉が真実味を帯びて、なんだかちょっとうらやましくなります(笑)。

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2007年07月23日

SWA クリエイティブツアー

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いつの間にかというか、奥さんのお父さんのわなにはまったと言ってもいいかもしれない感じで、落語は一ヶ月に一回ペースの定例行事に(笑)、しかし面白いので喜んでご一緒させていただいている。今日は、SWA クリエイティブツアー。独演会で笑わせてもらった昇太さんが 4号として活躍する SWA (創作話芸アソシエーション) の新作ネタおろしです。

今日は山陽さんが出られないとかいう案内があったんですが…メンバー紹介のビデオで 5人映ってるのに、名前が紹介されない男がいる。SWA をご存知の人はもう事情は察しますよね(笑)、それ以外の人には、なんだあの男はなんて思われますよね?なんて感じの喬太郎さんのお詫びで始まった今日の SWA クリエイティブツアー、テーマは「東京」。

喬太郎さんの「華やかな憂欝」から始まるこの噺。

歌舞伎町でキャバクラを営む店長、経営不振で閉店を決心。出身の水海道(ちなみに、茨城です)に帰るまえに、TOKIO じゃない東京を見たいと部下に頼んで東京案内を頼む。店をキャバ嬢の「さとみ」に任せて休みを取った二人は部下の案内で TOKIO じゃない東京を巡るのだけれど、それが「梅屋敷」「高幡不動」「清瀬」など、そりゃ確かに TOKIO じゃないけど、なんだよそれみたいな場所。挙句たどり着くのは「母島」。そこで入ったスナックのママは、なんと「さとみ」の母親、そこで食べた料理に感動して…って続いていく話。

で、今回の噺はこの「さとみ」をどこでもいいから登場させようってことになっていて…

続くは、昇太さんの「手紙の中の君」。

デートといえば、カフェは「スタバ」ご飯は「よし牛」買い物は「ユニクロ」なんて男が、あんたなんてつまんないと彼女にふられる。そんな彼のところに「さとみ」ちゃんと名乗る女の子から「東京にでてきたけど怖いの〜、マー君助けて」という電話。マー君ではない(笑)その男、電話の「さとみ」ちゃんの純真な感じに、むくむくと妄想。知らない男に連れ去られて、いろいろされて、あばずれ女になっちゃうんじゃないかぁなんて。というわけで、マー君になりすまして「さとみ」ちゃんに出会う彼。純情・純粋な「さとみ」を演じる昇太さんが笑えます、なんか前の独演会でもこんなシーンがあったような(笑)。

さらに続くは、白鳥さんの「後藤を待ちながら」。

直前まで 紹介ビデオでのタイトルを「後藤さん」に入れ替えようと迷ってたという、(「後藤さん」ってなんだよ(笑))そこからしておかしな話。30も過ぎたフリーター、バイトをしつつ友人にはナンか冒険がしたいんだとこぼす日々。夜勤が続き家に帰らないことしばらく、久しぶりに帰った家には、ナゼか中国人(笑)。穏やかな口調の中国人(白鳥さんのその「中国人っぽい口調・話っぷり」が、またいかさま臭くて笑える)は、笑いながらピストルを出したり、怪しい白い粉を薦めたり、冗談で言っていた冒険をそのまま体験するハメになる彼。既にアジトと化した彼の家で中国人が待っているのは「後藤さん」(笑)で…というわけで、この噺だけ実は「さとみ」がうまく繋がらず、強引にどこかでちょろっとなんかの役ででてたなぁ(笑)。

で、トリは彦いちさんの「頭上からの伝言」。

「休みくらいどこか連れてけ」とせがむ妻や子供に、「いつかね」「またね」とのらりくらりとパソコンを繰りながら適当に答える夫。「でたよ〜」と皮肉られる夫も昔は山登りとかをこなし世界の山々を夢見たアウトドア派だったり。そんなで喧嘩して家を出た夫は、妻・子供を見返してやろうと、東京の一番高い所からとにかく叫んで妻や子供を見返してやることを決意。登っている途中で落ちてしまった自分とそこに駆けつけてくる妻「さとみ」を見ながら…幽体離脱した彼はなおも登り続けるが…

な〜んて感じのお噺。僕なんかは、そもそも古典落語を知らないので、何もかもが自分にとっては「新作」。噺そのものの面白さっていうのもあるけど、やっぱり噺の中に現れる仕草とか話し方とか、それらが一体となって楽しめる「ライブ」だからこそって感じは多少あるかな。噺が洗練されて、これを CD で音声だけで聴いてなお「爆笑」なら、昇太さんが言っていたみたいに「新作落語に市民権を」はもうすぐそこですね。

写真は楽屋にて撮らせていただいたものです。事情あって(笑)上半分だけになっちゃってます。本当は、昇太さん、彦一さんの左胸に燦然と輝く「○号」の数字も入れたかったんですが…イヤ、われわれの顔に墨塗ってもいいんですけどね、ソレはソレで皆さんに失礼ですしね(笑)

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2007年07月08日

どかーん! 武春劇場 〜日本浪曲史と気さくな黒船〜

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奥さんのお父さんのお誘いで落語の面白さを知っていらい、海外の人たちと仕事をする自分にとって、いわゆる日本伝統の演芸をもう少し知るのはとても意味があることだなぁと勝手に思ったりしていて、今回は浪曲を。

そもそも、浪曲って何…っていう状態でいきなりライブに行ったのでなんなんですが…パンフの説明によると…浪曲は、明治時代初期から始まった演芸の一つで、三味線を伴奏に使って物語を語るというもので、一つの物語を「節(ふし)」と「啖呵(たんか)」で演じる。節とは歌う部分で物語の状況とか登場人物の心情を歌詞にしており、啖呵は登場人物を演じてセリフを話すもの。

さて、この日のライブは 5日間通しで浪曲の全時代を語るというものの4日目、歌謡曲を取り込んだ「歌謡浪曲の登場」というお題目の第一部と、ブルーグラスと呼ばれるバンジョー・マンドリン・ギターを使って演奏される即興音楽に三味線を組み入れたバンドのライブになる第二部の構成。

第一部、いきなりドリフターズのバックにあったような昭和っぽい感じのセットに着物姿で登場。「森の石松」という歌謡浪曲から始まり、次はお客さんに参加させる「まぶたの母」。頭上から 20枚ほどの合いの手の言葉が書かれたボードが出てきて、「まぶたの母」のどこでどうやって合いの手を入れるかを説明して、自分のテープに合わせてお客さんと一緒に合いの手を入れていくって趣旨。これがコテコテで可笑しい。登場からの「まってました」に続いて、「名調子」「大統領」なんていう聞いたことがある合いの手だけでなく、「たっぷり」とか、ちょっとした仕草に対する「こまかいこまかい」とか、とにかく聴いてる暇ないでしょってくらい。

第二部、こちらは三味線ブルーグラスバンド。「ブルーグラス」っていう音楽も全然知らなかったんだけど、要はバンジョー、マンドリン、ギター、ウッドベースなどで構成されるアコースティックなカントリーミュージックって感じでしょうか。やたらとテンポの速い曲で速弾きを見せたかと思うと、ブルースっぽい曲なんかもあったりして。そんな中で三味線の音色というのはやはり独特で「ジャパニーズバンジョー」と呼ばれるのもわからなくも無い感じ。

ただ、もう少し浪曲が聴けたらよかったかな。第二部のライブがちょっと長いなぁと思ったのはきっと自分だけではなかったはず、多くいらしていた年配の方には後半はちと辛かったかもねぇなんて話が出るのも仕方ないかも(苦笑)。

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2007年06月29日

地雷を踏んだらサヨウナラ

地雷を踏んだらサヨウナラ
急にアンコールワットのことを思い出して、ふと「地雷を踏んだらサヨウナラ」を見てみたくなった。命を懸けてなお一枚数十ドルでしか売れないことが多い戦場フリーカメラマン達。この映画の一之瀬泰三もそんな一人。

地元の人や子供達にも愛されるおおらかで明るい彼。地元の子供達に写真撮ってとせがまれて嬉しそうにシャッターを切ったり、現地で親しくなった友人の結婚式に駆けつけて迷彩服のまま写真を撮ってあげたり、姉の結婚式に一時帰国して日本の平和な様子が映し出されるなど平穏なシーンも多い。

だから逆に、戦火の極限の環境の中でシャッターを切り続け、自らも死の危険にさらされたり、友人のフリーカメラマンの死や親しくなった人たちが戦火の犠牲になる様を見ながらもなお、クメール・ルージュと呼ばれるゲリラの本拠地だったアンコール・ワットを撮ることに不思議なほどに情熱を傾けていく彼の様子に惹きこまれる。

映画を見たら、そういう歴史をかかえた場所なのだということを認識した上でもう一度アンコール・ワットを見てみたいと思いました。このあたりの歴史に関する本を読んでみても良いかな。

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2007年06月10日

きみを待ってたんじゃないか〜 鳥越祭り 2007

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今年もやってきました、鳥越祭りの時期が。3年前にこのお祭りを見たときに「参加したい」と思って以来、そしてその次の年から参加させてもらってからというもの、この時期は楽しみな時期の一つに。

まずは、奥さんのご両親が選んでくれて仕立ててくれた渋い着物きて鳥越神社にお参り。いつ見ても、千貫神輿と呼ばれる鳥越神社の御神輿は本当に大きくて美しくて圧倒される。鳥越祭りは、土曜日の夕方から夜にかけて各町の町内神輿が練り歩くお祭りと、朝 6時ごろ宮出し、夜 9時ごろの宮入りまでこの千貫神輿が各町内を渡り歩いていくお祭りになっている。

特に日曜日に行われるお祭りは、この関東随一の重さと大きさを誇る千貫神輿が各町から各町へ引き渡されるときの荒々しさ(2枚目の写真を見ると、茶色の半被の集団が担いでいるのがわかりますよね。こんな感じで、その町を通るときはその町の半被を着た人が基本的に担ぐっていうルールになっているのです)、あまりの重さと大きさに危なっかしく浅草の狭い道を練り歩いていく様、夜になってロウソクの火がはいったちょうちんをゆらゆらとさせながら宮入する様など、なかなか見ていて楽しい。

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自分は土曜日の方の各町の神輿を担がせてもらいました。親戚のおじさんや、その祭り好きなおじさんの仲間達が浅草の奥さんのおばあちゃんの家に集まってきます。「きみを待ってたんじゃないか〜」は、神社にお参りしていた間に町内の神輿が出発してしまったために、後から合流した自分に投げかけられた言葉。あわてて、「遅れてすみません!」(笑)。早速半被に着替えて合流。

合流したときは、ちょうどこの近辺の町の3つの神輿が交差点で互いを待ち合わせ中。ちょうど日が落ちる 7時ごろなのだけれど、ちょうちんに火を入れるのもこのタイミング。ゆらゆらと揺らぐ灯りがなんとも美しい。7時ちょうど、三方から集まった神輿が一直線に並んで出発。本社の大きな神輿の迫力や荒々しさも良しだけれど、それとは違った優雅な雰囲気を味わえるこの町内のお神輿に参加するのが、実は結構好き。

1時間半ほど担いで汗だくになって飲むビールが最高(笑)。腹ペコなところにご馳走もいただいて、ふと気づいたら終電を逃してたりしました。重い神輿の太い棒に肩と首を押し付けて何もかも忘れて大声を出して神輿を担ぐ。肩に走る痛みと周りの熱気や喧騒で、本当に頭が真っ白。最高のストレス発散方法、祭りはやっぱりいいです。

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2007年03月30日

春風亭昇太 ムードデラックス

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春風亭昇太さんの ムードデラックス を見てきました。最近、月一のペースで落語に行っているというなかなかのペースなのは、誘ってくださる奥さんのお父さんのお陰。下北沢の本多劇場、学生時代に住んでいたにも関わらず、実は今回が初めて。懐かしさと、どんなだろうっていう気持ちが混ざる不思議な感覚。それにしてもたくさんの人。志の輔の時と違って圧倒的に若い人が多いみたい。

