2005年08月03日
ざりがに そして シュールストレミング
まったく怖いもの見たさというのは、よく言った言葉だと思う。一緒に出張に行った Yくんのまさに怖いもの見たさの提案によって、赴任中の Kくんとともに、スウェーデンと言えばという ざりがに と シュールストレミング を食べることに。
まず、ざりがにのほう、夏の真っ盛りに大量のざりがにを肴に強いお酒を飲みまくって陽気になるようなお祭りがあるらしく、まぁそのときくらいしか食べないものなんだろうけど、スーパーに行くと冷凍ザリガニやら缶詰みたいのがうっている。お手軽な缶詰みたいのを買ってきて、Kくん宅で開けて一口放り込むもなんだか川臭いというか独特なにおいがあってそのままでは食べられなそうなので、即席で炒めものに。一応なんとかなるけど、えびの方が美味しい(笑)。
で、シュールストレミング。これを一度既に体験済みの Kくんから、家で開けるのは絶対お断り、家の前でもお断りってことで(笑)、近くの公園に深夜男3人で、こんな感じでいい感じに膨らんだシュールストレミングの缶と、きっとこの後捨てられてしまうであろう缶切りと、付け合せで食べようっていうパンを持っていく。
当然開けるのは言いだしっぺの Yくん。缶切りを使うもなかなかあけることができないのは、腰が引けてしまって力が入らないせい?、でもそうこうしているうちに、「ぷしゅーーーーーーっ」という音とともに缶から灰色の液体が飛び出した!、思わずみんなのけぞってひるんでしまって、その瞬間の写真は残念ながらとれず。が、次の瞬間、すさまじい腐乱臭があたりに漂いみんな笑いながら顔をしかめるしかない(苦笑)。世界最強といわれるだけはある、ホントにすごい臭い。
缶のふたが缶の中に落ち込んでしまったので、それを自分が外に出そうとしたのだけれど、中のどろりとした液体に思わずびっくりして手を鼻に近づけると、びっくり、笑うしかない。ようやくふたを外して出てきたのがコレ。見た目は想像していたよりも悪くない(というのは、以前テレビで見たときは、中身が溶けて骨だけになっているのを見たことがあったから…)。
恐る恐る手でつまんでみると、にゅるりとした感触が…ちょっとこれをダイレクトに口に入れる気にはどうしてもなれないので、それをパンにちょっと塗りつけて食べてみた。めちゃめちゃ塩辛い。アンチョビを何倍も濃縮したような味とともに、その味をかき消すようなすさまじい臭いが口の中で広がる。こりゃすごい…けれど、魚そのものを口に入れると、むにゅりとした食感の後に変に骨がひっかかったりして、もう最悪。一口でギブアップ。いいだしっぺの Yくんも同じようにギブアップ。大量に残ったシュールストレミングは悪いけれど、ビニールで厳重に包んで公園のふたつきのゴミ箱へ。
Kくんは、友達の前で食べると行った手前、これを一匹食べたのだという。ほんとにコレは尊敬に値する。その日は、いつまでたっても手についた臭いが取れないし、息も変だし、口の中もずーっとおかしいまま。その場の苦しみもさることながら、しばらくそれが忘れられないくらい残っちゃうのもシュールストレミングのすごいところかもしれないです(笑)。
Posted by thmiyake at 2005年08月03日 15:00お手数ですが Trackback する記事にはこの記事へのリンクを含めてください
Trackback URL: http://thmiyake.dyndns.org/blog/mt/mt-uyjshhdjgh.cgi/814
どんなに食いしん坊でも,これだけは食べられないよなぁ…ネタとしては最高です!
一匹たべたKさんはすごいネ。
服とか大丈夫だった?
Posted by: at 2005年08月04日 19:45あ,名前書き忘れてました。すんません。
「どんなに食いしん坊…」と書いたのはおいらです。
お腹は壊さなくても、、、
次の日分かります・・・
怖いモノ見たさでも、食の概念壊すのでこれだけはお勧めしません!
〜肉とジャムを一緒に食べる北の国から
これだけは食べられない? もしかして、これトライしたことがあるってこと?
