2007年10月26日
モロ噺 KATARI 11 @大江戸上野広小路亭
ゲストに春風亭昇太さんを迎えてのモロ噺。あまり広くない上野広小路亭なのでお客さんでぎっしり。ふと、酒井敏也さんがあの独特なふわふわした感じで登場、今日は特に話すわけでも無いのだけれど、全員同い年のモロさん、昇太さんと一緒の舞台に立ちたいって感じでの登場?
ブログに載せたいんですよ〜と一番前のお客さんに携帯を渡して自分の写真を撮ってもらうと、じゃあお客さんも撮ります?と撮影会スタート。師匠も撮られるの好きだからいっせいにフラッシュなんかたいて派手な感じで、じゃぁ、師匠出てきてくださいよ〜って感じで昇太師匠も登場。
途中で席を立たれると噺がつまんなかったかなぁとか、アンケートの内容を激しく気にするとか「モロさんとっても気にし〜」なんですよって話しなんかをしていると、「こらこら着替えてるのに勝手に…」みたいな感じで背広姿のモロさんも登場。じゃあ写真とったら電源切ってくださいねって感じでスタート。
モロさんの「サラリーマン落語」の最初は、「宿屋の仇討」。宿屋で静かに休もうとする侍が隣の部屋で三人の江戸っ子が騒いでいて寝られない、っていう古典落語を、新幹線のグリーン車を舞台に出張帰りで疲れてゆっくり休みたいっていうサラリーマンに置きかえて。
がらがらのグリーン車車内なのに、ナゼか数人のお客が前後の席に指定されたりする車内。そんなで、ゆっくり休みたいサラリーマンの後ろには、営業で思わぬ戦績を上げて大盛り上がりの 3人組みのサラリーマン達の大宴会。あ〜あるあるって思わず頷きたくなるところがサラリーマン落語の面白いところ。
続いて昇太師匠。「モロさんいいなぁ。古典を現代風に置き換えるのは楽でいいなぁ。自分がやったらばれちゃうからねぇ」なんていなしておいて(笑)、「おやじの王国」の始まり。これも家庭で迫害されるオヤジの悲哀を描いたもの。家庭で狭い思いをする典型的な展開でありながら、どこかの家庭を覗いたんじゃないのってくらいの描写力。2時間もかけて会社から帰宅したお父さん、
「ぴんぽ〜ん」
「…」
「ぴんぽん、ぴんぽん」
「…」
「…くっそ〜、テレビの音してんのわかってんだぞ…ぴんぽんぴんぽんぴんぽ〜ん」
「…」
鍵出してがちゃがちゃ…
『鍵持ってる自分が情けない…』
「うるさいわねぇ、テレビみてんじゃない」
「なんだ、迎えにくるくらいしろよ…なんだ、メシメシ」
首を突き出して、料理の場所を指す嫁
「この料理何?」
「家庭料理」
「料理の名前を聞いてんるんだって!」
「長ネギと白滝を甘辛く煮たもの」
『…なんだよその名前、そんな名前の料理あるのかよ〜…すき焼きだろ…肉だけ食いやがって〜!』
なんて感じで始まる展開。ずーっと爆笑。
モロさんが再度登場、今度は「井戸の茶碗」のサラリーマン落語。貧しい浪人の千代田卜斎が正直な屑屋に払い下げた仏像の中から五十両が出てくる。その五十両を巡る人情噺。これを正直なちり紙交換屋さんと、不正から足を洗った政治家と、頑固で昔かたぎのじいさんの間で繰り広げられる噺へ。これもなかなか笑えました。
Posted by thmiyake at 2007年10月26日 23:49お手数ですが Trackback する記事にはこの記事へのリンクを含めてください
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