客席の後ろから洒落た帽子にメガネ、ピースをしながら出てきた昇太師匠。まくらから結構大笑い。この後に出てきたのは講談師の神田山陽。舞台袖から小さな机を持って台に駆け上ったかと思うと、ものすごい勢いで豊臣秀吉の話をはじめる。時々、その小さな台を固そうな棒のようなもので、「パンパン」と叩いて調子をとる。そう、自分も全く知らなかったのだけれどコレが「講談」。小さな台は釈台、固そうな棒は張り扇。ちょっとビックリした。

昇太師匠の落語、落語はまだ聞き始めたばかりだから、どの話がどの古典から引っ張ってきたものかとか、新作なのかとか、そういうところは良くわからないけれど、独特な毒の吐き方に大笑いしてしまった。その一つが、ちょっと前の高知空港での胴体着陸の話。

「いや〜、あれすごいですねぇ」と持ち上げておきつつ、「でも、僕あれ見たとき、他の機長がどう思ったかとか考えちゃうんですよ」と始まり、「だって路線考えてくださいよ、伊丹-高知間ですよ、会社の花形のパイロットじゃないですよね」と毒を吐き、「きっと、他の機長なんてこう思ってるはずですよ『あいつ上手くやったよなぁ、いっそ俺の時も前輪でなくなりゃいいのに』なんてね」と言ってしまう。

これに関わらず、ナンか独特な毒があるんです。ちょっとした日常の風景が昇太師匠が小さな毒を盛ると、なんだかおかしくてしょうがない状態になったりするって言えばいいんでしょうか。久しぶりに、涙が出るほど笑いました。もう、あまりにも疲れてて、金曜日は落語行けないかもなんて半分スネてたこの一週間のグダグダがすっかり吹っ飛びました。

いや〜面白かったです。今度は 7月に紀伊国屋サザンシアターで独演会があるそうなので、ゼヒお邪魔してみたいと思ったしだい。

落語ワンダーランド登龍門—古今東西の落語家200人&知らなきゃ損する落語CD300枚をご案内!
そういえば、入場時にもらったパンフレットに挟まってた、落語ワンダーランド登竜門って雑誌を結局買ってしまったりと、ますます落語の面白さにはまりそうです。

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2007年03月06日

ナイト ミュージアム

ナイト ミュージアム を見ました。何をやっても長続きしないダメな父親ラリーが、しょうがなく見つけた博物館の深夜の警備員の仕事。3人のじいさんがやってた仕事を人件費の削減で一人でやることに。しかし、このじいさんたち、引継ぎの時に意味深に一冊の管理マニュアルを渡す。それは、実は深夜に博物館で起こる摩訶不思議な状況、つまり博物館の展示物たちが生命を吹き込まれて動き出して、やりたい放題はじめてしまう…という状況をなんとかするマニュアル。でも、結局、骨格展示の Tレックスが暴れだしたり、グラディエータとカウボーイたちが戦争をおっぱじめたりというめちゃめちゃな状況で、マニュアルはぼろぼろになってしまう。で、まぁ、そんな状況を何とかしていくお父さんの仕事ぶりを見て、子供がお父さんを見直すってな話。

正直もっと面白いかなぁって思ったんだけど、なんかいまいち。単純に子供向けって感じの映画。

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2007年02月23日

モロさんのサラリーマン落語

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モロ師岡さんに以前お会いした時に話があったサラリーマン落語がとても気になっていて、見に行かせてもらうことができました、「モロ噺」。

場所はお江戸上野広小路亭。上野広小路の松坂屋のちょうど向かいの建物。大きな十字路を松坂屋側から渡って建物の前に行くと、なんといきなり靴を脱いで建物の中に入るようになっている不思議な入り口。3階に上がると、そこが会場なんだけど、狭い会場は既にお客さんでいっぱいで、モロさんがいろいろと話している。今日は一番弟子という(でも一人しかいないお弟子さん(笑))俳優の酒井敏也さんも一席設けるとのこと。二人とも飄々とした独特な雰囲気。

さて、サラリーマン落語。

サラリーマンだから背広姿で落語。モロさんは真打だからネクタイにスーツ姿。でも、前座であるお弟子さんはネクタイすら締めることができないのだそう(笑)。手ぬぐいと扇子の代わりは、手帖とペン。まくらを終えてお話に入ると、着物を脱ぐ代わりに背広を脱ぐわけです。

「寝床」という古典落語をもとにした、エレキギターが大好きな社長のお話。小さな頃から夢だったエレキギターをようやく手に入れて、その演奏を聞かせようとする社長。社長の命令でライブの人集めに奔走する社員達だが、何かと理由をつけて迷惑な社長のライブへの出席を断る街の人や社員たち。怒って「街の会社を全部買収して、皆首にしてやる」などとごねる社長に、何とか人を集めてライブにこぎつける。上機嫌な社長はお酒やカラスミなどを振舞うが、迷惑な演奏など聴いていられない聴衆は、食べて飲んで寝てしまうことを思いつく…と続いていく話。ジャイアンみたいなヤツ(笑)。

もう一つ、「粗忽長屋」も面白かった。コロンビアでなぜか蒟蒻を売りさばかないと日本に帰れないって話になってしまったサラリーマン。誘拐による脅迫状が届いて、なんと「お前誘拐されているじゃないか」という状態に。そして、ついにその人は殺されてしまって、「殺された自分」を確認しに行くなんていうお話。それにしてもエネルギッシュ。

酒井敏也さんは、モロさんの新作落語「モルヒネ刑事」を。まだ真打じゃないので、ネクタイしてません。そして、なんともいえない雰囲気がおかしいです(笑)。そして、トリには風間杜夫さんが古典落語を一つ、コレは正直驚くくらい上手かった。声の通り方とか、テンポとか、なんか全体的に相当好きでやってるんだなぁって感じ。こんな小さな場所で、目の前で風間杜夫さんの噺を聴けるなんてことは、きっとそうは無いんじゃないんですかね。ファンならたまらないところなのでは。

それにしても、あっという間の 2時間でした。面白かったぁ。

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2007年01月27日

志の輔落語 in PARCO 2007

志の輔らくごのごらく(3)「みどりの窓口」「しじみ売り」―「朝日名人会」ライヴシリーズ31
今年も 志の輔落語 in PARCO 2007 に行ってきました(連れて行っていただいたって方が正しいなぁ)。昨年、この志の輔落語を見てちょっとしたカルチャーショックのようなものを受け、楽しみにしていたことの一つ。

千秋楽を一度迎えたあとの追加公演。のどがスゴイことになっていたようだけれど、千秋楽を二度迎えることになる不思議さなんかを語ることから始まった今回の公演。構成的には、昨年のものと似ていたので、新鮮さには欠けるっていうのは正直否めなかったけど、でもやっぱり面白い。「七福神」「しじみうり」などに、時事ネタも忘れずに、そのまんま東の宮崎県知事当選にちなんで…富山で行われた芸能人知事候補のトップは、志の輔本人。続く人は…柴田理恵に室井滋…知ってるのそれだけかい(笑)みたいな。

狂言長屋は、去年見たけどやっぱり面白かった。「無常」ってお題に対して一度書いた噺を、騙されて他家に盗まれてしまった狂言師。その後、噺がかけなくて困り果てて自殺未遂をした狂言師とそれを助けた長屋の人たち。そんな長屋の人たちが狂言師を助けようとするやり取りが笑えてしょうがないです。おばあさんに拾ってもらえない桃太郎、竹の中から光り輝く越後屋、それを見ていた家政婦…まぁ、コレだけ書いちゃうと何のこっちゃわからないでしょうけど、テンポ良く小気味良く続く。

「死」を「無常」として書いた最初の噺に対して、長屋でのやり取りから「生きること」の「無常」におかしさを見出す噺を作り出す狂言師。「死にてぇよ〜」なんて理由は人それぞれだけど、他人にとってみればバカバカしいほど些細だったりって。

あと、おかしかったのが、一人違うタイミングで笑いこけるおばちゃんをいじる志の輔。その場の流れで話をグイグイと引っ張る。おばちゃんの笑いのツボがどこなのかすごく気になりました(笑)。

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2007年01月14日

チャーリーとチョコレート工場

チャーリーとチョコレート工場
チャーリーとチョコレート工場をみてみました。ティム・バートンとジョニー・デップのコンビってのが気になったのと、変な小人が踊りまくっているシーンを何かで見てちょっと気になっていて(笑)。

チョコレート工場の中が溶けたチョコレートでできた滝や川でできていたり、胡桃の選別をするリスたち、変な踊りを踊る小人「ウンバ・ルンバ」などが独特な映像美の元に表現される。悪い子達が受けるお仕置きはブラックでシニカル。ただ、童話らしく最後は子供向けの教訓みたいな感じでハッピーな感じで終わっちゃうのはしょうがないのかな?それこそ、日本むかしばなしみたいにもっとブラックな感じで終わっちゃう展開でもいいんじゃないかなぁって思ったりもするけど。

個人的に、へんてこなキャラクターや設定、映像の感じとかは好き。

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2007年01月07日

犬神家の一族

犬神家の一族 (出演 石坂浩二、松嶋菜々子) を見てきました。この作品、何度か読んだり見たことがあるのにも関わらず、なんだか知らないけどストーリーを忘れてしまうんですよね(苦笑)。で、同じように奥さんもイマイチ思い出せないようなので、まぁ見てみようかってな感じで。

見て何よりも思ったことは、「あぁ、大野雄二のテーマだ」ってのと、「あぁそうだこういう話だった、面白いよなぁ、でもなぁ」みたいな。ストーリー展開はいいんですが、ちょこちょこ気になるところが。

- 尾上菊之助さんの表情とか台詞回しとかが、なんか歌舞伎っぽくて…復員兵らしからぬ綺麗さなんですよね〜
- 松島菜々子さんが存在感ありすぎ、というか背が高すぎるせいでナンか変…
- 時代設定に全くあっていないモータボートの登場…だって、復員兵とかものすごく古い旅館とかが出ているのにですよ〜
- ナンか、もっとドロドロ感があっても良いのでは?

とかとか。全体としては結構楽しめたんですけど、微妙に消化不良な感じかなぁ…オリジナルを観たことがあるはずで、その印象が強すぎなのかもしれません。

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2006年12月16日

ミュージカル キャッツ

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キャッツを観てみたいねって言う話をしてチケットを取ったのはもう半年前(笑)。サックスの発表会があって(そっちはまた後ほど書こっと)、他の人の曲をほとんど聴くことも出来ず自分だけ先に吹かせてもらって何とか開演に間に合った。

まず、劇場に一歩入るとその不思議な空間に驚かされる。まず、一番前の席の目の前にせりあがるように不思議な人形やらやかんやらが積み上げられたような倉庫の壁みたいなのがあって、客席の周りの壁や天井も含めて全体が舞台装置のように飾り付けられているのだ、それは都会のゴミ捨て場。そんななので、開演するまでの間に席をたって周りを見て楽しむ人がいるのもわかる。

開演するとふとその倉庫の壁みたいな上にネコがいるのに気づく。そして、舞台が回転しているのに気づく。ビックリするのは、その倉庫みたいな向こう側に客席があって、その客席も一緒に回っていること。この舞台一つとっても結構面白い。そして、闇に光るネコの目。

ネコしか出てこないこと、そして、娼婦のネコ、マジシャンネコ、ゴキブリやねずみを操るおばさんネコ、役者ネコ、などなど個性的なキャラクタもまた面白い。そして、様々なネコたちの生き様が圧倒的な歌と踊りで表現される。特にサックスを吹いてきたばっかりということもあって、その歌の迫力には圧倒された、声量も声色も全くスゴイ。

入ったときに驚いた「キャッツシアター」も、なるほどこのミュージカルならではなのだと感心する。客席のあちこちからネコが現われたり、客席の合間を駆け回ったりする。お客さんの目の前までやってきて歌で語りかけたり、舞台上に連れ去ってみたり、そんな演出が可能なのも舞台と客席が一体になったこの「キャッツシアター」ならではなのだ。

ロングランを続ける理由がわかった気がする、確かにとても面白い。それに、違う場所に座って見ることで、また別の楽しみがありそうなそんなミュージカルでもある(Wiki を見ると、どうやら登場するネコさえ公演毎に違うらしい)。機会があったら、また観てみたいと思えるミュージカルです。

