2008年05月13日
ミーティング…ミーティング…
スウェーデンに来たタイミングと、いわゆる「ラインマネージメント」を始めたタイミングが一致してしまっているため、一概にこれから述べる違いが日本とスウェーデンの違いと位置づけてよいものかちょっと微妙なところがあるのだけれど(しかも、スウェーデンの中でも自分の会社独特なものかもしれないし)、とにかく自分の中でココで働き始めて最も驚くべき違いと感じていることの一つはミーティングの多さ。
うちの会社のスウェーデンオフィスでは「ラインマネージメント」に入ると、すさまじい数のミーティングをこなす必要が出てきます。いわゆる定例のミーティングだけで 1週間の半分の時間が埋まっていて、それ以外のミーティングが入ることで、1週間の約8割の時間がミーティングに使われると言っていいと思います。もちろん、単に聞いていればいいミーティングは少なく、自分のアクティブな参加が必要なものが大多数。
難しいのは、それらのミーティングの準備をいつするかと、ミーティングで出てきたアクションポイントなど含めて自分の仕事をどのタイミングで行うか、そしてミーティング中も平気でかかってくる電話をどう処理するか。コチラの人を見ていると、ミーティング中でも電話の相手が重要と考えると平気で電話を取って席をはずして話し始めたりします。また、ミーティングが自分に関係しないと思ったら、遠慮なく席を外していなくなってしまったり、そもそも出ないってこともあります。逆に言うと、ミーティングに出ている人は非常にアクティブ。
ミーティングでは、非常に集中的な議論が行われることが多いのだけれど、面白いのは必ずしもそれが「効率的」であるとは思えないところ。ほとんどの人がぎゅうぎゅうに詰まったスケジュールをこなすことにこだわるあまり、大事な議論が途中で切られちゃったり、一方で非常に些細な議論が白熱してしまって肝心なことが決まらなかったり。
今の自分は、その議論についていくのに相当な集中力を必要とするし(言語の問題もあるし、議論が白熱していろんな人が同時に話をすることが多い)、まだ自分が慣れていない仕事の件であったりするので、ミーティングが終わると本当にヘトヘトになります。そんなミーティングを 1日にそれなりの数こなす必要があって、帰り際はヘロヘロだったりします。仲間はそんなミーティングを終えて帰っていくのだけれど、自分はその後それなりにラップアップをしないと次のミーティング時についていけなくなるのでつい残業をしてしまうのだけれど、「帰れ」と怒られたりします(笑)。
なのですが、実は多くのマネージャは早く帰ってはいますが、その仕事の多さからどうやら家で仕事をしている人も多数いるように思います。特別な事情が無い限り残業はその人が「仕事を時間内こなせない」ということを暗示してしまうようで、どうもそういう風に見られないようにするためか、あるいは家族との時間を最優先するためか、家に仕事を持ち帰るということを結構やっているように見えます。そういった努力を見せないところがスウェーデン人らしいと言えばそうなのかもしれません。
Posted by thmiyake at 2008年05月13日 23:11お手数ですが Trackback する記事にはこの記事へのリンクを含めてください
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ども。
マネージメントお疲れ様ですー。
これが私がやってたプログラム屋稼業の立場だと、感覚がまったく逆になるのが面白いところです。
日本に居た頃を思い出すと、末端の人間までやたらミーティングが多くて(+準備で)開発作業に時間が取れずに残業でこなすなんてことが多かったように思います。帰国してかなり改善されたと思ってますが、それでも、無駄なミーティングを減らそう、というのが丁度昨夜の上司+同僚との飲みニケーションの話題でしたわ。
スウェーデンに居た頃は、開発作業に対しては効率的に集中することができたので、その点は良かったなぁ、と思い出します。後半は、チームリーダーになってミーティングが多少増えましたが。
ミーティングでいろいろ決めてくるのが(ラインまたはプロジェクト)マネージャーの仕事だと理解しています。全く別稼業になるから、俺はマネージャーにはならん!と公言してるスエ人は多かったです。実際、いろんな情報を末端まで共有する必要がない(仕事を増やしたくない)なんて雰囲気もありますよね。
スウェーデン人のミーティング、、、全然結論出ませんね><; これがデンマーク人だと全く違うそうなので、「北欧」で括れないのが興味深いところです。
Posted by: ko@omori at 2008年05月16日 00:47どもども。
そうかも、確かに開発者の人はほとんどミーティングないです。極力少なくするよう自分も努力をしています(笑)。おそらく、チームリーダーだとしても、その数はそんなに多くないよね。
一方でマネージメント側のミーティングの多さは、スウェーデン人もさすがに辟易としているのか、以前別の部署のマネージャと話しているときに「ミーティング多くない?」って話をしたら、苦笑いしながら激しく同意してたよ。
そして、ko の言うようにマネージャは全くの別稼業だね、そしてそう認識していないとかなりしんどいです。良いか悪いかの議論はおいておいて、責任範囲を超えた仕事をさせない、そして自分もしないってことが暗に求められるかな。
そうそう、スウェーデン人のミーティングって何で結論出ないんだろうね、一応アクションポイントとか作るけどね。議論することが目的になってるんじゃないって思うことも時々。
Posted by: みや at 2008年05月18日 19:47