服は大丈夫だったけど(恐れをなして、Yくんの後ろに陣取ってた(笑))、液がふきだしたとき、ちょっとかかってたよね、あれ大丈夫だった? > Ko
食の概念を壊すって、そうね。そうかもしれない。ちなみに、Lund 在住 Sさんは、臭いは平気だった言ってたよ。でもあの食感とか味は無理だとか。他の連中もほとんど食べたこと無いみたいね、基本的に南の人たちは食べないんだね。
Posted by: みや at 2005年08月05日 18:12文字を追うだけで匂いがこびりつきました。
食べるにも覚悟がいるサカナなんですね。
私は映像や写真でしか見たことが無いのですが、
死ぬまで食べないでおこうと、
みやさんの記事を見て心に決めました。_l ̄l○
こわい、こわい。
コメントありがとうございます > しいたけさん。
そんなこと言わずに、機会があればぜひぜひ試してみてください(笑)。くせになって好きになっちゃうかもしれないですし。
Posted by: みや at 2005年08月09日 01:50初めて書き込みます。シュールストレーミング、すごいですね。何でこんな凄い物が缶詰になっているのでしょうか。一体、どんな人が食べているのでしょうか。ひょっとして、納豆みたいに、慣れたらこれが好きだという人がいるのでしょうか。不思議です。
Posted by: 抹茶 at 2006年03月18日 20:02はじめまして抹茶さん、コメントありがとうございます。
言われてみると、これ好きって人聞いたことがありません(笑)。スエーデンでも特に北の人たちが食べるということを聞きましたが、それもパンに少量ぬって食べるとか、たぶんそういう食べ方みたいです。
きっと、納豆みたいなもんなんでしょうね。でも、納豆どころの話ではないことだけでは確かです…
Posted by: みや at 2006年03月18日 23:12友人が手に入れ、みんなで試食会をしました。
もちろん野外でしたのですが・・・臭い。今まで嗅いだことのない強烈な臭い。
手に付いたら、またひどい。
味も・・・ひどい。塩辛い。ひどく塩辛い。食感がひどい。にゅるりとして、噛めば臭いが・・・しかし、噛まないと飲み込めない。
何切れか食べてみましたが、慣れない味でした。
同時に、くさや・臭豆腐も食べたのですが、シュールストローミングを食べた後だと、普通においしく食べることができました。
しまさん、こんにちは、コメントありがとうございます。
良く思うんですが、「手に入れる」ってどうやって手に入れたんでしょう…もしかして、あれを飛行機の中に持ち込んだとかいったら、かなーり危険ですよね(笑)。気圧が低いので、バンなんて破裂したりして。
日本でも船便で送られたものが手に入ったりするのでしょうか?といって、全然いらないですけどね。
ところで、「同時に、くさや・臭豆腐を食べた」ってなんか、すごい試食会ですね…
Posted by: みや at 2006年04月10日 01:07みやさん、こんにちは。
友人は、日本にはシュールストレミング大使という人が仲介してて、そこから買ったといってました。
たぶんここです。↓
http://www.duva-lulea.com/
人生で一度は挑戦してみてください。ネタになります。
Posted by: しま at 2006年04月11日 10:08日本でも売ってるんですね。。。
因みにみやさんが挫折したのは多分別のメーカーですね。
しかし、「高級」ってのが気になります。
明日ストックホルムより300km北の出身という同僚に聞いてみようと思います。「あんなゲテモノに高級も低級もあるのかいな?」と。
来月ご用意しておこうかなぁ。>みやさん
こんにちは、しまさん。
これ日本でも購入できるんですね。全然知りませんでした。情報ありがとうございます、でもなぁ(笑)
ko@スエへ
「高級」って響きは確かに気になるよね。腐り具合が最高みたいなかんじなんかなぁ。じゃ、「家の中 or ホテル」でパーティ?
Posted by: みや at 2006年04月12日 08:38お昼に北出身の同僚に聞いてみたら、
「おれ、シュールストレミング好き!」との返答。そういうスエ人に初めてお目にかかりました。
高級とか低級とかってあんの?と更に聞いてみたら「聞いたことない。缶の大きさが全てじゃない?」とのことでした。
南の方のスエ人は、日本人と同じで「ネタな食べ物」としか考えてません。
おー、好きな人はっけん! くさーとか言いながら美味しそうに食べるのかな。
南の方の人、確かに同僚に聞いたときに一人としてすきって人いなかったなぁ。言われてみると、食べた自分たちがネタになってたから、そんなもんなのかもね。
Posted by: みや at 2006年04月15日 08:51