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2006年11月21日

ナチョ・リブレ 覆面の神様

なんかずーっと気になってた、ナチョ・リブレ 覆面の神様を見てみました。修道院で料理番として働くイグナシオ(ナチョ)。きれいでかわいいシスターと大好きな子供たちのためにいい食事をさせてあげようと街に出て行って、プロレススターの派手っぷりを見て、プロレスで一山当ててやろうと画策。その賞金を使って、おいしい食事とバスでみんなを遠足連れて行こうって話になるのだけれど。

修道院ではプロレスは禁じられた行為で見ることも許されない。そんな中太ったナチョが隠れてタイツや覆面をかぶる姿や、なぜか、蜂の巣を投げつけて蜂に追い掛け回されたり、赤いマントをかぶったまま闘牛のいる場所に入っていって牛にどつかれたり、泥を顔に塗った状態で弓矢から逃げようとしたり、なんだかよくわからない特訓姿は笑える。メキシコらしい(?)ハチャメチャなキャラクタのプロレスラーたちも笑える、中でも小さな二匹の野獣みたいなヤツらは笑えた。

笑えて、痛快。ちょっとジ−ンとくるところもあって、見た後はとってもさわやかな気分になる映画。個人的には、こういうのかなり好き。

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2006年10月12日

嫌われ松子の一生

嫌われ松子の一生 通常版
何となく北京に向かう飛行機の中で見てた映画。ちょっとしたきっかけでこれ以上ないくらい転落し続ける人生を歩む松子のお話。それだけ聞くと悲惨な話?って感じなんだけれど、ミュージカル調な独特な映像と、中谷美紀演じる松子の一生懸命な姿に不思議と希望を感じさせてくれる映画。130分と結構な長編なんだけど、BONNIE PINK や 木村カエラの歌にのせて、柄本明、荒川良々、劇団ひとり、大久保佳代子、濱田マリ …らある意味異彩を放つくらいのキャストたちがその個性を十分に発揮しつつ、無駄なくかつわかりやすくストーリーが進んでいく感じ。

あっという間。

原作は一体どんなだろうとちょっと気になっています。奥さんが持っているらしいので、ちょっと借りて読んでみよっと。

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2006年10月11日

WIRED NextFest

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ジャパンデザインネットより。ニューヨークで、革新的な製品とテクノロジーの展示を行うイベント「WIRED NextFest」というのが行われていたのだそう。知っている人は知っている、かの「WIRED」主催ということもあって、以下のようなカテゴリーで様々なロボットや、インタラクティブアートなどが展示されていたようで、なかなか興味深い感じです。

  • THE FUTURE OF ENTERTAINMENT

  • THE FUTURE OF DESIGN

  • THE FUTURE OF COMMUNICATION

  • THE FUTURE OF EXPLORATION

  • THE FUTURE OF GREEN

  • THE FUTURE OF HEALTH

  • THE FUTURE OF PLAY

  • THE FUTURE OF SECURITY

  • THE FUTURE OF TRANSPORTATION

  • ROBOT ROW

  • GE IMAGINATION PAVILION
  • ジャパンデザインネットには、NASA の未来の宇宙服とか、やたらとリアルな顔をしたロボットとかの写真がたくさん掲載されています。日本でも、この手の展示が行われることがあるけど、これだけ多くの展示が一堂に集まるってのはなかなか難しいかも。見てみたかったなぁ。

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    2006年10月02日

    楽器フェスティバル 2006

    以前からちょっと気になっているイベント、楽器フェスティバル。今年は、この 3連休の土日に池袋のサンシャインで行われるみたい。池袋って最近あまり足が向かない場所だなぁと思いつつ、このイベントはちょっと行ってみたいな。

    というのも、このフェスティバル、そのコンセプトが「楽器の初心者を応援しよう」ということで新製品の紹介というよりも、むしろ試しに弾いて・吹いてみたいなところが充実しているらしいからなのです。というわけで、サックスをやってる自分が、ちょっとギターに興味が向いてるから試してみたいなぁとか、ちょっと気になる楽器を探して試しにいじってみようとか、なんかそういう「冷やかし」(と言っては失礼ですが…)にピッタリなイベントっぽいのです。

    でまぁ、もちろんアウトレットモールやオークションなども開かれるようで、そっちもまたちょっと興味あり。時間があればぜひ足を運んでみたいなと。

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    2006年09月16日

    牛 牛 牛 …

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    何かのお祭りなんですかね、コレ。先日鳥取に行ったときにも羽田空港の展望フロアに真っ青な牛がいたんですが、その時は空港で空で青いから、ナンか青い牛を適当に飾ってあったのだと思っていたのですが、そういえばそのとき奥さんが「丸の内にもいた」などと話していたのを思い出しました。

    で、今日その丸の内。こっちは、もっとたくさんたくさん。あちこちに。ちょっと前に原美術館で見た束芋さんの絵の雰囲気に似ててインパクトのあったヤツを撮ってみました。なんなんだろう、この牛たちは。

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    2006年08月25日

    大地の芸術祭 @まつだい 青春18きっぷの旅

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    大地の芸術祭を見に行きました。3年毎に行われ、今年で3回目を迎える大地の芸術祭、「人間は自然に内包される」という基本理念のもとに、人間と自然がどう関わっていくかという可能性を示すモデル地域になることを目指して、越後妻有の地域づくりが薦められているのだそう。広大な地域で展開される活動なので、今回は松代エリアと松之山エリアを中心に。

    まつだいの駅を降りてすぐに目につくのが、草間彌生の「花咲ける妻有」。この人の特徴の独特な水玉模様の描かれた巨大なグロテスクな花のオブジェ。すぐそばには、この地域に多いという雪よけのためと思われるかまぼこ形状の倉庫を大小7つ並べたもの。この作品、実際に倉庫として貸し出しされているのだとか。

    右の写真は、「ライス・ルーム」。普段自分達が消費する米に飲み込まれるって作品。米の袋で作られていて、唐突に田んぼに出現する様はちょっとシュール。

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    まつだいの駅からは、地元のおじさんがいろいろとガイドしてくれる乗り合いバスに乗って観光。この地域は棚田がとっても綺麗なことでも有名。ココには、日本三大薬湯といわれる松之山温泉があって、いくつものアート作品が出迎えてくれる。ジャングルジムのような不思議な看板も、スタイリッシュな温泉の看板もどちらも作品。

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    松之山温泉は小さな温泉街。鷹の湯という共同浴場があったので入ってみた。薬湯といわれる理由が良くわかるとても濃い温泉。石油のような匂いと強烈な塩辛さを持つ温泉は、この地元の人たちのもっぱらの自慢みたい。地元のおじさんはココが最高と何度も力説。地味な足湯があったり、湯気がもうもうと立ち込める源泉も温泉街の奥にひっそりとあったりして、静かでとてもいい感じ。

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    松之山温泉から坂を上ること15分ほどの上湯地区にもいくつかの作品。写真は「収穫の家」。空き家となった古い民家を使った作品(実は、空き家をアートによって再生するというのも芸術祭の大きなテーマっぽい)。ガイドのおじさんは、「米をああいう風に使えるのはやっぱり外国の人だからだなぁ、自分達では米を粗末に扱っているようでなぁ」なんて話をしていたのが印象的。格子戸に使われていた波打ったガラス越しに見る田んぼの風景がまた綺麗だった。

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    なかなか面白い試みだなと思ったのが「夢の家」。ココでは、芸術作品である家に泊まることができるみたい。干してあるのはカラフルなパジャマ。あわただしい現代の生活の中で自分に向き合って夢を見るためだけに泊まる家なのだとか。

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    なんだけど、その泊まる部屋ってのがこんな感じのスゴイ色の部屋(4色あります)。で、その色のパジャマを着てこの棺おけみたいのに入って寝て、見た夢は棺おけに差し込んである「夢の本」に綴るってことなんだけど…いい夢見られなそうだなぁ(笑)。

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    今回最も見てみたいと思っていたのが「最後の教室」。廃校となった学校を使って記憶の再生みたいなことをテーマに作品としたもの。体育館に入ると、むせ返るような藁の匂いと風のざわめきみたいなものが聴こえてくる。暗闇に目が慣れると、扇風機の風に揺れる裸電球やミラーボールに反射した光がざわめくように動いているのに気づく。子供達がいたざわめきや匂いが再生されているように感じる。

    その先の廊下は不思議な光の演出がされている。上の方の部屋からは鼓動の音が聞こえてくる。理科室がソレだ。鼓動の音にリンクして部屋の照明がついたり消えたり。

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    ガラスケースに入れられたたくさんの蛍光灯の明かり、そして敷き詰められた白い布。この作品の中で、この一角だけが異様に明るいというのが不思議な感じ。白って学校の子供達が着る体操着や上履きのイメージがあるけど、なんだろう?

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    その他にもたくさんの作品があちこちに点在。2枚目の写真は「かかしの嫁入り」。東京の深川商店街で開かれる「かかしコンクール」の応募作品がココに「嫁入り」にやってきているのだそう。赤いかかしも面白い。これは、この棚田で実際に働く人のシルエットで胸のプレートには、本人の名前と生年月日入りなんだとか。その「棚田」という名前の作品は、棚田に置いた彫刻作品と、稲作の風景を詠んだテキストを組み合わせて見ることで一枚の絵のようになる作品。「西洋料理店 山猫軒」は、宮沢賢治の注文の多い料理店に登場するレストランの扉。扉をあけると次々に原作から引用された客への注文の言葉が現われるという作品。

    このエリアだけでも他にも数多くの作品が点在しているので、全部見るとなったら大変なこと。時間をかけて、のんびりと里山の風景を楽しみながら見て回るというのがよさそう。

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    2006年08月24日

    ヨロヨロン 束芋 @原美術館

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    テレビか何かでチラッと「公衆便女」という作品を紹介していたのを見て以来、ずーっと見てみたいと思っていた束芋さんの「ヨロヨロン」を見てきました。この人の作品は、基本的に犯罪や日常の閉塞感とか社会の暗い部分みたいなものを昭和風な独特なタッチの絵を使って切り出し、コンピュータに取り込んでアニメーションとして提示するというもの。描き出されるテーマの恐ろしさやおどろおどろしさに対して、何か不思議なシュールな面白さがあったり。

    「公衆便女」
    コの字型の大きなスクリーンを使って淡々と女性の公衆便所で繰り広げられる奇妙な風景を映し出す作品。小学生がパンツ一枚で化粧をしてたり、携帯を便器に落とした女性が便器の中に飛び込んだり、産気づいた女性がトイレの中で産んだ子(それも鼻から産む!)を便器の中から現われた亀の甲羅に乗せて流してしまうシーンなど、実際にありそうなシーン(もちろん強調されてるけど)がブラックに描かれる。また、それを誰一人として互いに気にしない無関心なところもあぶりだされる一方で、外の窓から入ってくる「蛾」が盗撮するというシーンも入ってくる。互いの無関心さと隠れた目、こういう対比も面白い。

    「にっぽんの台所」
    「今日はところにより高校生が降るでしょう」の不思議な天気予報のナレーションに始まり、ふてぶてしいおばちゃんがコトコトと脳みそをゆでるシーンが続く。卵を割ってボールに落とすと、一緒に高校生が屋上から飛び降りる。リストラされたお父さんは、なぜか冷蔵庫の中に机を置いて仕事をしているけれど、おばさんに捕まり「首を切られて」調理されてしまう。そんな首無しお父さん(リストラされた)が銃を持っておばさんを撃ち殺すシーンで終わるという…内容だけこうやって書くとあまりにも暗い作品なんだけど、なんだか変に懐かしい感じがしたりする不思議な作品。

    「真夜中の海」
    最初真っ暗な海に白い波が見えたり、時々人間の内臓のようなものが浮かび上がったりする映像が続く。その後で、「白い髪の毛」がその中をわさわさと動き回り、そのうち白い波の一部となっていることに気づく。単調な映像と音が繰り返される映像を二階から覗き込むようにして見るのだけれど、何か引き込まれそうな感じがして恐ろしい。

    他の作品を見てみたいと思い、思わず DVD を買いました。

    Posted by thmiyake at 22:06 | Comments (0) | TrackBack (0) |

    2006年08月19日

    大地の芸術祭 - 越後妻有アートトリエンナーレ 2006 -

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    大地の芸術祭 - 越後妻有アートトリエンナーレ 2006 - が開催されています。中越地震や豪雪による災害の復旧とともに、これらを原因とする過疎化などを何とかして防ぐことが出来ないかというのを一つのきっかけとして開かれている芸術祭。

    廃屋になってしまった学校や家を利用した展示では、そこで人が生活していた「記憶」をテーマにしたインタラクティブアートが展示されていたり、様々なパフォーマンスやイベントが毎日のように行われているみたい。

    以前から行ってみたいなと思っていて、なかなか…温泉もたくさんある場所だし、ちょっとお休みもらって行ってみたいなと思っています。

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    2006年08月08日

    ゼブラーマン

    ゼブラーマン
    ずーっと気になってたゼブラーマン、BSデジタル映画祭 2006 で偶然やっているのを発見、さっそく。

    哀川翔の100本目の主演作品で、くどかんを脚本に三池崇史が監督、脇を固めるのも鈴木京香、大杉漣、渡部篤郎、古田新太ら考えるだけで面白そうな面々がそろった特撮ヒーローもの(笑)。B級映画であることには違いないんだろうけれど、ダメダメ教師が宇宙人と戦うまでに至る「信じるものは強い」というメッセージを前面に出した王道なストーリー展開に妙にグッとくる自分がおかしくなる感じ。

    ゼブラーマンのコスプレに酔いしれる哀川翔の「ジュース買いにいっちゃおうかなぁ」とか「あさのさんに見せたい」の呟きとか(笑)。楽しかった〜

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    2006年08月07日

    JAZZ SEEN カメラが聴いたジャズ

    JAZZ SEEN カメラが聴いたジャズ
    JAZZ SEEN カメラが聴いたジャズ。ずーっと観たいとと思っていて観れていなかった映画。チェット・ベーカーをはじめとして数多くのジャズミュージシャン達の写真を残し、その写真はおそらくジャズ好きが目にしないことはありえない程ジャケットにも使われている、ウィリアム・クラクストンのドキュメンタリー。

    子供の頃から触っていたカメラに「もう二度とないその瞬間を保存するというその意味」を理解していたというクラクストン。小さな頃に医者に見離されるような診断を下されたこと(結局はそれは間違いだったぽいのだけど)がきっかけで、生に固執して好きな仕事をしようと思い、その中で人に喜びを与えられることがしたいと思っていたのだとか。そんな頃から数多くのミュージシャンの写真を雑誌から切り抜いてスクラップブックに貼り付けていたという彼の最初のカメラマンとしての仕事が、パーカーとチェット・ベーカーのグループ。

    映画の中では、様々な人が彼の仕事にコメントしているのだけれど、全ての写真の構図が素晴らしいとか、クラブで演奏を聴くよりも興奮するとか、ジャズマンから見て演奏より素晴らしい写真であり、演奏を視覚的に表現する瞬間的アドリブだとか、そのコメントがまた面白い。

    被写体になる人との信頼を築き、そこに誰もいないかのように、その人の最高の表情が切り取られていく。穏やかに語るウィリアム・クラクストンの周りには何かゆっくりとした時間が流れているように感じられて、「一瞬」を狙う人とはとても感じられない。映画の最後に「カメラという人工的な機械ではなく、自分のまばたきでその瞬間を切り取ることが私のかなわぬ夢だ」と語って終わるのだけれど、なんとも奥深い言葉。

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    2006年08月02日

    箱根JAZZ温泉

    箱根JAZZ温泉」なんてイベントが行われているようです、全然知らなかったのですが、今年でもう6年目とのこと。なんて素敵な響き(笑)、好きな言葉が 3つも組み合わされてますよコレ。

    いいなぁ、ちょっと面白そうなのは、8月19日(土)の箱根ガラスの森美術館で行われるもの。ディ・アマリオ・エンゾ (DIAMARIO VINCENZO) っていうハモンドオルガン奏者が出るみたい。でも、「出演者: 箱根ガラスの森カンツォーネ・メンバー」ってくくられてるから、カンツォーネなのかな…箱根JAZZ温泉2 (2年目?)のポスターがいい感じです。サックス奏者のサックスの管の先の部分にお湯がたまっていて、髪を結った女性がその中で温泉を楽しむってもの。

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    2006年06月25日

    鳥越祭り 2006...

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    今年もやってきました 鳥越祭りの行われる週末(って、もう2週間も前の話ですけど)。が、今回は残念ながら奥さんの体調不良もあって参加を断念。奥さんの代理で奥さんの実家に行く用事があって、お神輿がでるちょっと前くらいの時間に鳥越神社の界隈に。ところどころに半被姿の人が見えたりして、参加したくてウズウズ…

    新御徒町の地下鉄の駅のそばで大きな太鼓の音が聞こえるので、少しだけとよってみると、和太鼓の演奏をやってる最中。他の町では、こういうこともやったりするんだと単純に驚く。それにしてもちょっと残念、お神輿担ぐと熱くなって日ごろのうっぷんとかみ〜んな忘れちゃっていいんだけど。

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    2006年03月25日

    ナルニア国物語@お台場

    ナルニア国物語 VOL.1 第1章 ライオンと魔女
    ファンタジーものって全然見なくなってしまったんだけど、奥さんが見たいというのにつれられてみてきました、ナルニア国物語。見終わった後の感想としては、典型的なファンタジーって感じのストーリー展開なんだけど、結構面白いなぁってこと。それから、映像がかなり綺麗で CG 良くできてるなーっていうこと。

    笑えるのは、魔女なのに二刀流で剣で戦ってどうすんだよーとか、弓使いが最後弓で締めてくれるのかと思いきや、ちっとも役にたたなかったり、十何年たって自分たちがどこから来たか忘れていたにもかかわらず、元の世界に戻ったとたんに子供である自分を受け入れたり。ま、でもファンタジーだからね。

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    コレは、映画見る前のおやつ。権八って和風ダイニングバーみたいのがあったのでお蕎麦。茗荷とゴマダレの組み合わせはなかなか良かったです。

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    こっちは終わったあとの夕食。DECKS の 台場小香港 の陳麻婆豆腐 の麻婆豆腐。コレ、見た目にそぐわず本格的に(山椒で痺れるように)辛い四川風のもの。葉にんにくとかも入っていて一口で汗が吹き出る感じ。久しぶりにこの手の辛いやつを食べることが出来たので満足。

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    お台場の夜景も意外と悪くないもんです。でも、やっぱり携帯のカメラで夜景を撮るのは、ちょっと無理があるのかな。ひどいノイズだ…

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    2006年03月13日

    テューバ・セルパン

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    新聞記事の芸能の記事がふと目にとまった。というのは、大きな黒いニシキヘビみたいなのを抱えた人の写真の横に「珍楽器」の文字があったから。え、これ楽器(笑)?

    楽器の名前は、テューバ・セルパン。クラシックなどで良く見る「テューバ」の一種みたい。名前の「セルパン」というのは、フランス語で蛇の意味でなるほどである。朝日新聞の記事をみると、16世紀にできた金管楽器で教会の聖歌の伴奏などに使われテューバの原型になったのだとか、つまり一種というよりはこちらが本家本元。

    今年 2月に オペラシティでコンサートがあったみたい。どんな音を奏でる楽器なんだろう?
    http://www.operacity.jp/concert/2005/060221_pro.php

    Posted by thmiyake at 08:32 | Comments (0) | TrackBack (0) |

    2006年03月04日

    多摩美 卒業制作

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    先輩の結婚披露宴2次会で青山に行く必要があって、少し早めに出て久しぶりに スパイラル によってみた。中に入って、2F の雑貨をふらりと見たあとで下を除いてみると不思議な造形物がたくさん置いてある。どうも多摩美術大学の卒業制作展のようだ。

    美しいものから、なにやら異彩を放つようなものまで様々。

    こういった作品を作る過程がどのようなものなのかは良くわからないのだけれど、何かを一人で打ち込んで作り上げていくという作業は、特に工芸的なものに関して言うと楽しいに違いない。高校生の頃に選択可能だった教科の一つに工芸があって、篆刻や彫刻、陶芸なんかをやったのが妙に楽しかった覚えがあって、いつかまたそういうのやりたいなぁなどという意欲がふつふつと湧いてくるような展示でした。

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    2006年01月28日

    天狗まつり in 下北沢

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    髪を切りに下北沢に出かけたら、天狗まつりののれんが駅にかかっていた。下北沢に住んでいた頃はちょうどこのお祭りの時のセール「べらぼう市」があるので、どちらかというとそっちばかりに気が向いてまともに見たことがなかった気がする(実際、今回もそんな感じだったけど…)。

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    ぶらぶらと歩いていたら、向こうの方に人だかりがあるのが見えるので近づいて見ると、でかい天狗のお面を向こうにして、店奥の駐車場からなにやら投げているものをみんなが一生懸命受け取ろうとしているようだ。偶然取ることが出来たのがコレ、福豆。カラス天狗や法螺貝を吹く山伏、かみしも姿をした人たちを引き連れた天狗の行列は豆まきをしながら街を練り歩いているようだ。結構な量の豆を撒くので、道路やお店の中にまで豆が散乱、それを多くの人が踏み潰しちゃうから行列の後はみんなでお掃除。

    でも、こういうのはやっぱりいい。下北沢って再開発計画が以前からあってそれが最近ちょっと本格化しだしているのが気になるところ。ごちゃごちゃしてて迷路に迷い込むような感じ、この天狗祭りの行列もそんな街の雰囲気にとても合っていて良いのです。いろいろと議論はされているのだろうけど、やっぱりこの街はこうあってほしいなぁと願うばかりです。

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    2006年01月23日

    志の輔落語 in PARCO 2006

    志の輔らくごBOX
    初めて落語。志の輔落語を PARCO に見に行きました。なんか少し興味あったりして、そんな話をしてたら落語が大好きな奥さんのお父さんに勧められて。

    落語と言われても、題材のどれが古典落語なのかいわゆる現代的な新作落語なのかとか、そういう前提知識とかまったく無かったのが良かったのか、自分にとって全てが新しくなかなか楽しめました。

    志の輔落語に限ったことかもしれないけれど、まずわかりやすい言葉と今の生活に十分に通じる話、おち。やっぱり理解できないと面白くない。お笑い番組のような爆笑というのとは違うけれど、人間の本質的なおかしさやかわいらしさみたいなものがいたるところに表現されていて、身につまされたり、そうそうという感じで笑ってしまう。そして、絶妙な間。コレに思わず引きこまれる感じ、そうするとそこには声をからしながらも額にたくさんのしわを寄せながら表情豊かに小気味良くぽんぽんと話す志の輔さん。

    また、この日は「狂言長屋」というお話があったのだけれど、その中で狂言とのコラボレーションがあったりして、狂言の面白さも少し垣間見ることができて盛りだくさん。着物を着たおじさんが、扇子を持って座布団の上に座って額をペシっなんてやって、おじさんがにやりみたいな世界かとちょっと思ってましたが全然違う(笑)。

    鋭い人間観察に基づく人間の愛らしさみたいなものがにじみ出ていて、とても面白い。熱心な人はメモを取りながら聞いていたり、特定のタイミングで「ブラボー」なんて言ったり。落語ブームと侮るなかれ、一度は見てから聞いてからというものですね。

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    2005年11月20日

    ポーランドの映画ポスター

    実は、以前から気になっていたものの一つがポーランドにおけるアート。ジャズしかり映画ポスターしかり、何か独特なセンスというか雰囲気があって好き。

    そんなポーランドの映画ポスター展が、東京国立近代美術館フィルムセンターで開かれていて見に行ってみました。まず何より特徴的なのは、独特な暗さを持ったような色使いと、映画を圧倒するほどの大胆なデザイン。特に面白いのは、自分たちが聞いたことのあるような日本の映画のポスター。これが実に秀逸というか新鮮。デザインそのもの、色使い、使われるフォント、構成のどれもがユニークだしかっこいい。

    実は、家の真っ白な壁を飾る大きなポスターとして何か購入したいなぁと思って出かけたのですが、残念ながら今回はレプリカの販売などはありませんでした…

    Posted by thmiyake at 22:57 | Comments (0) | TrackBack (0) |

    2005年10月01日

    酒井さん @ bar Burglar

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    ちょっといろいろとへこむことがあったりして、久しぶりに音をたくさん浴びたいなどと思ったタイミングで、ちょうど酒井さんのライブ。場所は、前回お邪魔して とても気に入った bar Barglar で、今度はギターも加わって。残念ながらカウンターは予約でいっぱいだったとのことで今日は奥の席で。今日はススキが飾ってあってもともとの落ち着いた雰囲気とあいまってなんだか秋っぽく大人な感じ(笑)。

    相変わらず太くパワフルな音、それでいてその音が落ち着いた感じの曲にとてもしっくりくるので不思議な感じ。パワフルな演奏ととっても対照的に小さな声でちょっと引っ込み思案な感じの MC なんかもまたなんだかいい感じ。また、やっぱりハモンドオルガンもよい、ほんとに懐かしい感じの音。この人がリーダーになるオルガントリオはちょくちょく見に行きたい感じ。

    次は、高円寺ペンギンハウスとのこと。平日だけど、いけるといいな。

    Posted by thmiyake at 23:55 | Comments (0) | TrackBack (0) |

    2005年08月29日

    500個の風鈴の音を聴く

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    私の師匠の友人が、 500個の風鈴の音を聴く というイベントをはじめるということを聞いていて、仕事に忙殺される毎日に飽き飽きしてきていたところだったので、ちょっと行ってみたいなぁと思っているところです。それがちょうど今日から始まりました。

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    『500個の風鈴の音を聴く』
    夏の終わりに、風鈴の音を聴きにきませんか?

    日時:2005年8月29日(月)〜9月4日(日)
    会場:池上本門寺(東京都大田区池上1-1-1)
       東急池上線「池上駅」より徒歩10分
       都営浅草線「西馬込駅」より徒歩8分

    「自然と人のつながり = 人と人のつながり」
    私たちは風鈴を「風」を感じるメディア、と考えます。
    境内に吊るされた500個の風鈴から
    風が奏でる壮大な音の空間を通して
    自然と人のつながりを感じましょう。
    私たちは風鈴を「人」を感じるメディア、と考えます。
    あなたも風鈴を持ち寄って、境内に吊るしてみませんか?
    風鈴同士の美しいハーモニー…
    それは、人と人とのつながりに変わっていきます。
    皆様のご参加をお待ちしております。
    ---------------------------------------

    夏の暑さもまだ残る中、風鈴の涼しげな音を聴きながら静かな時間をすごすってのはいいですよね。

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    2005年07月16日

    定例会 !?

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    Mさんと月に1回は月例回をやろうって話をして第一回をやったままだらーっと時間がすぎちゃって定例になっていないなぁとなんとなく気になってたこともあり、もいちど声をかけて集まりました。今回はWさんも参加(予約とかまでお願いすることになってしまってスミマセン…)。

    Wさんのお友達がやってるというジャマイカン・ライブハウスって感じなお店 AALAWI に今回はお邪魔しました。ここの店長のお話(単身ジャマイカに乗り込んで、美味しいと思った料理屋さんで修行し…)はちょこっと Wさんから話しに聞いていて興味があったのだけど、お邪魔したのは今回が初めて。メインは 「ジャークチキン&ポーク」、黒く焼きあがったとってもスパイシーなお肉、食べていると口の中がひりひりしてくるけど、ビールが美味しい。オニオンフライやカレーなんかもうまい。ジャマイカンフードって聞くと、ハテ?と思っていたけど、意外とオーソドックスな感じ、美味しい。

    今日はジャマイカから DJ がやってきておさら回す日だったみたい。レゲエの音楽を聴きながら、他のお客さんが何だかゆるーい時間をすごしている中、久しぶりの再開ってのもあって結構いろいろとべらべらと話して楽しいですな。こういうとこ来たのもだいぶ久しぶり、楽しかった。

    Posted by thmiyake at 22:08 | Comments (0) | TrackBack (0) |

    2005年06月25日

    愛知万博 に行ってきました

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    チケットをすでに持っていたこともあってそろそろ行かなきゃなどと思っていたのが愛・地球博。万博の入り口の駅にあたる万博八草に到着するとシャトルバスかリニモに乗るかを選ぶことができる。せっかくなので、リニモに乗ってみることにするが、早速混んでいる。レールを良く見ると、なるほどちょっと今まで見たものと違って平らな2枚の平板があるだけでちょっと見た目が他の交通手段と違う。

    乗り心地は別に大して「ゆりかもめ」と変わらない。いや…混んでいるのも含めて一緒かも。

    各国のさまざまなパビリオンでも食べることができるけど、会場の中央付近にレストランが集まったような場所があって、そこで「トルコ料理」をいただいた。ドネルケバブはもっちりしたパンに熱々のお肉と野菜がたっぷり詰まってとても美味しい。あののびるアイスも食べてみた。

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    とにかく何をするにも並ぶ必要があって、この日は日立館やTOYOTA館などの企業パビリオンは3〜4時間待ちなどというありえない状態。最低マンモスの冷凍保存されたものくらいは見ようと、整理券を偶然とることができて、見に行ったらこんな感じ。実際の展示場所では、ゆっくり進むベルトコンベアみたいのに乗せられてホンのちょっと見ることができるだけ…確かに毛とか見えてすごいんだけど、こうも一瞬だと…

    なんか、池の上に変な人形がいたのだけれど、コレはナンだったんだろう…

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    TOYOTA 館は脇のギャラリーに入ることができて、例の車の実物を見ることができる。思ったよりも全然大きくて生命感溢れるデザイン。これはぜひ実際の動きを見てみたかった。

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    企業パビリオンを見ることが難しいことがわかったので、世界各地のパビリオンを見て回ることにした。ただ、ドイツなどは3時間待ちとかいう状態だったので、あえてマイナーな国々を巡ってみた。そのなかでも面白かった国の一つがネパール。この不思議な口の文様は誰もが一度は見たことがあるはず。まわすと良いことがあるというドラム?は、子供のいいおもちゃ。

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    会場の外にはところどころに Art 作品が飾られていて、ちょっと不思議な雰囲気をかもしている(何というか自然の叡智とかをテーマにしている万博にあっていないような…)。

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    左の写真は、ドミニカだったかなぁこういうすごく派手な悪魔「ディアブロ」が展示されてて、なんだか妙にえぐいなぁと印象に残っているもの。会場を後にしたのは、5時過ぎだったのだけれど、その時間もどんどん人が入ってきているよう。

    もう少し早い時点で WEB の観覧予約システムとかに気づいて、しっかり下調べをしてから出かけるべきだったような気がします。マンモスが見れたこと、各国のパビリオンをちょこちょこ見て万博の雰囲気を感じられたことくらいかな、良かったのは。あと、トルコのドネルケバブが美味しかったこともかな(笑)。

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    2005年06月15日

    RICHARD GALLIANO @BlueNote

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    ライブを見るのはホントに久しぶりな気がする。リシャール・ガリアーノは、アコーディオン奏者でタンゴにフランスのエスプリを感じさせる音楽を聴かせてくれる。彼の持つアコーディオンは「ボタンアコーディオン」で、ピアノ式のアコーディオンを良く知っている自分には楽器自体が新鮮に見える。

    蛇腹の空気でなる音だからなのか、管楽器のような独特なやわらかい音色(というのは、微妙に音にビブラートがかかったりするからか?)がして心地が良い。その音色は、彼が好んで演奏しているのだろうなと思わせる LAURITA、WALTZ FOR NICKY 、NEW YORK TANGOにおいて、独特なエスプリを感じさせてくれる。特に、WALTZ FOR NICKY はそういう感じがして、学生の頃にとりあえずと入った LAPIN AGILE で聴いたシャンソンを思い出したりする。どうしてこの音楽は「パリ」を想像させるんだろう、これほど直接的に街のイメージに直結する曲というのもなかなか面白い。

    今回のライブの情報は、こちら

    Posted by thmiyake at 01:39 | Comments (2) | TrackBack (1) |

    2005年06月11日

    うっせ! 鳥越祭り 2005

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    昨年、鳥越祭りを見た時にお神輿かついでみたいという話を快く話を受けてくれた奥さんのおじさんがはっぴや足袋などを一式準備してくださって実際にお神輿を担がせてもらえることになりました。

    今日はまず子供神輿が出た後、夕方から各町内の神輿が練り歩くことになっている。昼はまだ、あれほど熱気あるお祭りが行われるとは思えないくらいの静けさ。今回お世話になった小島東二は、茶色のなかなか渋いはっぴも渋くいい感じで、神輿も他と比べてもかなり大きい。18時ぴったりに、町内会の代表と思われる人が挨拶と気合入れの三本締め。いよいよお神輿が動き出す、いざ!

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    「ずしんっ」と肩に重みが加わる、見た目以上に重さを感じる。できるだけ首根っこに棒をあてて踵を持ち上げるようにリズム良く練り歩く。とても「わっしょい」なんて掛け声をかけてられない。その重さに思わず「うっ」という声と「せーっ!」と力良く持ち上げる声でみんなが進んでいく。

    神輿の前のほうでは先頭を取ろうとする人たちがと後ろからどんどん押してくるため、先頭はどんどん押し出されて変わっていく。「押すな、邪魔だ」の大騒ぎに巻き込まれる(笑)。

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    大きな交差点を前に三方から集まってきた神輿が一時休憩、提灯の蝋燭に点灯していよいよ連合神輿が動き出す。薄暗くなる中、ろうそくの光にぼんやりと浮かぶ神輿にはさらに多くの人が群がりすごい盛り上がり。最後尾には大提灯が神輿のしんがりを勤めるような感じ。

    神輿の中から飛び出して、神輿の後ろからのんびり歩いていると、ふと激しくのどが渇いているのと肩の痛みに気づく。中にいたときは何も感じなかったのが不思議なくらい。こりゃ明日、腕が上がらなくなってるかも…

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    神輿も無事終わり、鳥越神社にお参りに行くことにした。懐かしい屋台がたくさん並んでいていい感じ。実は鳥越神社本社の神輿は明日あるというのもあって、それを見ておきたいというのもあったのだ。昨年見たときは、あまり大きさを感じなかったのだけれど、あれほどの重さと迫力を持った町内会の神輿をさらに一回り二回り大きくした感じで何か威圧感すら感じる様子にビックリしてしまった。来年はこれを担いでみたいとボンヤリと考えたりする。

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    昔は、翌日の本社のお祭りに向けてそこらじゅうの道端で飲み会などが行われたそうなのだけれど、今は地元の担ぎ手が少ないのか、すっかり夜は静かになるそう。提灯にともされた灯りが静かに明日の盛り上がりを待っているようで、この静と動の対比がまた面白いところかもしれない。

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    2005年03月17日

    気になる日本映画達2004

    3月前半に新文芸坐で「気になる日本映画達2004」として、様々な日本映画をやってたみたい。リストを見てみると

  • 世界の中心で、愛をさけぶ / スウィングガールズ

  • 花とアリス / アイデン&ティティ

  • 美しい夏キリシマ / ふくろう

  • ヴァイブレータ / 透光の樹

  • スチームボーイ / イノセンス

  • 解夏 / 深呼吸の必要

  • タカダワタル的 / リアリズムの宿

  • ジョゼと虎と魚たち / 珈琲時光

  • 69 sixty nine / 下妻物語

  • バーバー吉野 / 犬猫

  • 笑の大学 / 東京原発

  • ゼブラーマン / IZO

  • ワイルド・フラワーズ / MASK DE 41

  • きょうのできごと / 茶の味
  • となかなか面白そうなラインアップだった。あまりにも忙しくてチェックしてなかったのが残念…笑の大学、ゼブラーマンあたりは見ておきたかったなぁ。

    Posted by thmiyake at 08:09 | Comments (0) | TrackBack (0) |

    2005年03月12日

    火星人メルカーノ

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    直感的にこう面白そうというか見てみたいとそそられるこのヘンテコな絵。火星人メルカーノという映画の主人公らしい。空から降ってきた地球の宇宙船によってペットを下敷きにされてしまったこのメルカーノ、怒りに燃えて復讐のために地球に向かうも、地球に不時着…テクノロジーが発達し、私欲渦巻く地球の都市ブエノスアイレスで繰り広げられるドタバタ劇らしいのだけど…

    とにかく強烈なブラックユーモアが満載らしく、Trailer を見てもわかる B級感漂う感じもなんだかかなり笑えそう。

    Posted by thmiyake at 22:53 | Comments (0) | TrackBack (0) |

    2005年02月06日

    モーターサイクル・ダイアリーズ

    モーターサイクル・ダイアリーズ
    モーターサイクル・ダイアリーズを観ました。革命家チェ・ゲバラについて自分は良く知らないのだけれど、この映画は何か熱くなるものがありました。

    23歳の喘息を患うひ弱な感じで優等生的な医学生のエルネスト(後のチェ・ゲバラ)とその親友アルベルトが、おんぼろバイク「ポデローサ号」にのってブエノスアイレスから南米を縦断してベネズエラと至る「旅のための旅」に出る。

    陽気で奔放なアルベルトとお世辞一つ言えないバカ正直なエルネストの貧乏旅は、今の自分が行うにはあまりにも難しく壮大で無茶な旅。南米の美しい風景や人々の映像がたくさん流れるため、そんな旅を擬似的に体験させてくれるとともに(それでも、マチュピチュには実際に行ってみたいな)、彼らが旅の中で出会う様々な人々、それは政治的な問題を抱えて迫害される人や、本当に貧しい人々、ハンセン病を患う人々だったりするのだけれど、そういう人たちと真摯に向き合いながらただ新しい世界を見るということから人々のために何かをしたいという思いに駆られていく心情の変化が見事に描かれていて何かこちらまで熱くなる。

    南米の風景や人々の映像が実に美しいので、単なる旅行記して見ても面白いと思う、そういう意味では旅好きにもお勧めな映画です。

    Posted by thmiyake at 00:23 | Comments (0) | TrackBack (0) |

    2004年12月18日

    スリーピー・ホロー

    スリーピー・ホロウ<DTS EDITION>
    NY郊外の村「スリーピー・ホロー」で、首なし騎士が村人の首を斬るという連続殺人事件をNY市警のイカボッドが科学的?に捜査を進めようとするのだけれど…みたいなお話。

    ジョニーデップ扮するイカポッドは冷静でできるやつなのか気弱でどうしようもないやつなんだか良くわからないところなんかは、ジョニーデップらしいうまい演技かもしれない。作品全体としては、ティム・バートン監督の作品だけあって、薄気味悪い雰囲気がありながら、なんだか笑えて面白い。死人の木に斧を入れるシーンや死体解剖のシーンでどぱっと返り血をあびてるジョニーデップの顔とかなんか笑えるんだよね。だって、血って感じじゃなくて、なんかトマトみたいにどろっとしてるし(笑)。

    テンポ良く話が進むので見てて飽きないし、ホラーだけど怖いだけじゃなくて笑えます。

    Posted by thmiyake at 20:14 | Comments (2) | TrackBack (0) |

    2004年11月28日

    オルガントリオ @ bar Burgler

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    きぐちさんおすすめの alto sax の酒井さんという人のライブがあるという話があって、そのお誘いを見たら、西麻布の bar Burgler というちょいと洒落た小さなバーでハモンドオルガンB3が置いてあってなんてある。ハモンドオルガンはすごく好きな楽器の一つなので、それを近くで聴けるというのもかなりいいなぁと思い、ぜひぜひとご一緒させていただいたのでした。

    これ、店内の雰囲気。入り口のところにいきなりハモンドオルガンがあって、その脇を通って店内に入っていく感じ。だから、演奏中は絶対に外からお客さん入れない。見ての通り、落ち着いて洒落た雰囲気。

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    このハモンドオルガンB3は、日本でも数台しかないようなものなのだそうで、今回はこれをフィーチャーした感じのライブ。酒井聡行(sax,flute)、中村新史(org)、タカノハシアキラ(ds)というトリオ。

    酒井さんのサックス、まずその渋いアルトサックスに目を惹かれます。で、このアルトを使って非常にパワフルでカッコイイ演奏をします、スバラシイ! 音の質も個人的にすごく好き、豪快だけど柔らかさがあるというかそんな感じ。豪快なブローも、フラジオを駆使した高音域での「泣き」もすごいかっこよかった。で、ソプラノも演奏していたのですが、これがまた全然違う。ぐっと優しい音になって、曲もそういうのを中心に。これから先の活動がちょっと見逃せない感じです。

    中村さんのオルガン、タカノハシさんのドラムとの相性もいい感じ。中村さん、なんかちょっとデビ伊藤氏を思い出すような感じ(失礼かな…)で、淡々と演奏されてるのが印象的。ハモンドオルガン、足元にも鍵盤がたくさんあってベース音を出すのですが、なんかその動きが気になって途中目が釘付けでした(笑)。

    またぜひ足を運びたいライブ&バーでした。

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    2004年10月30日

    華氏911

    華氏 911 コレクターズ・エディション
    マイケルムーア監督の華氏911を見てきました。賛否両論はあるとは思うけれど、少なくとも、自分にとってコレまでマスコミで見てきた情報とは異なる視点が示されていて、こういう情報があったのかという思いと、自分がこういった情報に今まで触れていない重大さを考えてしまう。

    戦争においては情報操作が行われがちなため、どんなに注意を払っていろんなメディアから情報を得ていたとしても得られる情報が偏ったりしがちである。ブッシュ批判などについては映像を巧妙に組み合わせているようで、どうなんだろうというところもあるけれど…この映画は少なくとも、情報過多な状況にありながら実は得られる情報の種類が意外と少ないという危険性を教えてくれるという意味で意義がある。

    また、テレビでは放送できないと思われる戦争の被害者の映像などが一部入っていて、それが自分には非常に衝撃的でした…いかなる理由があれ、戦争という手段で物事を解決することができるとは思えないし、「戦争は勝つことが勝つことが目的ではなく、それを続けることが目的である」という言葉が非常に重いと思った。

    Posted by thmiyake at 22:48 | Comments (0) | TrackBack (0) |

    2004年10月24日

    王立宇宙軍〜オネアミスの翼〜

    王立宇宙軍〜オネアミスの翼〜
    オネアミスの翼を久しぶりに見た。原作が出たのは確か 1986年で、映画の方は若干原作とは異なるものの、映像は細部にわたるまで非常にこだわっていて今見ても独特なリアルさを感じる。

    わかりやすいストーリー。実績もなく不必要なものとみなされている王立宇宙軍に属するシロツグは、退廃した街で神の教えを説く少女リイクニに出会うことで、人類初の有人宇宙飛行という偉業と名誉を成し遂げるために宇宙飛行士に志願して…みたいな。

    で、宇宙船が出てくるのだけれど、打ち上げ用のロケットエンジンなどは、ちょっと勉強した人が見たら、なかなかよく描かれているなぁと感心してしまうに違いないし、宇宙に関係したことがある人であれば、何かぐぐっとくるものがあると思う。技術や政治的困難を乗り越えて見事にロケットが打ちあがった時には、なぜか映画アルマゲドンを思い出してしまいました(あれは、わかっていながら妙に感動した(笑))。

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    2004年10月23日

    ガチャピン チャレンジシリーズ

    ポンキッキーズ21 30周年記念 ガチャピン チャレンジシリーズ
    ポンキッキでおなじみのあの緑のガチャピンが、やたらと運動神経がいいのを何かの番組で一度見て以来、気になっていたのです。そしたら、ビレッジバンガードで見つけてしまい、思わず即買い。

    ガチャピンが断崖絶壁をフリークライミングをしているさまは、緑の虫が壁を登っているようであり、それはホントに相当な壁だったりして、きっとめちゃ大変なことなのだけれど、あの声が聞こえてくるとたいしたことではないように思えてしまう。

    さんご礁の影から、緑の頭がむっくりと出てくるスキューバダイビング、ウェイクボードでは、波に乗るだけでなく宙を舞う技さえ見せ付け、それはホントに華麗ですごい。

    でも何より笑えるのは、ガチャピンがちゃんとした大会に出て競うシーン。まずモトクロス。あの短い足で特別に調整したバイクに乗り、エキスパートクラス(だから、おそらく一番上のクラス?)で、マジでやっている人たちをどんどんかわして行く様は、爽快であり滑稽。そして、スキージャンプ!、もうコレにいたってはありえない(笑)。ミディアムヒルのジャンプ台でホントに飛んでるし…

    で、頑張って努力しているシーンもちゃーんと映っていて、ジャンプではバランスを崩して、ごろごろと転がってしまうシーンや、フリークライミングでも思わず足を滑らせて(だって、足の底丸くて、岩に引っかかんないんだもの(笑))命綱で助かるシーンなんかもある。努力すれば何でもできるよってなメッセージも込められているみたい。

    同じ人が入ってるの? あの声の主がやってるの? あのシュールな表情がやってることとミスマッチでたまらなかったりして、何か笑えるのです。

    そしたら、こんなの見つけました ↓
    地球最強の生物、ガチャピンの雄姿を目に焼き付けろ!
    ガチャピンやりすぎです(笑)

    Posted by thmiyake at 23:58 | Comments (0) | TrackBack (1) |

    2004年10月13日

    ジョアン・ジルベルト JAPAN TOUR 2004 THE BOSSA NOVA

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    大変ありがたいことに、yuk1zo からチケットがあるので ジョアン・ジルベルト のライブを見に行かないかと誘いがあり、そりゃもうと行ってきたのでした。

    東京国際フォーラムが会場。演出の都合上ということで緑の非常灯も空調も落とされる。ジョアン・ジルベルトはもう80歳に近いとのことで、ゆっくりと用意された椅子に座る様子はやっぱりおじいさん。演奏をするときに、ちょっと右のひざをゆらゆらと揺らしながらノンビリと演奏してたりするのだけれど、その声も奏でられるギターの音も力強くそして優しい。もうこれは本当に気持ちいい。空調が効いていないためか、空気の流れがほとんど感じられず、蒸し暑さのせいと心地よい音楽のせいか、時々意識がどっかにいってしまいそうになったり…。

    1時間半ほど演奏して一度立ち上がって挨拶をしたジョアンに対して惜しみない拍手が起こり、その拍手を座って気持ち良さそうに聞いているジョアン。その姿は、椅子の上で気持ち良さそうに寝ているようにも見えて、すっかり動かない。それでも鳴り止まぬ拍手は 30分ほども続き、結局係員が席をまわって拍手をやめるよう促すことでやっと収まる。その後の最初のギターの音は、もうホントに鳥肌もの。あまりに暑い空間で乾いた喉、鳴り止まぬ拍手の音で麻痺した聴覚、そういったところに染み込むように音が入ってくるような感覚を覚えて、鳥肌がたったのだ。ここからの演奏はとにかくすごい。とめどなく演奏が続くのだ。こちらは座っているだけなのに、腰や肩が痛くなってくるし、頭はボーっとしてくる(だって、結局 4時間だから)。それでもジョアンが演奏する姿や奏でられる音楽に自然と集中せざるを得ないのだ。目が離せないというよりは、意識をそこから離すことができないほどすごいのだ。こんなライブは初めてな気がする。

    ホントに感動しました、行ってよかったよ、ホントありがと > yuk1zo

    Posted by thmiyake at 20:37 | Comments (2) | TrackBack (0) |

    2004年09月25日

    21g [21グラム]

    21グラム (初回出荷限定価格)
    21g [21グラム] を見ました。前半はいったい何が起こっているのかが全くわからない…クライマックスと思われるシーンが最初にくるのだけれど、それから時間をさかのぼっていく様子でもない。けれどそのうち、場面場面がどうもジグソーパズルのようにばらばらにされて構成されていることに気づく。するとそれ以降は、自分の頭の中でこの映画のストーリーが再構成されていき、一気にクライマックスに至る。監督のイニャリトゥの素晴らしいところは、そうやって気づきはじめる頃から、うまくその話が頭の中で再構成されるように断片を非常にうまい順番で見せているということ。これは、ホントに見事だと思う。この映画は、まずその構成方法に驚き面白いと思いました。

    話は比較的わかりやすい。重い心臓病を患い余命一ヶ月を宣告され移植を待つ数学教師のポール(ショーン・ペン)と、その病状を聞きつけて家に戻り彼の子供を切に望む妻メアリー(シャルロット・ゲンズブール)。ドラッグに依存していた過去を断ち切り、優しい夫と二人の幼い娘に囲まれて幸せな生活を送るクリスティーナ(ナオミ・ワッツ)。前科をもち、信仰に没頭することで心の平穏を保ちながら家族と貧しい生活を送るジャック(ベニチオ・デル・トロ)。交通事故でジャックがメアリーの家族を奪ってしまい、メアリーの夫の心臓がポールに移植されることで3人の人生が交錯していく…

    俳優陣の演技も見事。ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロの渋さ、存在感は圧倒的としかいいようがない。また、家族を一瞬のうちに奪われたときに見せるナオミ・ワッツの表現力なんかはホントに素晴らしいと思う。個人的にはシャルロット・ゲンズブールは演技とかおいといて(笑)、かなりいい感じです。ジェーン・バーキンとセルジュ・ゲンズブールの娘ってことなんでしょうか、やっぱり(笑)。

    Posted by thmiyake at 16:22 | Comments (0) | TrackBack (1) |

    2004年09月19日

    ヨルダン展

    世田谷美術館 で開かれているヨルダン展を見に行きました。ヨルダンと言えば…といわれても、アンマンがあって死海があって、イラクの隣国って他は、ハテ?というくらい予備知識のない国。だから、目的があって行ったというよりは招待券をいただいたから出向いたって感じ。

    が、なかなか面白い展示でした。電車などでの交通の便が不便な砧公園内にあるせいか、僕と同じようにヨルダンと聞いてもぴんと来ない人が多いせいなのか、日曜日のまっぴるまだというのに結構すかすかでゆっくり見れたのも幸い。

    紀元前8000年という時期から農業が営まれ、ローマやエジプトなどとの関係上重要な交易路である地域性からさまざまな遺跡が残っていたりして、ぺトラ遺跡、そうかこれってヨルダンにあったんだとかね。美しい民族衣装や興味深い石器など、展示内容もなかなか盛りだくさん。この地域は、安全が確保されたら一度ぜひとも行ってみたい地域の一つですね。

    Posted by thmiyake at 23:14 | Comments (0) | TrackBack (0) |

    2004年08月09日

    THE HORN OF HORNS 〜 FUNKY DYNAMITE 大感謝祭 〜

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    久しぶりにジャズ以外のライブを見る気がします。MASATOSHIさんお勧めの THE HORN OF HORNS ってイベント。出演は

    圧倒的に気になったのは、The Thrill。15人くらいのビッグバンド編成。チューバがいる(笑)。パワフルな演奏は、ジャズやロック、テクノなどをミックスしたダンスチューン、そこからかけはなれた変に落ち着いたMC、ちょっと場馴れした感じもあって完成度が高い。SOYSOUL、新曲を披露するよ〜って聴いてると、これはもう明らかに昔よく聞いた ESCALATORS の音。で、SOYSOUL のボーカルの名前を見て、ZOOCO って書いてあって、あ、やっぱり(笑)。解散していらい全然見ていなかったけど、変っていない。堀越さんってカッコイイのがいたけど、どうしてるのかな?

    すっかり楽しんでいたのだけど、難聴が始まったときと同じひどい違和感が耳に残ったので、メインの GREAT★JELLYBEANS を見ずに帰らざるを得ませんでした…。どうも、音響性外傷を負ったかもしれず、今朝もまだ違和感が残っているのがちょっと心配、やっぱり突発性難聴をやっていらい、どうも耳は弱くなってる気がするな…

    Posted by thmiyake at 09:27 | Comments (2) | TrackBack (0) |

    2004年07月26日

    ジョアン・ジルベルト再来日

    おや、ジョアン・ジルベルトが再来日するらしい。前回は、気になってはいたのだけれど結局いかずに終わってしまったので、今回はちょっと考えようかな。

    前回の来日が、奇跡の初来日なんて言われていたのを考えると、なんだかちょっとありがたみが無いような感じがしてしまう…、だからその言い方はなんかすごくイヤ。

    Posted by thmiyake at 23:53 | Comments (0) | TrackBack (0) |

    2004年07月24日

    半落ち

    半落ち
    「半落ち」を見ました。前から見たいと思っていたのですが、これはなかなか良かったです。あまり映画を見て、感動したりというのは少ないほうですが、じんわりとやられました。横山秀夫の原作が良いのだろうなと思います。

    寺尾聡さんの演技も良いのですが、樹木希林さんが飛びぬけて素晴らしかった。裁判での証言シーンでは、アルツハイマーという病気そのものや、それに関わる人たちを含めて考えさせられながら、樹木希林さんの演技にすっかり引き込まれました。

    ちょっと豪華すぎるキャスティングがちょっと濃すぎてう〜んという感じがしなくはないところがあるにはあるのですが、それでも感動します。良いです、コレ。

    Posted by thmiyake at 22:18 | Comments (2) | TrackBack (3) |

    2004年07月09日

    LOU DONALDSON QUARTET featuring Dr.LONNIE SMITH

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    Alligator Boogaloo で有名な LOU DONALDSON のサックスを BlueNote で聴くことができた。今回は、ハモンドオルガンを使う Dr. LONNIE SMITH を featuring したステージ。Lou Donaldson はもういいおじいちゃん。けれど、なかなかパワフルで深い音色を出すし、速いパッセージもこなす。でも、時々音をはずしちゃったり、疲れてしまうのかさっさと後ろにいっちゃったり、ステージから降りて残りのメンバーに演奏を任せちゃったりするのも何だかおちゃめ。ブルース (WHISKY DRINKIN' WOMAN) を歌ったり、大好きな Alligator Boogaloo を披露したりとなかなか楽しい。

    そして、オルガンの Dr. Lonnie Smith。白いあごひげをたくわえ、ターバンを巻いた姿はとてもミュージシャンとは思えない。この人のソウルフルな演奏は、Lou Donaldson のサックスをさらに高みへと導いている気がする。また、演奏するのが楽しくてしょうがないという感じがいい。演奏しながら「ナーナー」とか「ウーゥー」とかでかい声で歌っちゃってるのが聴こえてくる。

    ギターの Randy Johnston はなんだかトルシエ監督にそっくりで妙な感じがした。

    やっぱり生の演奏を聴くのは、とてもいい。音楽は耳だけで聴くものではなく。演奏者の話す言葉に耳を傾けたり、彼らの演奏する姿を見て一緒に身体を動かしたり、楽器の音を身体で感じたり、周りの雰囲気を楽しんだりとそういうものすべてが揃うとさらに楽しくなる。

    Posted by thmiyake at 00:15 | Comments (2) | TrackBack (0) |

    2004年06月15日

    ミスティック・リバー

    ミスティック・リバー 特別版 〈2枚組〉
    ミスティック・リバーを見ました。話は、ある殺人事件をめぐる3人の幼馴なじみの男の話。一人は警察、一人はマフィア、一人は幼児期に誘拐監禁された経験があり、そのおのおのの立場が殺人事件に絡んでいく。

    それぞれの俳優の演技が素晴らしく、特にティム・ロビンスは素晴らしいなぁと思うのだけれど、とにかくあまりに悲しいお話で、ちょっとつらくなる感じではあります。背負った運命があまりにも酷でそれがまったく救われていないところが、このあまりにも悲しい結末であって、それがこの映画の良いところでもあり、ちょっと悲しすぎるところでもあるのかな。

    Posted by thmiyake at 23:40 | Comments (0) | TrackBack (0) |

    Dzine 展

    米国の若手大型ペインターDzine(ディーザイン)の日本での初個展です。
    谷中に SCAI THE BATHHOUSE というところがあって、確かここは以前その名の通り銭湯だったところを改装したギャラリー。谷中の近辺は、おいしい和菓子とかもあるしそぞろ歩きにはもってこいな町だったりして、最近行っていないな。で、ここでいま、Dzine 展というのをやっているらしいのだけど、photo で何枚か見ることのできる色使いはとても好きだな、こういうの久しぶりに見にいくのも悪くないかな。
    Posted by thmiyake at 00:17 | Comments (0) | TrackBack (1) |

    2004年05月25日

    少林サッカー

    少林サッカー デラックス版
    DVDの整理をしてたら少林サッカーが出てきて、なんとなく観てしまったのが最後。結局面白くて最後までみてしまった。なんだろうなぁ、このバカバカしい面白さは。キャプテン翼の実写パロディ版みたいな感じで、人間が平気で空を飛ぶし、地面を削ってしまうようなシュートが打てたりするし、火が出たりするし。だけど、そんなことよりも出ている個性的なキャラクタが笑えるのだ。

    そういえば、これを新宿コマで観たときは、映画が終わった後に拍手が鳴り止まなかった。たぶん笑いすぎで泣いてた人もいると思う。映画が終わったあとの拍手って、後にも先にもそのときしかなかった気がする。とにかく見終わった後爽快になれること間違いなし。

    Posted by thmiyake at 01:05 | Comments (0) | TrackBack (0) |

    2004年05月23日

    GOOD BYE LENIN!

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    GOOD BYE LENIN! を観ました。話はとっても単純で、東ベルリンで暮らすある青年が革命を求めるデモに参加していたのだが、警察に逮捕されてしまう。ちょうど、その様子を目撃してしてしまった母が、ショックのあまり心臓発作で倒れてしまい昏睡状態になるのだが、その間にベルリンの壁が崩壊し、世の中はすっかり変わってしまう。医師にショックを与えないようにといわれた彼は、目を覚ました母に激変した環境を見せないように努力するのだが…って話。

    ほんと不器用なほど一途にそんな努力をする彼の周りはいつもドタバタで、笑いの中に家族愛がしっかり描かれていてなかなか面白い映画でした。ドイツ映画だけに、当事者から観た東西ドイツの統一ってこんなだったのかなぁ(特に、西側の文化や経済が押し寄せてくること)というのも感じられて、そういうところも興味深いのです。

    Posted by thmiyake at 18:53 | Comments (0) | TrackBack (0) |

    2004年05月03日

    たそがれ清兵衛

    たそがれ清兵衛
    たそがれ清兵衛を見ました。前日に梟の城を見てこりゃだめだめだなぁと3時間近く損をした(見始めてしまったものは気になって最後まで見てしまうたちなのだ…)などとぶつくさ奥さんと話していたのだけれど、こちらはなかなか面白かった。

    原作がそれなりに面白いのだろうと思われ、また真田広之や宮沢りえの演技がなかなか良い。貧しくもいかにも日本人らしい奥ゆかしい考え方や美しい立ち振る舞いなどがあまりわざとらしくなく(この点は極めて重要なのだと思う)表現されていて、それはきっと方言の使い方がうまいこともあるのだろうと思う。話は極めて簡潔でわかりやすく、そういう意味では人によってはぜーんぜんつまらん映画かも知れないけれど、映画の最後に清兵衛の娘が語る言葉になんだかじんわりとさせられるのです。

    Posted by thmiyake at 01:20 | Comments (2) | TrackBack (0) |

    2004年04月21日

    魂の重さは21グラム?

    21グラム という映画があります。relax の中で、ミルクマン斉藤が紹介していたこの映画、写真に惹かれて紹介記事を読んだのですが、その中で、

    1907年、アメリカはマサチューセッツの医師ダンカン・マクドゥーガルが、「魂は物質的存在である」という仮説のもと死の間際にある患者をハカリつきのベッドに載せて死を看取った。そうして6例のデータを検証したところ、死の直後に 3/4オンス…すなわち 21.3グラムの体重減少があったというのだ。つまり「魂の重さ」は21グラムなのだ、と。

    というくだりがあって、ものすごく気になってしまった。もちろん、上記に関してはその計量方法がいい加減だったりしたらしく眉唾らしいのだけど、21グラムという言葉が想像させる軽さやはかなさと、人間の運命の重さとか命の重さの対比が実に興味をひく感じである。頭で考えれば、魂の重さなんてあるはずないじゃんと思うのだけど、うーんもしかしてホントに計ってみたらちょっと軽くなったりするのかなとか。この映画、面白いそうな気がしてきた。

    Posted by thmiyake at 20:44 | Comments (2) | TrackBack (1) |

    2004年03月30日

    阿修羅のごとく

    新文芸坐阿修羅のごとくを見に行きました。向田邦子原作のこの映画、三女の滝子の呼びかけで久しぶりに集まった4姉妹は、父親に愛人と子供がいることを知ったことをきっかけに、各々の問題がいろいろと露呈していく。その過程というか生きざまが、優しくもあり時に兄弟がゆえに辛辣であり、そんな日常を、大竹しのぶ、黒木瞳、深津絵里が実にうまく演じていて、さすが!って思うのだが、四女役の深キョンはちと微妙、とはいえ他の3人がすごいだけにちょっと可哀そうではある。

    ちょっと昔の家庭のあたたかさの表現、ちょっとしたユーモアのセンス(例えば、秘書役の木村佳乃が首をかしげてこびるような笑みを浮かべる姿など)などが秀逸で、時間の長さの割には、見ていて全く飽きさせない楽しい映画でした。

    Posted by thmiyake at 00:05 | Comments (0) | TrackBack (0) |

    2004年02月28日

    藍色夏恋

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    藍色夏恋を見ました。

    新文芸坐の招待券をいただいていたのですが、時間がなく期限が切れる直前ということで、自動的にこの映画を見ることになったわけです。台湾の映画で女の子が見るとみずみずしい気持ちになれる人も多いだろうなって感じの青春映画。が、新文芸坐では、おじさんたちがたくさん見ていらっしゃいました。このあたりは、ちょっと独特な雰囲気。

    自転車で一生懸命走る姿や、胸に「魚」とか「88」ってでかでかと書いてあるダサい服などが素朴さを無理やり演出しているような気もしなくもないけれど、主人公の女の子はちょっと深津絵里っぽくかわいらしく、映像の美しさもいい感じではある。時間も短めで見終わった後もさっぱり。僕にはそんな感じだったけど、好きな人にはじんわりと効く映画かもしれないです。

    Posted by thmiyake at 23:37 | Comments (2) | TrackBack (0) |

    2004年02月22日

    日の名残り

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    日の名残り...THE REMAINS OF THE DAYを見ました。

    イギリス名門の貴族に仕える仕事一筋の執事の淡い恋のお話。主人と仕事に忠実な執事の役をアンソニー・ホプキンスが演じている。謹厳で気難しく物静か、また、何があっても自分の主張は抑えて、常に主人に従う、そんな雰囲気の演技はこの人ならでは。仕事ができ、しっかりした女中頭に淡い想いを持つのだが、その役のエマ・トンプソンもなかなか素晴らしい。

    イギリスの伝統を重んじた厳格さ、主人と仕事に忠実に生きる喜びと、逆にそのためにかなわぬ想いが交錯し、なかなか赴き深い作品でした。原作者が日本人とのことで、それもちょっとびっくり。

    Posted by thmiyake at 22:44 | Comments (0) | TrackBack (1) |

    2004年02月14日

    里見八犬伝

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    里見八犬伝を見ました。

    これ、面白すぎます。正直びっくりです、話そのものが面白いってのもありますが、真田広之、京本政樹、萩原流石、夏木マリら渋い面々の演技(めっちゃ若い)もよければ、深作欣二がメガホンをとっただけあって殺陣もよい。

    だけど…本当に面白いのは

    主題化が英語だったりして、なんだか雰囲気に全く合っていないところや、大蛇がへんてこりんな格好で飛び回ったり、すごく昔っぽい効果音など、あらゆる場面での間が抜けた感じがいい感じで脱力です。これ当時は大ヒットだったと思うのだけど、今見ると、ある意味めっちゃ面白いB級映画ともいえるかも。

    Posted by thmiyake at 22:20 | Comments (2) | TrackBack (0) |

    2004年02月11日

    MICHAEL BRECKER QUINDECTET

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    BlueNote で Michael Brecker のライブを聴いてきました。15人編成で、メンバーは Gil Goldstein(p)、Alex Sipiagin(tp)、Peter Gordon(frh)、Robin Eubanks(tb)、Bob Sheppard(fl)、Dan Willis(english horn)、Roger Rosenberg(bcl)、Joyce Hammon(vl)、Meg O'kura(vl)、Lois Martin(vla)、David Edggar(cello)、Adam Rogers(g)、Boris Koslov(b)、Antonio Sanchez(ds)、Danny Sadownik(per)。

    全ての曲を何かテクニックで押し切ってしまうような嫌いがあるけれど、それでもなお、そのうまさに身を任せて曲を聴いているのが楽しい。僕が好きで聴くようなジャンルではない気がするけれど、とにかく、恐ろしいほど多種多様な音(同じ楽器から出てきているとは思えない)、圧倒的なテクニック、熱いブローをすっかり楽しみました。

    さすがに卓越したテクニックで知られる人だけ合って、恐ろしく速いパッセージをいとも簡単に吹くだけでなく(奥さんは、指が20本あるみたいと言っていたが、本当にそんな感じ)、オルタネイティブフィンガリング、ファズトーン、コードアウト などなど、そういえばレッスンで聞いたなってテクニックがふんだんに盛り込まれていて、またそれがちょっと嬉しかったりする。

    実は、新作の「ワイド・アングルズ」をどっかで聴いたのだけど、いまいちピンときていませんでした、が、この人はライブで聴いてナンボなのかもと思いました。

    Posted by thmiyake at 01:27 | Comments (0) | TrackBack (1) |

    2004年02月08日

    どら平太

    どら平太
    久しぶりに家でごろごろとした休日だったので、HDDの中に入っている映画などを漁っていると、「どら平太」という映画が忘れられたかのように残っていたので見てみることにした。山本周五郎の原作で、役所広司が出ていることくらいしか知らなかった。

    これ、面白かった。話は単純、ヤクザたちと癒着したとある藩の不正を、江戸からやってきた新任町奉行の望月小平太が、豪快なやりっぷりで暴いていくって話。話が単純なだけに、軽妙かつ痛快に進んでいく話を楽しめます。

    ちょっとなぁと思ったのは浅野ゆう子の演技かな、この映画の中ではちょっとしっくりこないかな。とはいえ、何にも知らずに見て、得したなぁと思った映画でした。

    Posted by thmiyake at 18:26 | Comments (0) | TrackBack (0) |

    白い巨塔

    白い巨塔の映画を見てきました。昭和41年に作られたもので、白黒。ドラマに比べて話がすっきりとしているし、浪速大学、つまり関西の話に対してキャスト全員が関西弁なので(ドラマは、変に標準語)、わざとらしくない。関西弁でどろどろした権力争いをやりあうと、冷たくないというか余計に人間味がでる感じがしてちょっと不思議。30年以上前に作られたものであるにも関わらず本当に面白い。話の本質が人間の権力欲とかにあって、そういうのって時を経てもなお全く変わらない話だからだろうね。

    Posted by thmiyake at 01:23 | Comments (0) | TrackBack (0) |

    2004年02月05日

    タクシードライバー

    新文芸坐にタクシードライバーを見に行きました。この映画、トムスコットのアルトサックスで奏でられるテーマが好きで何度もそれを聴いたのだけど、肝心の映画を見ていなかったのでした。

    話はいろんなところにあらすじなり何なりが出ているので、それはそっちにまかせるとして、この映画で印象的なのは、音楽、それから退廃的な雰囲気をうまく引き出している映像美、それから若きロバートデニーロとジョディフォスターの2人。デニーロは、とにかくめっちゃかっこよく、特に、上半身裸で笑みを浮かべながらマグナムを構えるシーン(これは、確かサントラの裏ジャケットになってた気がする)は、ちょっとびっくりします(笑)、それから12歳半の売春婦役のジョディフォスター(当時13歳)の演技はびっくりするくらいうまい。

    面白かったですよ、これ。

    Posted by thmiyake at 00:40 | Comments (0) | TrackBack (1) |

    2003年12月29日

    浅川マキ・大晦日公演

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    奥さんのお父さんが知り合いの浅川マキさんのライブに誘ってくれました。僕は、浅川マキさんがどんな人か全然知らずに行ったのですが(というのも、テナーサックスの植松孝夫さんが出るというのが誘ってもらった理由でもあったから)、久しぶりにブルースを聴くことになりました。独特の歌唱法を持っている人で、かすれた感じでありながら、何か黒く艶っぽいものを感じさせる声と歌詞に結構ひき込まれる感じがしました。今日のライブの脇を固めたのは、Piano/Organ 渋谷 毅、Drums CECIL MONROE、Guitar 秋山 一将、Tenor Sax 植松 孝夫 といった人たちでした。中でも、植松 孝夫さんの Tenor は、センシティブで弱い音から Tenor らしく太く朗々とした強い音色が素晴らしく結構痺れるものがありました。また、ちょっと修行僧っぽい風貌がかっこいい。

    ライブ中に、タバコをぷかぷか吸ったり、演奏を始めた渋谷さんのピアノを途中で止めて「今日はちょっと気が変わったの」と言ってしまう浅川マキさん。なんだか、自由奔放でライブならではの空気を楽しむことができました。

    ライブが終わったあと、お父さんに連れられて、浅川マキさんのところに挨拶に行ったのでした。僕のことは既に紹介されていたようなのだけど、どうも「音楽をやっている」とだけ紹介されたらしく、それが「趣味である」ということが伝わっていなかったみたいで、「お父さんに迷惑かけないようにしなきゃだめだよ、ここにいるミュージシャンも大変なんだから」みたいな感じで、半分お説教されました(笑)。

    本当は、植松さんに演奏が素晴らしかったことなんかをお話したかったのですが、演奏後に楽器をスワブで手入れしていて、それが引っかかって取れなくなってしまったようで(僕も経験があって大変な目にあいました…)、あまり声をかけるのは何な状況だったので、結局あんまりお話しすることができず残念でした。が、なかなか楽しめたライブでした。

    Posted by thmiyake at 00:24 | Comments (0) | TrackBack (0) |

    2003年12月23日

    銀河鉄道999

    この作品は、松本零士の同名ヒット作を原作に、TVアニメ化に続いて1979年に製作・公開された劇情用長編アニメーションです。…

    テレビをつけたら、偶然、銀河鉄道999の映画が始まるところだった。題名を見たら「さよなら銀河鉄道999〜アンドロメダ終着駅」とある。そういえば、僕らの世代だと、たぶん大部分の人が見たことのあるこのアニメ、実は結末を知らないぞと思い、なんだか引き込まれるように2時間見てしまった。機械の身体を手に入れるためのアンドロメダへの旅だと言うことはわかってはいたが、ラストは結構深い話でした。

    ここからは、ネタばれだよ

    機械の身体によって永遠の命を持った機械人間の楽園を作り出したのは、メーテルの母親であって、だけど、永遠の命は幽霊列車によって運ばれる人間の生命エネルギーを吸い出して作り出されるカプセルを食べることによってまかなわれる。メーテルはそのことを知った上で鉄郎と旅していたわけであり(だから、いつも遠い悲しい顔をしていたのかも)、鉄郎は当然、終着駅アンドロメダで人間が機械人間のエネルギーにさせられる工場を見てそれを破壊する。メーテルもまた、鉄郎との旅の中で、人間の素晴らしさを知って母(とその星アンドロメダ)を破壊する決意をする。また鉄郎の父親は死んだと思われていたが、実はメーテルの母親とともに機械人間の楽園を作り出した騎士であって、鉄郎は知らずに自分の父親と闘って倒す。鉄郎は、アンドロメダで救い出した人たちと地球に戻るのだが、メーテルはここで鉄郎と別れる…

    てな感じで、結構深い話だったのでした。子供の時分に見ても理解するのは難しいけど、何かを感じるだろうなと思うような SF。かなり楽しめました。

    Posted by thmiyake at 21:32 | Comments (0) | TrackBack (0) |